6 千載給仕の図 提婆達多品
採果汲水 拾薪設食
乃至以身 而作牀座
心身無倦
于時奉事 經於千歳
爲於法故 精勤給侍
果(このみ)を採り、水を汲み 薪(たきぎ)を拾い、食(じき)を設け
乃至(ないし)、身をもって 牀座(じょうざ)となせしに
心身は倦(ものうき)ことなかりしなり
時に奉事(つか)うること 千歳を経て
法のための故に、 精勤(しょうごん)して、給侍せり。
参照 1.に同じ。
『法華経 (中) 』 206p.
千載給仕の図 提婆達多品 第十二
阿私仙という仙人が、「法華経」という尊い教えを持(たも)っていました。この仙人について私は千年の間、給仕のまことを捧げ、水を汲み、薪を拾い、果の実を採り、ある時には仙人の腰掛けになりました。法華経を知りたいための修行でした。
加府藤正一 作 (彫刻)
採果汲水 拾薪設食
乃至以身 而作牀座
心身無倦
于時奉事 經於千歳
爲於法故 精勤給侍
果(このみ)を採り、水を汲み 薪(たきぎ)を拾い、食(じき)を設け
乃至(ないし)、身をもって 牀座(じょうざ)となせしに
心身は倦(ものうき)ことなかりしなり
時に奉事(つか)うること 千歳を経て
法のための故に、 精勤(しょうごん)して、給侍せり。
参照 1.に同じ。
『法華経 (中) 』 206p.