マックンのメモ日記

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スマホという道具の奴隷にならないよう使い過ぎに注意しましょう!

2012-07-09 17:40:47 | ネット、ビジネス、IT
携帯電話からの乗換組の急増で、スマートフォンにハマる人たちが増えています。いつでもどこでも暇さえあればスマホの操作をしているし、そうでなくても操作していたいといった中毒気味の人も少なくないようです。携帯電話の時もそんな傾向が見られましたが、スマホのほうが情報量は格段に増えた分、使う人も増えているし操作時間も増えていると思います。確かにアプリを入れればいくらでも便利な機能を増やせるので、携帯とは比べ物にならないほど便利になっていると思いますが、便利な反面、失うものもあるということ知って使いたいですね。

中毒と言われるものに、どんなものでも良いものはありません。そういうことを忘れてしまうと思わぬ落とし穴にはまらないとも限りません。この程度では中毒と言えるかどうかわかりませんが、例えば、目覚まし機能で起きてから就寝するまで使い、さらに翌日のスケジュール管理までスマホを20時間近く使っている人も結構多いと思います。中には就寝中もスマホを使いたくて「うずうず」するという人もいるそうで、こうなるともうスマホ依存症とも言えるかもしれません。

スマホにハマるのも分からないわけではありません。ネットや音楽に写真、さらにはどんなサイトもパソコンのように起動待ちしなくても見られます。パソコンとリンクさせれば記録したことを簡単に共有できるし、豊富なアプリを入れれば、自分のスマホがどんどん進化していくような気分にもなってきます。このように仕事にもオフにも便利なだけにハマりやすのは当然と言えば当然です。依存が成立する条件はその状態慣れてしまう「耐性の上昇」と「ないと不安」の2点だそうです。この条件からするとすでに自分はスマホ依存症だと覚えのある人もいるのではないでしょうか?

こんな人がいます。「ふたりのときも、夫はスマホを見ているし、会話する気がないのかと口論になることもしばしばある」と言っています。このようにスマホに依存すると生身の人間関係が疎かになる恐れがあるのです。人は視線や体の動かし方、声の調子などを駆使して相手の気持ちを読み取るのですが、そうした言語以外のコミュニケーション能力が衰える危険性があるのです。現実、無料ゲームアプリにハマってかなりの時間を浪費したり、フェイスブックが利用しやすいとコメントのやり取りが増え、無駄な時間を費やしたり、無料通話だからと無駄話が増えてしまったと反省している人もいます。

「スマホで最も大きな問題は時間の浪費」と指摘する専門家もいて、それで睡眠時間が減少し、仕事などに支障をきたす場合もあるのです。こんな人もいます。フェイスブックに夫がハマり家族が出かけても読み手に「いいね!」ボタンを押してもらいたいがために、そのための材料を探しては撮影、ネットに掲載したりと、全く落ち着きがないので、小学生の娘に「パパと出かけてもつまんない」と言われる羽目になんていう話もあるそうです。
このようにいつでもどこでも使えるスマホは、何かへの依存を深めるツールになりやすいのです。依存症と言えば、買い物依存症とかも同じです。知らず知らずのうちにこういう依存症になっているのです。これほどの依存症でなくともランニング依存症のようなものもあるそうです。走った距離や消費カロリーを記録するスマホアプリを通じて、月間走行距離の数値が目的化し、体調が悪くても走らずにはいられないという人もいるくらいです。

SNSに夢中になった人も「コメントを書かなくてはと義務感に縛られ、友人の数を失うのが怖かったと言います。こうした背後にあるのは孤独感です。この人はあるとき「これは買い物依存症と同じパターンだ」と気が付いたそうです。便利な道具のつもり使っていたら、いつの間にか道具の奴隷になっていたというようにならないように、スマホとはいい距離を保って付き合いたいものです。パソコン、携帯、スマホと進化するたびにネット依存症は増えてきているのです。

そこでスマホ依存度をチェックする項目を挙げますのでチェックしてみてはいかがでしょう?

1、 食事中にスマホを見ていることが多い。
2、 携帯電話の圏外には行きたくない。
3、 人との会話中にメールを打つことがある。
4、 着信していないにもかかわらず着信振動や着信音を感じることがある。
5、 SNSに書き込むネタを作るために行動することがある。
6、 もしSNSがなかったら、人間関係がうまくいかなくなる。
7、 宴会などの場でアプリを操作し時間を過ごすことがある。

このうち5つあてはまるようならあなたはスマホ依存症になっている可能性があり注意が必要です。依存症になりやすい人は、「自己肯定感が低く、他人との境界線を引けない人がなりやすい」そうです。解決方法としては毎日使う時間を5~10分と少しずつ減らしていく「スモールステップ」が重要だそうです。使い過ぎだと思った方はこの「スモールステップ」方法で時間を減らしていきましょう。