丸の内 テニスカフェ

malibu string labo.

Babolat VS 130×125

2020-05-23 | ガット張り 


現在ラボのハイブリッドは基本、バボラVS×アルパワー(ラフを含む)と、ポリで同じ銘柄のゲージ違いとラフ×ノーマルにほぼ限定されています。まあ最近、誰も他の組み合わせを指定しなくなったというか、僕が勧めないのでw

で、今回マリブ・ストリングラボが提案するハイブリッドとしてナチュラルガットのクールブリッドを試してみることにした。まあ高額過ぎるのでハッキリ言って今回限りになるとは思うのですが、アマチュアストリンガーの場合根本的にデータの蓄積自体が貧弱なので、こういうのもやってみること自体に意義がある・・かもしれないw

バボラのナチュラルは大まかに言ってトニックとVSの2種類があって、たぶんショップで張ってもらっている人の多くはトニックを使っていると思います。で、ナチュラルガットってのは柔らかくホールド感がある上に弾力があると思っている。もちろん間違ってはいません、とりあえずナチュラルガットですから、最も新しいルキシロン・ナチュラルもそんな感じです。

ただ、メチャクチャ高品質だったボウブランドのチャンピオンシップやパシフィックのオレンジブルを使ったことがある人にとっては、それに加えてシャープな打球感と、なによりも手に伝わってくる情報量の違いってのが今でも記憶に残っているんじゃないかなと思います。

バボラ・タッチVS(旧VSチーム)の場合、125はそれに迫る感じはあるもののシャープさとパワー感がちょっと劣る気がします。そして、130はパワー感はあるもののやはり硬過ぎる。で、中間のゲージがあればなと思っていた。まあ、あくまで個人的な意見ですがw

と言う訳で、中間のゲージってのは入手不可能なので、ハイブリッドにして試してみることにした。これまでの経験からメインガットに130、クロスを125にしてみました。

試打用のラケットはRF97レーバーカップエディション(レッド)です。

クロスもナチュラルなのでトップダウンです。

張る前にハンドストレッチはしますが、ナチュラルだからといって特別なことはしません、ラボでは普通にクールストリンギングです。

と言う訳でラボ主催の試打会(こじんまりとですw)をしたのですが、
おお、ナチュラルってこんなんだったよなあ・・とか、
うわっ、ホールド感が凄いのにボールが軽く感じるなあ・・とか、
打球感も飛びもちがうなあ・・とか、
で、まあ、結局のところ今のセッティングでイイかな・・とww

僕個人の意見としてはですが、ナチュラル独特の金属質の高音な打球音、ボールを重く感じさせないナチュラル特有のホールドと反発力、そして手に伝わってくる繊細な情報量、やはりシンセティックには未だ比べるに値するストリングは存在しないなと再認識しましたが、それでもまあ僕も今のセッティングでイイなと・・w 現在僕のお気に入りはチューンドアルパワーです。


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バボラ トニックプラス (2)

2018-01-22 | ナチュラルガット

バボラ トニックプラス ボールフィールです。

VSタッチ(画像右)と比べると、

手で触った感触はVSに比べると若干ザラツキ感があります。
消毒液臭はVSと同じw


拡大画像

表面の凸凹は思ったよりも小さいが、これがザラツキ感の原因ではある。
それと、光の反射の違いで白っぽく見える部分がある。
その部分を特定した画像がコレ。

こういう部分がけっこう多くあります。

スリクソン REVO CV3.0 に張ってみた。

クロスはアルパワーです。

VSタッチを同テンションで張っているスリクソン V3.0と打ち比べてみると・・・

フレーム特性の違いは確かにあると思いますが、打球感はVSとは明らかに違い、シャープさに欠け、もっさり重く感じます。良く言えばマイルドと言えなくもないですが、手に伝わってくる情報量が違うと言えば解りやすいかと思います。まあ、ゲージが太いということもあるでしょうが、やはり同素材なので品質と加工の差が大きいと思います。それと、この品質でゲージをこれ以上細くするとたぶん切れやすくなるので、バボラブランドの製品として市場に出すにはリスクが大き過ぎるのかもしれませんね。

パシフィック・プライムガットが市場から消えてしまった今となっては、バボラVSしか選択肢はなくなってしまったかなと、個人的にはそう思います。

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バボラ トニックプラス

2018-01-18 | ナチュラルガット


トニックプラスは僕がナチュラルガットを購入しているショップでは、VSタッチとの価格差は350円位でしかないので、今まで購入しようと思ったことはありませんでした。ところが最近、偶然入った大手スポーツ店で何故か大安売り(66%OFF)していたので、VSとの差はどんなものなのか比較をするために購入してみた。

と言う訳で、次回は購入したばかりのスリクソン・レボCV3.0に、アルパワーとのハイブリッドでのインプレを予定しています。


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Bow Brand Championship × ALU POWER

2013-04-17 | ナチュラルガット


ナチュラルを使うのは、今のところウチのクラブでは僕と、トーキョー帰りのY氏だけです。
二人でせっせと上物のナチュラルを消費しているのだ(笑)

で、この組み合わせですが、彼はこれまでメインにトニックを使っていたので、ヤッパイイと言っております。
ボールのノビと、つかむ感覚が良いそうです。 ストリンガーのウデはガットの品質で少しは相殺できたかなあ・・

このボウのチャンピオンシップですが、バボとちがってコーティングが少ない感じですね。 バボのVSにくらべると、ヨリがほどけやすいような気がします。 その分イイカンジなのかもしれないです。

僕は次回、チャンピオンシップとレーザーコードのハイブリッドをグラファイトで試す予定なのだ。
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HEAD YouTek RADICAL MP

2012-10-23 | ラケット 


最近、大都会トーキョーから大イナカに帰ってきたばかりのY氏のラケットなのだ。 某超有名店の関係者だったらしく、ここらへんのただのテニス好きのオジサン達とちがってちゃんとしたテニスなのだ(笑) 本当にテニス好きで、いつもニコニコしてて、テキトーテニスの僕と組むと二人で笑いっぱなしです、ワハハテニスなのだ。



メインがトニックで、クロスはアルパワーです。 う~ん、こりゃさすがなのだ。 僕が張ってもいいのかぁ(笑)

見たところほとんどヘコタレてないので、どんなものかとナイショで2、3球サーブしてみたら、これがメチャクチャいい打球感でした。 ユーテックラジカルMPってこんなにヨカッタのかって・・・、ラジカルはOSだと思っていましたが、う~ん・・・ こりゃホントにハサミ入れていいのかと思ってしまった。

で、僕が張ったのがコチラ


テンションとメインがナチュラルという以外、あとはおまかせということだったので、メインがVSブラックで、クロスはブラックヴェノム125です。 そりゃもう、僕の場合は見た目とガットの質だけで勝負なのだ(笑)

ただ、このラケットはこれまで色々なヒトが張ってきたのでしょうね、ストリングガイドがダメになっていました。 ストリングガイドってのは張りクセがつくので、無い方がいいなと何時も思うんですけどねぇ・・・ 

このサイズのラケットでメインが18というのは、VSだとハーフでちょうどピッタリの長さですね。 
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最近のガット張り

2012-05-20 | ガット張り 
と、エラソーに言っても、クロスを張る時にセッティングオフオウルをあまり使わなくなったというだけで、お気楽ガット張りもついにここまで来たかってなところですw 最近、一部のラケットを除いて、クロスガットを引っ張る時に、目を真直ぐ揃えるのにオウルではなく、指でガットをチョコチョコつまんでいます。 もちろんメインはな~んもしません。 もうほとんど、キカイにおまかせ状態です、ハイ。

まあ、オウルでカシカシカンカンやることが少なくなったので、静かになったのだw で、これまでそれこそイロイロな張り方を模索してきたのだけど、まあどうやってもたいして変わらなかったですね。 結果的にどんどんシンプルになってきたのは、こりゃもう必然と言うべきだなw

まあ、いつも思いっきり反論されていますけどね、これでいいのだw

で、メインがトップ側で終わるラケットは、バボラと一部のラケットを除いて基本2本張りで下から張っています。 何故かと言うと、1本張りの場合、トップ側はボトム側に比べてホール間が狭くなっていることが多く、回し込むホールによっては陥没しそうになったり(実際はそんなことはナイとは思いますが・・)、ユルミが大きくなったり・・、ここの処理はモデルによってはちょっと悩みどころだったので、メンドクサソーなのはとりあえず2本張りで下から張ろうとw もちろんハイブリッドは例外を除いてすべて下からです。 

えー、何時も言ってますが、僕はフレームの負担とかメンドクサイことは一切考えませんからw  まったくもう、世間様の流れに完全に逆らってますけどねw




で、画像は旧フェデラーモデルなのですが、JPスペックのくせに358gもある。 もちろん鉛を張っているのですが、コイツはグロメットの下とグリップの中に張ってあります。 プロショップではよくやることなんでしょうが、ちょっとそうとうに凝ってますねえ。 まあ、フレームの外周に鉛を張っているので、USスペックより慣性モーメントは大きいでしょうけどね・・・ ブッ叩くにはイイのだけど、柔らかく打つのはタイヘンなんだよと言っていますw




で、僕にコレヤッテクレーとか、気軽に言わないようにw 元の持ち主は1部リーグで活躍していたヒトで、その頃は某メーカーのストリンガーさんがチューンして、ナチュラルをATWで張っていましたから。 現在のオーナーはそのテニス部の初代キャプテンです。

で、2本持っているうちのメインラケットにしている方のセッティングが、メインがトニックで、クロスがアルパワー・ラフというフェデラーっぽい仕様で、これがいいんですよ!と言うもんだから、もっとイイのを張ってあげるよと、雨用にAKプロを張っていた方を、僕の手持ちのガットで張り替えたのがこれです。

まあ相手がトニックとアルパワー・ラフですから、結果は最初から解り切っていた事なんですけどねw 今回の使用ガットは、メイン:VS(Black)、 クロス:ブラックヴェノム125ですから。 もちろんクロスは下から張り上げています。 それと、メインガットのタイオフはクロスガットにしているので、フェデラーモデルのハイブリッドだからといって3本重なるということはないです。 まあアッチは普通に3本重なっているし、オールブラックのコッチの方が見た目もクールで圧勝なのだww

ただ、いつも言っているように、誰が、どんなマシンで、どんな張り方しても、打球感なんてたいして変わりません。 打球感はラケットとガットと、せいぜいテンションで変わるだけです。 もちろんコノミはあるでしょうが、イイモノはイイ、それだけです。 今回はそれを確認するいい機会でしたw まあ僕みたいなアマチュアの場合は、と、一応言っておこうw
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