かぶとん 江戸・東京の歴史散歩&池上本門寺

池上本門寺をベースに江戸の歴史・文化の学びと都内散策をしています。

鎌倉の日昭上人

2013-02-17 | 鎌倉・江ノ島
鎌倉における六老・日昭上人の業績を忘れてはならない。
(と、思っています。)







日昭尊者濱土法華堂霊跡
當山ハ宗祖嫡弟六老僧第一大成辨阿闍梨日昭尊者潜居の地
宗祖佐渡流竄後門下僧俗を統一したる濱土法華堂(祖滅後法華寺と称す)
乃霊跡にて玉澤妙法華寺の旧地也 傳つ 工藤佑経邸趾と云ふ

御廟 裏山の麓にあり往古ハ峯の岩屋ニ有しを元禄三年現所ニ移せり
                                  弘延山 實相寺




日昭上人 墓塔

弘延山 実相寺 (日蓮宗)
神奈川県鎌倉市材木座4-3-13
創建 1284年(弘安7年)
開山 日昭上人
開基 風間信濃守信昭

文永8年(1271)、鎌倉・浜土(玉沢)の法華堂がはじまり。(日昭上人の庵室)
弘安7年(1284)、法華寺とする。
天文7年(1538)、戦乱により越後村田の妙法寺へ避難(風間氏の領地)。
文禄3年(1594)、伊豆加殿・妙国寺に避難。
(この頃、養珠院お万の方は、伊豆・加殿(修善寺)、中伊豆各地に隠れ住んでいた。)
元和7年(1621)、伊豆・大木沢(現、玉沢)に移転する。
同年、旧地浜土(現、材木座)には実相寺と改称して再建(日潤上人)された。