研究用(笑)に購入したTour97ですが、今回は2本張りでクロスをボトム側から張ってみた。 こういう試みはフレームにコシのある新しいうちにしないとダメかなと思って色々試しています。 もう1本あればいいのですが、すべて自腹のビンボー研究所なので(笑)
トップ側から張るパターンではクロスのテンションはほぼ均一なテンションになります。 何故かと言うと、上から張った方がフレームに優しいと言われている割には、普通に張るとボトム付近はカンタンに変形するので、真ん中付近からボトムにかけてテンションは必ず落とします。 デザイン上、フレームのトップ側は円形に近く、ボトム付近はスリムになっていることも関係しているのでしょうね。 と言う訳で、結果的にトップ側から張ると、張り上がりのクロスのテンションは均一に近い状態になるという訳ですね、たぶん、まあ、僕の場合は、デス(笑)
で、ボトムから張る場合は変形しにくいということで、テンション操作はあまりしないと思います。 まあ僕はテキトーにいろいろやったりしますが(笑) で、普通に張ると、結果的にトップ側に向ってテンションは徐々に上がっていきます。 テンション差は推定約7ポンド前後ですか、おもちゃみたいなテンションメーターで計測しているだけなので、まあこんなもんかなと(笑)
と言う訳で、カンジンの打球感はというとですね、正直ガットのせいかあまり良くなかったです。 今回の使用ガットは残り物のゴーセン・ミクロ16なのですが、モッサリ感がちょっと・・・ それと普通にトップから張った時に比べてやはりサーブとかで手応えというか、衝撃はけっこう強いものがあります。 このラケットはパターン通り上から張った方がいいのかもしれませんね、ナイロンでコレですから・・・
今回、このラケットで解った事なのですが、僕なんかの場合はトップ側がやや硬く、ボトム側が柔らかいという張り上がりの方が感覚的にいいかなと思うのですが、これがハードヒッターだとまた違ってくるかもしれないですね。 彼らのスウィングスピードだとトップ付近で叩く時の衝撃はちょっとバカに出来ないものがあるだろうし、特に最近はほとんどのヒトがポリを使っていますから。
次回はハイブリッド2種類です、ハイ。