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米IT 人工知能で進化!「グーグルは自動運転、アマゾンはロボットに活用」

2014-10-14 15:41:00 | 宇宙・サイエンス・科学技術
IBMは8日、ニューヨーク市内に人工知能型コンピューター「ワトソン」の世界本部を開設しました。グーグルは次世代の量子コンピューターの開発を進め、人工知能の性能向上に取り組んでいます。人工知能はITサービス・製品の競争力強化に不可欠とみて、各社は投資や人材の確保を急いでいます。

「新しいコンピューターの時代だ」。ロメッティCEOは8日、新設したIBMワトソングループ本部に世界中から集まった約500人の顧客らを前に意気込みを語りました。同本部では、ワトソンを体験したり、操作技術などを学べる体制も整えます。IBMは1月に2000人規模のワトソングループを新設、10億ドル(約1080億円)を投入する計画も打ち出しました。米メディアによると10年以内に100億ドルの売り上げ目標を掲げています。

ワトソンは書籍100万冊ものデータ量を数秒で分析して答えを出します。ビッグデータの中から顧客企業の経営判断の前提となる有益な情報を抽出するサービスなどを実施します。例えば、新薬開発では世界中の論文を分析して有効成分を特定したり、小売業界では購入履歴などの行動パターン分析を通じて顧客の嗜好などを簡単に把握できるようにするのです。IBMはソフトバンクと組み2015年にも日本語対応のワトソンを展開する予定です。

人工知能で世界をリードしてきたIBMに立ち向かうのがグーグルです。グーグルは昨年来、人工知能関連のベンチャー企業を買収し、一線の研究者を囲い込んでいます。ネット検索からスマートフォン、自動運転車、無人飛行機など同社が手がけるあらゆるサービスや製品の進化に人工知能は欠かせないからです。

特に注力するのが「量子力学」の原理を応用した量子コンピューターの独自開発です。スーパーコンピューターでも不可能な高速計算を実現する「夢のマシン」といわれる量子コンピューターは、人工知能の性能の飛躍的向上につながると期待されています。量子コンピューター用プロセッサーの設計・開発で、米カリフォルニア大学サンタバーバラ校のジョン・マルティニス教授の研究チームとも提携しました。

グーグルは昨年5月、米航空宇宙局(NASA)と共同で、量子コンピューターを人工知能開発に活用する「量子AIラボ」を設立しました。カナダの新興企業D-Waveシステムズが発売した世界初の量子コンピューターを導入しましたが、性能に難があり、自らハードウエア開発に着手しました。

マイクロソフトは膨大な量のデータを基に機械が学習し、知能を発展させるプロジェクトに取り組んでいます。機械が様々な物体を視覚的に認識できるようにするのが目的です。アマゾン・ドット・コムは12年に商品棚の間を自走するロボットシシテムを開発したキバ・システムズを買収。ヤフーなどを含め、米IT企業は人工知能分野への投資が活発化しています。フェイスブックは13年12月にAI研究所を設立し、ニューヨーク大学のヤン・ルカン教授をトップに招きました。中国のネット検索大手の百度(バイドゥ)も5月に人工知能の研究所をシリコンバレーに開設しており、人工知能を巡る人材獲得競争も激化しそうです。

そうした中、日本の人工知能の開発具合はどうなっているのでしょう。米国などに比べ人工知能開発よりもロボット、特に人型ロボットに関心が向いており、人工知能の開発という点では遅れてるのではないでしょうか。

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