丸の内 テニスカフェ

malibu string labo.

ガットの張り方(4)

2007-03-23 | ガット張り 
アラウンドザワールド

いろいろなアラウンドザワ-ルドがあるのだ。

大方はメインが下で終わるパターンのクロスを無理矢理上から張ってしまうというバカバカしい張り方なのだ!

クロスを上から張るということは何回かクロスのテンションを落とすということなので、ちょっと考えてみれば解ることなのだけどクロスが緩くなってしまい、今時のラケットに関してはあんまり有効な(変形を防ぐと言う意味でも)張り方とは思えないのだった。

ただ、逆アラウンドザワールド変形のようにメインが上で終わるパターンのクロスを下から張るのは面倒くさいけど、これはありかなとは思いますけどね・・・

まあ世の常で、イロイロな張り方が出てきては消えていく訳で、その度にみんなのラケットを実験台に使っている僕なのだった・・・。ごめんなさい、といってもみんな気付かないんだな、これが!張り方の違いなんて気付く人なんていません、テンションの違いだって言わなきゃワカランもんね!



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GM2000EX

2007-03-22 | ストリングマシン&ツール 
ゴーセンの新しいストリングマシンなのだ。

なんとなくバボラのパクリみたいだけど、ため息が出るくらいカッコイイですねぇ~、欲しいけどさすがに買えないです、ハイ。

価格945000円、台湾製なのだ。
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ガットの張り方(3)

2007-03-21 | ガット張り 
新バボラ張り

3年位前に話題になったマニアックな張り方、J's Boxとも言います。
クロスはトップ3本ボトム3本を先に張った後、残りを上から下(逆もあり)に張っていく。

フレームの弱い所を先に固めておくという考え方なのだけど、面倒くさい割りにその効果については疑問ありなのだった!

もしかして昔のフレームの弱いごく一部のラケット(昔のヨネックスとか)には有効かもしれないけど、これは結局ストリンガーの自己満足でしかない様な張り方で、プレーヤーにとってはありがたみは感じられないのだった。

当然、打球感が良くなる訳はない!

カン違いしがちなのだけど、張り方の違いで面圧が変わることがあっても打球感が変わることはないですね。打球感はラケットとガットとテンションの組み合わせで決まっちゃうのだ。まあ感じ方は十人十色なのだけど・・・

新バボラ張りとはいえ、もちろんバボラのラケットには使えないし、使う必要もありません。




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ガットの張り方(2) ゴーセン?

2007-03-20 | ガット張り 
最近、一本張りでクロスを張るときにロングサイドを全部張らずに途中(半分ぐらい)でスターティングクランプで止めて、ショートサイドを張り終えてから残りを張るというやり方が流行っているみたいなのだけど・・・

理由はと言うと、クロスの張りムラをこれでなくすとかなんとか・・・、でもね、テンション操作をしない限りハッキリ言って張りムラはなくなりません。まあ僕に言わすとバカバカしいとしか言い様がない訳で、これは逆にフレームにかなりの負担がかかると思います。

メインガットが下(スロート側)で終る場合、バボラを除いて普通はショートサイドの3~5本を残してロングサイドを張ります。そうすることで横に広がったフレームが徐々に元に戻ろうとする時の負担を、比較的強いスロート側で吸収することが出来るんですね。フレームにかかる力の逃げ場を作って置く訳です。張りムラをなくしたいのだったら、ショートサイドのクロスは5ポンド位落としてやればいいだけだと思いますね!

まあ、新し物好きな僕も最初はなるほどなあ~と思って、かなりの本数そのやり方で張っちゃいましたね。でもね、面倒くさいので止めました。スターティングクランプも2本いるしね!



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