夏の日差しがジリジリと肌を焦がして行く。
鎌倉駅を出て左側の小町通りに入り、回転寿司や居酒屋の入った建物の手前を右に曲がり路地に入る。右手に納言はある。
今日は運良く空いていて、待たずに座る。 ゆったりととした席の配置と言うわけではないが、座ると落ち着く。飾らない和風の店の造りや店の方の品の良さによるのであろう。
宇治やイチゴミルクは、下にシロップがあり、その上に削られた氷が積もったようになっているが、宇治金時は粒あんが器の底にたっぷり敷かれその上に氷が雪のように積もり、そして抹茶がかけられている。
抹茶味のかき氷をどんどん掘るようにして行くと、暑いといった感じは遠のいてゆく。そして、粒あんにたどり着く。冷たい抹茶の氷と常温のあんの組合せは、最初はぬるく感じるが、すぐに良く合うのに気付く。
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