丸の内 テニスカフェ

malibu string labo.

ヨネックス VCORE Tour 97 を張る (2)

2012-10-31 | ガット張り 


研究用(笑)に購入したTour97ですが、今回は2本張りでクロスをボトム側から張ってみた。 こういう試みはフレームにコシのある新しいうちにしないとダメかなと思って色々試しています。 もう1本あればいいのですが、すべて自腹のビンボー研究所なので(笑)




トップ側から張るパターンではクロスのテンションはほぼ均一なテンションになります。 何故かと言うと、上から張った方がフレームに優しいと言われている割には、普通に張るとボトム付近はカンタンに変形するので、真ん中付近からボトムにかけてテンションは必ず落とします。 デザイン上、フレームのトップ側は円形に近く、ボトム付近はスリムになっていることも関係しているのでしょうね。 と言う訳で、結果的にトップ側から張ると、張り上がりのクロスのテンションは均一に近い状態になるという訳ですね、たぶん、まあ、僕の場合は、デス(笑) 

で、ボトムから張る場合は変形しにくいということで、テンション操作はあまりしないと思います。 まあ僕はテキトーにいろいろやったりしますが(笑) で、普通に張ると、結果的にトップ側に向ってテンションは徐々に上がっていきます。 テンション差は推定約7ポンド前後ですか、おもちゃみたいなテンションメーターで計測しているだけなので、まあこんなもんかなと(笑)

と言う訳で、カンジンの打球感はというとですね、正直ガットのせいかあまり良くなかったです。 今回の使用ガットは残り物のゴーセン・ミクロ16なのですが、モッサリ感がちょっと・・・ それと普通にトップから張った時に比べてやはりサーブとかで手応えというか、衝撃はけっこう強いものがあります。 このラケットはパターン通り上から張った方がいいのかもしれませんね、ナイロンでコレですから・・・

今回、このラケットで解った事なのですが、僕なんかの場合はトップ側がやや硬く、ボトム側が柔らかいという張り上がりの方が感覚的にいいかなと思うのですが、これがハードヒッターだとまた違ってくるかもしれないですね。 彼らのスウィングスピードだとトップ付近で叩く時の衝撃はちょっとバカに出来ないものがあるだろうし、特に最近はほとんどのヒトがポリを使っていますから。
 
次回はハイブリッド2種類です、ハイ。
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ヨネックス VCORE Tour 97 を張る

2012-10-26 | ガット張り 


K氏のこん棒でした。 キズひとつない状態なのだ。 ウチのラケット&ストリングテスターとも言えるビースト達のラケットは意外にどれもキレイです。 現在は【malibu Gut Labo.】が研究用に所有しています(笑)

このラケットのストリングパターンは 16 Mains / 20 Crosses Mains skip: 8T 8H で、1本張りだとクロスはトップ側からになるのですが、バボラ同様ホール間が広いので何も考える必要もなくヒジョーに張りやすいですね。

で、僕が今やっているこのラケットの張り方なのですが、メインを張ったあと、クロスはショートサイドをトップ側一番目に1本だけ回してスターティングクランプで止めておきます。

あとはロングサイドを最後まで張っていくというごく普通の張り方なのですが、クロスの上から10番目で3ポンド落とし、残り5本になったところで3ポンド落とします。 テンション操作は2回ですね。 これが一番カンタンかなと。まあ、コノミとストリングマシンによって違いはあるとは思いますけどね。

しかし、ヨネックスのベクターコアシリーズはK氏のおかげで、Tour89とTour97(HG)以外はすべて試打することが出来ましたが、ちょっとビックリするくらいどれも完成度が高いですねえ。 これでデザインがもうチョイ良ければいいのにと思うのは僕だけか・・・ 同じヨネックスのレッドでも、僕は昔の、あの赤ラケのレッドとシンプルなデザインがとても好きでした。
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イルカラケット復刻版

2012-10-24 | ガット張り 


僕にとってコイツはそうとうに手強いラケットでした。 クリアな打球感と操作性の良さはちょっと他にはナイ!というくらい秀逸ですが、グラファイト派でテキトーテニス代表の僕には、最初はほとんどツカイモノにならなかったです。 たったの2日間でペアに1年分のゴメンを言ったような気がする(笑)

と言うのも、このラケットはトップ側で打つと性格がガラッと変わり、非常に硬く感じます。 で、色々試してみたのですが、クロスガットを普通にボトム側から張ると、他のラケットに比べてトップ側4本(最後の1本は除いて)のテンションがかなり高く出るということが解りました。 サーブとか叩いた時に打球感がガラッと変わるのはコレが原因でしょうね。 こういうのが好きなヒトもいるのでしょうが、僕はこのラケットに関してはクロスはトップ側から張った方がイイと思います。 まあ、僕はメンドクサイのでトップ側クロス5本はテンションを4ポンド前後落とすことにしました。 まったく問題ナイです。



横から見ると


逆サイド



で、今回ハイブリッドで張ったのですが、タイオフホールがフェデラーモデル同様、普通に張るとボトムサイドでガットが3本重なります。 僕は見栄えにこだわるのでメインガットをクロスガットにタイオフしています。 まあ、これは自分のラケットなので、そのうち8Tをオウルでグリグリ広げようとは思っていますけどね。

今回は M:ムゲン130 C:TCSラピッド125 45Lbs. でした。

 


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HEAD YouTek RADICAL MP

2012-10-23 | ラケット 


最近、大都会トーキョーから大イナカに帰ってきたばかりのY氏のラケットなのだ。 某超有名店の関係者だったらしく、ここらへんのただのテニス好きのオジサン達とちがってちゃんとしたテニスなのだ(笑) 本当にテニス好きで、いつもニコニコしてて、テキトーテニスの僕と組むと二人で笑いっぱなしです、ワハハテニスなのだ。



メインがトニックで、クロスはアルパワーです。 う~ん、こりゃさすがなのだ。 僕が張ってもいいのかぁ(笑)

見たところほとんどヘコタレてないので、どんなものかとナイショで2、3球サーブしてみたら、これがメチャクチャいい打球感でした。 ユーテックラジカルMPってこんなにヨカッタのかって・・・、ラジカルはOSだと思っていましたが、う~ん・・・ こりゃホントにハサミ入れていいのかと思ってしまった。

で、僕が張ったのがコチラ


テンションとメインがナチュラルという以外、あとはおまかせということだったので、メインがVSブラックで、クロスはブラックヴェノム125です。 そりゃもう、僕の場合は見た目とガットの質だけで勝負なのだ(笑)

ただ、このラケットはこれまで色々なヒトが張ってきたのでしょうね、ストリングガイドがダメになっていました。 ストリングガイドってのは張りクセがつくので、無い方がいいなと何時も思うんですけどねぇ・・・ 

このサイズのラケットでメインが18というのは、VSだとハーフでちょうどピッタリの長さですね。 
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トアルソン フォーティーラブ・デルフィーノ (3)

2012-10-22 | ラケット 


日曜日にマルチを張っているプロスタッフ61(95)を使うことが出来たので思ったのですが、このデルフィーノにポリ単張りはもうひとつかなと・・・ 

というのも、プロスタとコイツは同じようなカンジなのですが、ガットの違いかどうか、打球感がプロスタの方がイイカンジだった。 デルフィーノはキンキン音でフレームがバタついている感じがする。 グラファイトではイイカンジだったRPMチームだったのですが、デルフィーノには合わなかったですね。 打球感がクリアと言えなくもないですが・・・ これはセッティングが悪かったのかもしれないのだ。


と言う訳で、ポリが合うか合わないか、ガットをグラファイトには合わなかったブラックヴェノム(125)に変えて試してみることにした。 ブラックヴェノムのゲージは表示より実際にはかなり細いので、RPMチームに比べ2gも軽いですね。 こりゃ、さらにトップライトだな(笑)

しかし、プロスタ61はヨカッタ・・・ 
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トアルソン フォーティーラブ・デルフィーノ (2)

2012-10-20 | ラケット 
本日コートで初めて使ってみた。 地味なデザインでカッコワリーと思っていたのですが、おっ、良いですねと言う若いヤツもいたりする・・・ まあ、実際ツヤ消し塗装でなかなかシックで高級感もしないではない。  

フレーム重量

ガット(RPMチーム130)とグリップテープを付けると

グラファイトより10gほど軽い上にトップライトなのでメチャクチャ軽く感じる。


トリプルバイブレーションダンピンググロメットシステム・・・


イルカといい女の子っぽいデザインがちょっと・・・


グリップ形状はまあフツウ

で、第一印象は、とにかく軽過ぎる!の一言でした。 
このラケットの感覚はグラファイトよりプロスタッフミッド(85)に近いかなと・・・
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トアルソン フォーティーラブ・デルフィーノ

2012-10-19 | ラケット 



トアルソンのラケットを使うのはコレが初めてなのだ。 このところグラファイトやプロスタッフみたいに薄くてフラットなフレームのラケットを探していたのですが、最近はあまり見かけないですね。 

で、ほとんどプロスタッフ95を買おうとしていたのですが、僕は昔からウィルソンと相性が悪いので、ずいぶん前から気になっていたトアルソンの方を酔っぱらってついポチってしまったのだった(笑) まあ、こいつはデザインはちょっとカッコワリーけど、ピュアドラみたいにテニスコートでかぶることはほとんどないでしょうね。

明日から使ってみます。 こんなラケットに興味を持っているヒトはあまりいないとは思いますけど・・・
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ウィルソン ENDURO PRO 16L (2)

2012-10-16 | ストリング




このガットはかなり硬質でクリアな打球感ですね。 また、叩けばホールド感が出ると言う初期のポリ特有の感じがします。 まあ僕の場合は気合を入れて叩かないとホールドしないと言ったところでしょうか。 スピンはちょっとビックリするくらいよくかかります。

ただ、2日間使ってみようと思っていたのですが、アップでいきなり手に違和感を感じ、たったの1ゲームで手首を傷めてしまった。 小指と薬指の付け根から手首にかけてです。 このところ土日しかテニスをやっていないので、カラダがナマっているせいもあるかも・・・ これじゃあアルパワーもダメだな(笑)

まあ、ゲージもカラーも3種類あるし、価格も安いし(TWでは)、ナチュラルとのハイブリッドだったら、アルパワーのかわりにエンデューロ・プロを使うというのはアリでしょうね。 今度試してみます。
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ウィルソン ENDURO PRO 16L

2012-10-12 | ストリング


ウィルソンのガットってのは今までまったくノーマークだったのですが、エンデューロ・プロはアルパワーにちょっと似ていると言われているので、モノズキな僕も一度試してみることにした。 エンデューロというのは伝説のストリングメーカーと言われていたドイツの会社(工場)名らしいです。 ちなみにヘッドのウルトラツアーはこれらしい。 まあ、エンデューロ・ゴールドってのは使ったことがあるのですが、コイツは安いだけだったような気が・・・(笑) 

う~ん、ルキシロンがウィルソン傘下になったのも2006だから、もしかしたら供給元は同じかもしれない・・・ その頃にはすでに僕自身ルキシロンを使うことはなくなっていたので、たいして興味もなかったです。 ところが、何故か未だにトッププロはアルパワーの使用率がかなり高い。

で、カラーにこだわる僕としては、このところまたバカ高いアルパワーのアイスブルーをロールで買おうかなと思っていたのですが、ケッコウ似ていると言われているエンデューロ・プロには1.25ゲージのシルバーの他に、1.30のシルバーと、1.27にはブラックとレッドがあるので、いまさらながらとりあえずどんなものか試してみようと、1.27ブラックを単張りで注文した訳なのだ。 まあ1個$8.95と安かったし、他のモノ(画像)を注文するついでだったのですけどね(笑)

そう言えば、TW・USではウィルソンにも出荷制限がかかっていたハズなのですが、普通に注文出来て、普通に送られて来たなあ、う~ん・・・ 
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プリンス・グラファイト110 + RPMチーム

2012-10-11 | ストリング



このところず~っとグラファイトを使っているのですが、各種ポリを張っている5本の中では一番相性の良いRPMブラストが、バックハンドでリターンした瞬間に切れた。 まあハッキリ言ってミスヒットだったのですが、ボトム側一番下のクロスガットがアッサリと角切れしてしまった。 ヘタの証明だなコリャ(笑)

で、バボラVSか、VSがメインのハイブリットでも張ろうかとも思ったのですが、とりあえず非力な僕が今一番気に入っているバボラRPMチーム130を52ポンドで張ってみた。 まあ結果的にはこれが大正解で、RPMブラストではオフセンターヒットでの不快な振動と硬さがグラファイトでも少しだけ気になっていたのですが、チームの打球感はヒジョーにいいです。 

ただ、前にも言っていたのですが、このガットは130ゲージではマイルド過ぎるくらいで、やはり125がベストかなとは思いますけどね。 特にこのグラファイトではもうちょっとシャープさが欲しいところですが、なんせこのガットを使っているのは僕一人なので、まだ購入に踏み切れていないのだった。 まあでも130でもいいかな・・・ 

しかし、ピュアドラからグラファイトに変えた時は、我ながら振れてないなと思っていたのだけど、このところ重さとフレームのシナリ具合に慣れてきたせいか普通に叩けているのだ。 仲間内では、結局またそれに戻ったか(笑)と言われているのだけど、ガット込みの重量350g前後でフラット形状のオーバーサイズってのが、僕にとってはちょうどいいのかもしれんね。
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ゲルレゾリューション 4

2012-10-06 | ギア・イクイップメント 


ゲルレゾ4が安くなっていて、僕のサイズが残っていたのでつい買ってしまった。 まあ次からラストが変わるということなので、とりあえずピッタリサイズを確保しておくのだ。

で、ゲルレゾ3で唯一ダメだったカカトのクイツキですが、4では改善されていますね。 これでメチャクチャ面倒くさかったダブルアイレットにしなくてもすみそうなのだ。



 

実際のところ次のモデル(ゲルレゾ5)を履いてみるまでは、どんなものになっているかは解らないのだけど、スリムタイプの方がシックリくる僕なんかには、ハッキリ言ってレギュラーラストに変わるというのはちょっとそうとうにショックではある。 

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ダホン・カデンザ

2012-10-05 | ギア・イクイップメント 
オクサマ用に買ったカデンザだったのですが、今やほとんど僕が乗っている。 これは折りたたみ自転車なのですが、あいかわらずまだ一度も折りたたんだことないです。 じつは車載用のキャリアも買っているのですが、もちろんクルマに積み込んだこともない・・・

で、このカデンザはタイヤがけっこう太いので街中をノンビリ走るのにちょうどいいのだけど、どうにもポジションが決まらない。 手とオシリが痛くなるのだった・・・ ハンドルを上げたり下げたり、サドルを動かしたりしてもなかなかシックリこないので、ウェブと本屋さんでいろいろ調べたりしたところ、どうもクロスバイクってのは姿勢自体がママチャリとはまったくちがっている。 ようするに、肩を入れて腕を伸ばし、手は軽くハンドルに乗せるようにして、出っ張ったお腹をひっこめ、猫背にする訳なのだな。 

パイプカッターでハンドルを短くする

ピンボケなのだ


すこしだけスッキリ

フォームに慣れるのもなかなかタイヘンなのだけど、コイツはハンドルが長過ぎる気がして、どうにも具合が悪い。 測ってみると60cmあるので、肩幅くらいに切ることにした。 ところがコイツのハンドルは途中から太くなっていて、シフターが動かせない・・・ しょうがないので動かせるギリギリの位置に合わせてカットすることにした。 ホントは50cm位にしようと思っていたのですが、結局両端を3cmカットして54cmにした。 しかし、もっと短くしたいのだけど、ハンドルとステムを交換するかな、あるいは自分用のクロスバイクを買うか・・・
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