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かぶとん 江戸・東京の歴史散歩&池上本門寺

池上本門寺をベースに江戸の歴史・文化の学びと都内散策をしています。

東京の庭園 新橋・浜離宮恩賜庭園

2011-03-03 | 都内散策・庭園
特別名勝及び特別史跡
東京都立 浜離宮恩賜庭園  徳川将軍家の庭園

東京都中央区浜離宮庭園1-1
JR・メトロ・都営「新橋」駅 徒歩12分

案内標柱 旧浜離宮庭園

案内板 浜離宮恩賜庭園



大手門橋から見た築地川 船・船・船・・・


大手門 庭園入口




旧浜離宮庭園の案内文

もと将軍家の(葦の生い茂る)鷹狩の場所であった。
承応年間(1650年代)、甲府宰相・松平綱重(四代将軍家綱の弟)の別邸となる。甲府殿浜屋敷・海手屋敷と呼ばれた。
六代将軍・徳川家宣(綱重の子)の時、大改修を行い景観を整える。「浜御殿」と改称する。
園内に茶屋・鴨場等を設け、将軍家の行楽や接待の場となる。江戸城の出城としての役目も持っていた。
幕末、石造洋館・延遼館が建設される。
維新後、宮内庁の所管となる。皇室宴遊の地となり、「浜離宮」と改められる。
昭和20年、東京都に下賜され、翌年より一般公開される。
 参考 パンフレットおよび入場券の裏面
 

入園する前に後ろを見ると、汐サイトの高層ビル群。


銀座8丁目にも一棟。


浜離宮恩賜庭園・管理所


「三百年の松」の案内立札






(画像、拡大します。)


三百年の松 案内板
宝永6年(1709)、六代将軍家宣のとき庭園を大改修した。そのとき植えられたと伝わる黒松。


(つづく)



東京の庭園 浜松町・旧芝離宮恩賜庭園 (冬)

2011-02-23 | 都内散策・庭園
名勝
東京都立 旧芝離宮恩賜庭園 ―江戸最古の大名庭園―
東京都港区海岸1-4-1  JR浜松町駅 徒歩1分






旧芝離宮恩賜庭園の由来

ここは芝浜と呼ばれる海浜であったが、明暦(1655~1658)の頃に埋め立てられた。
延宝6年(1678) 老中大久保加賀守忠朝は、徳川家からこの地(埋立地)を拝領する。
貞享3年(1686) 庭園の完成。「楽寿園」と命名する。回遊式泉水庭園。
その後、変遷があり、幕末には紀州徳川家の芝御屋敷となる。
さらに有栖川宮家を経て宮内省が買い上げ、明治9年「芝離宮」となる。
明治24年 園内に迎賓館としての洋館を新築する。
大正12年 関東大震災で洋館等、焼失する。
大正13年1月 皇室の御慶事記念として東京市に下賜される。
大正13年4月 市は復旧整備を施し、「旧芝離宮恩賜庭園」として一般に公開する。
昭和54年 文化財保護法により「名勝」に指定される。
(面積 43,175 ㎡)

 







泉水 中島と西湖の堤




大山(築山)


















海水取入口跡


園内から南側


園内から東北側