イイカゲンでテキトーなホームストリンガー malibu です。
タマ~に気が向けば、ガット張りのおけいこをします。
海外ではクロスを上から張るのが主流みたいなので、一応僕もずいぶん前から試行錯誤を繰り返して来たのですが、しかし、僕の使っているマシンでクロスを上から張る場合、テンション操作ナシだとどうしてもトップ側が広がり、ボトム側が痩せるという変形をするので、ここは逆転の発想でマシンのセッティングを変えて再度試してみることにした。 とにかく、不良在庫のガットはホントに山ほどあるし(笑)
メーカー(東洋造機)指定のセッティングは、GM1400 も ES5PRO もポストの位置はバドは一番内側に、テニス、ソフトテニスは一番外側にしろと指定している。 なんだかそうとうにテキトーな説明なのだ。 で、大した違いはないかもしれないですが、ポストを内側に移動することで、サイドサポートの位置が変わるし、ターンテーブルの剛性はほんの少しではあるけれど上がるんじゃないかなと。 なんらかの不具合が出るかもしれないのですが、使わないラケットなので、それもマアイイカと(笑) ただ、キカイはほんのわずかなチューニングで変わるものなので、こういうムダな努力もけっして笑ってはいけないのだ(笑)
以前からこのポストのセッティングについては東洋造機さんに聞いてみようかと思っていたのですが、どうでも良いような事みたいなので忘れていた。 まあ、ラケットに合わせていちいち変更するのはメンドクサイので、どんなにデカイサイズのラケットでも張れるように、一番外側に指定しているのかもしれないですね。
と言う訳で、今回このポストの位置をイロイロ変えて、実際にガットを張ってみた。 結果は、ヨネックスを除いて、ポストを内側にすると変形は少なくなりますね。 この位置だと、ボトム側は若干痩せる傾向にあるものの気にするほどではなく、トップ側の広がりはほぼなくなります。 あ、でも、まだデータの蓄積に欠けるので、思い込みもかなりあるかも(笑)
ただ、クロスの上から10本目(真ん中ですね)から急にテンションが上がるので、ここで2、3ポンド落としてもいいでしょうね。 このことはこれまでも感じていたことで、これまではクロスをトップ側から張るときは、メインより2ポンドアップして9本目まで張り、10本目から3ポンド落とし、残り5本を更に3ポンド落としていました。 ちょっとカンタンになったのだ(笑)
グラファイトOSがギリギリ張れる位置。 これはちょっと内側過ぎた。
ビリヤードが出っ張り過ぎて、時々シャツに引っかかる(笑)
ただし、ヨネックスだけはサイドサポートアームの位置によっては逆効果になります。 ポストの位置を内側にし過ぎると、ヨネックスの場合はトップ側が角張っているので、この角位置からサイドサポートが離れ過ぎると、逆に変形(広がる)が大きくなってしまう。 ヨネックスだけは、ポストの位置は一番外側が良いかも・・・
と言う訳で、現在ポストの位置はここです。 平均的なフレームサイズで、6ヶ所のサポート位置がほぼ均等な距離になるくらいのポストの位置です。 まあ、とりあえずってなところですが(笑)
しかし、普通にクロスを下から張れば、こんな苦労はしなくていいんですけどねえ、う~ん・・・