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高校の音楽で作曲が必須に!そして授業でソフトによる作曲を取り入れることが浸透中!

2014-12-19 17:52:58 | 芸術(音楽など)・文化・歴史
2013年度から高校の音楽で作曲などが必須になったことがきっかけで、音楽の授業に歌声合成・編集ソフトを活用する試みが始まっています。ソフトがあれば楽器の演奏や楽譜を作ることが苦手でも、ソフトの手助けで作曲や編曲が気軽に挑戦できるようになるのです。というわけで誰でも容易に扱える新たな音楽教材として教育現場の注目度は高いと言います。

音声合成・編集ソフトとはヤマハの「ボーカロイド」と言うソフトです。これを使って歌の作詞作曲をするのです。もちろん、高校で音楽の作曲が必須になっていなくても、すでに「初音ミク」の名前でYouTubeなどにこのソフトを使って作られた曲がたくさん溢れています。気軽に挑戦できるようになったと言えども、本物の声のように歌わせるのはそう簡単ではないと思います。ただ、単に音を入れればそれなりの歌はできると思いますので、そういう意味では気軽の挑戦し、作曲に興味を持つという事は良い事だと思います。

学校での取り組みはまだ始まったばかりですが、それでもある高校性の人は卒業をテーマにした曲を、選らんだ音階に乗せ歌詞を一文字ずつ空欄に入力していきます。そして入力欄の幅を左右に伸縮させて、文字ごとの音の長さを変えていくのです。そして再生ボタンを押せば、打ち込んだ歌詞を初音ミクが歌っているように人工音声が流れてくるのです。複雑に揺れる気持ちを高音と低音を組み合わせて表現するのです。

つまり、課題曲の歌詞とメロディーを入力し、ギターやドラムなどの音を作成、同時再生させれば、楽器の演奏とともに流れる歌声の完成です。こうしたソフトで作曲をするのは音楽の三要素ある「メロディー」「ハーモニー」「リズム」を自分で作ることで曲の構造を理解させることが狙いになっているのです。こうした高校音楽での作曲・編曲を「創造性が育まれる重要な学習」と位置づけ、必修テーマとしてことで導入が進んだのです。

総務省の社会生活基本調査によると、15~19歳のうち、楽器の演奏に親しんでいるのは23,7%だそうです。信州大の斉藤教授は「曲作り体験をきっかけに、楽譜の読み方や作り方を教えたり、自分たちで完成させた曲を合唱させたりするなど、ソフトを活用した音楽教育は今後、一段と発展していくのではないか」と指摘しています。興味のある人は挑戦してみたらいかがでしょうか。

初音ミク演唱会2011札幌より
https://www.youtube.com/watch?v=lZfnsvIqsfg

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