♪ファーイヤーアーエムブレム
手~ごわい~シミュレ~~~~ション
勝~ってく~るぞ~と い~~~~さましく~
こんばんわ。M・吉田です。
ピュアプレイ(?)もしました「ファイアーエムブレム」というシリーズ、
言わずと知れた、「シミュレーションRPG」というジャンルを開拓したゲームですね。
「ファイアーエムブレム」について、
ちょっとシニカリストを気取りたい場合なんかは、
「女子供が戦うゲーム」
「美形キャラばかり登場するゲーム」
なんて説明をされる方もおられるかと思います。
いやはや、これはまさにその通りで、
美形キャラは味方で、悪人ヅラは敵という法則が、
9割9分間違っていないような判別方法すら有り得るゲームですね!
ゲームキューブ版のエムブレムのキャラクターたちや、
Wii版のエムブレムのキャラクターたちのページを見ても、
見た目麗しい味方キャラに溢れております。
うーん、これぞエムブレムって感じですね。
そんな「美形戦争」ファイアーエムブレム、
本日はそのルーツを辿ってみたいと思います。
◇◇◇◇◇
ファイアーエムブレムの第一作目は、
ファミコンでリリースされた「暗黒竜と光の剣」。
これはスーファミ版「紋章の謎」にも"第一部"として移植されました。
前回のピュアプレイでもやりましたとおり、
この、今で言うところの弟系な美形キャラである、
「マルス王子」が主役のゲームですね。
しかしこれは、移植されたスーファミ版のもの。
今回ご紹介するのは、ルーツ。元祖。初代のものです。
このマルス王子の、
ファミコン版の説明書に描かれていた姿がこれです。
ジャジャーン!
…。
なんというか、
凛々しいと言うべきなのか。
だいぶ印象が違うと言うか、
同一人物?
- そのアミアミの靴とアミアミのグローブ(?)は何ですか?
- 顔でかくないですか?てか5頭身ちょい?
- なぜ脇をそんなに出してるんですか?
- そのマント短くないですか?
- なぜ超ミニなんですか?
などなど、疑問点は尽きないばかりですね。
ついでに、このマルス王子が持っている、
「神剣ファルシオン」の画像もあったりするわけですが、
ヒビが入ってます。
こんなんでメディウスと戦えるんでしょうか。
べっ、別に直すイベントとかないんだからねっ!
まあ、このマルス王子の違いっぷりだとか、
ファルシオンにヒビが入っていることだとか、
そんなのは
氷山の一角に過ぎないというのは、なんとなく皆さん予想がついておりますよね!
マルス王子の部下、赤緑騎士の、緑のほう。
パオラ、エストという二人の女性から好意を寄せられており、
ファミコン版の説明書には "黒豹" の異名を持つと書いてある、「アベル」。
ファミコン版の説明書では、こうなっております。
面影無し。
ていうか、
出っ歯です。
ものすごく、引き笑いとかしそうです。
というか、まあ画力云々はあるかも知れないけども、
なぜ敢えて出っ歯を付けたか?という点が、
これはまた永遠の謎となりそうです。
そのままだったら、
まだイマ風の面影が残ったかも知れない…のだが…!
お次は、我らが最高の弓兵、ゴードン閣下。
ちょっと気が弱そうな感じですが、
ファミコン版だと、
ニヤリ。
不適な笑み。
このゴードンは…やるぜ!
続きまして、最高のアーマーナイト、ドーガ。
ちょっと板前さんっぽい、ドーガの、
ファミコン版の勇姿はこちら。
ロボット?
コメントしがたい顔です。
これらの方々には及ばないものの、
その他にも、様々な勇者たちが紹介されています。
なかなかの猛者たちです。
ジュリアンがツッパリ漫画っぽくて素敵です。
というか、マルス王子と言いマリクといい、
なぜ脇とか足を見せたがるのか?
しかしまあ、女性陣だって男性陣に負けてはおりません。
なかなかのクオリティ。
レナさんは、なんでそんな中途半端な被り方をしているんでしょう?
小指を立てているのは許すとしても。
続いて、ペガサスナイト三姉妹の、パオラ&カチュア。
この写真が特に、
撮れた写真が悪くて申し訳ないところですが、
この二人はワンセットで掲載されてました。
色、逆じゃない?
塗り間違え?
ミネルバ様。
ドラゴンが小さいとか、そこに座るのは無茶じゃないかとか、
剣がやたら太いとか、そんなことはどうでもいいんだ。
眉無いです。
戦争に化粧は不要と言うことなんですよね!
それはともかくこわいですよ!
◇◇◇◇◇
「ファイアーエムブレム」、
女子供が戦うゲームであり、
美形キャラがひしめく、シュミレーションRPG。
それは、後世のシミュレーションRPG…
たとえば、
サモンナイトだとか、
ルミナスアークだとか、
そういったものに影響を与えているのは、おそらく間違いのないことでしょう。
しかし、ファミコン版の時代には、
パッケージのクオリティからして、
なんというか
これをレジに持っていこう!という気にさせないオーラが漂ってました。
これは…違うだろッ!!
いやいや、そんな評価は平成時代の話。
これが出た昭和の時分には…これはこれで、アリだったんですよ…!たぶん。
現代では、美形キャラのみが登場し、
いや、たとえ、非美形キャラが登場したとしても、
こんな感じのキャラは、決して出てこない「ファイアーエムブレム」。
しかし、かつてはこういう、
狙ったつもりが狙撃失敗、なキャラも出ていたのですよね!
登場キャラは美形ばかり、なんて思われがちなファイアーエムブレムにも、
このような時代はあったと言うことを、
心にとどめおいてください。
ファイアーエムブレムよ、永遠なれ…。