以前このブログで、グロメットのフレア加工の仕方についてちょっと説明したのを覚えているでしょうか。 普通、工場には専用の高周波ウェルダーなんかがあったりしてカンタンに加工できるのでしょうが、新品はともかく交換用グロメットは当たり前ですがフレア状にはなっていません、ホールに入りませんからねw
で、高周波ウェルダーはちょっとシロウトには手が出ないので、十和田技研のヒートペンとかも考えたのですが、僕はケチなので手持ちのハンダコテとライトコントローラーを組み合わせることによってフレア加工に成功した(過去ログ参照)という訳だったのですが・・・
ところが、アキッポイ僕はそういうメンドクサイことはキレイサッパリ忘れていて、最近ナチュラルを使い始めて、自分のラケットを見ておおそう言えばとw
と言うのも、バボラのドライブ系でハイブリッドにする場合、オリジナルでもクロスのボトム側のタイオフホールだけは何故かほんのちょっとしかフレア加工していません。 で、ここはメインガットとのスキマがほとんどないため、普段ここのタイオフはエイトノットにするのですが、ナチュラルガットをクロスに使うとそうもいかないのだった。 まあエイトノットでもいいかもしれないとは思うのだけど、やはりダブルノットかパーネルノットが無難でしょうね。 で、僕はこういう些細なことにちょっとそうとうにコダワル性格なので、久しぶりにフレア加工をすることにした。
まず、ドライブ系の場合、ここのグロメットはちょっと長いので、とりあえず1mm位カッターナイフでカットして短くしてから広げます。
ハンダコテだけでは広がりがややアマイので、熱く柔らかいうちに球状のモノでグリグリするといいと思います。 僕の場合は身近なモノ、愛用のオウルのオシリの部分を押し付けて形成しました。
これでクロスのボトム側でダブルノットやパーネルノットが使えるようになります。
今回はメイン・VSタッチ、クロス・ブラックヴェノムラフなので、フレア加工をする必要もなかったのですがw
しかしまあ、ヘンなことにこだわらないで、7Tをグリグリとオウルで広げた方がカンタンではありますねw