[ まおうザンデ ][ ●メテオ ]

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今さらのことを取り上げることで定着したこのブログなわけですが、
最近はニンテンドーＤＳの「メテオス」にはまりまくっております。


このゲーム、「上からブロックが落ちてくる」「同じ色を３つ揃える」という、
ルールだけ言うと明らかに「落ちモノ」ゲームなんですが、
プレイ感触は全然違いますね。

他の落ちモノというのは、まあだいたい当たり前となっていますが、
「連鎖」というシステムがありますね。このゲームにもあります。

一般ゲームのそれにおいて、M・吉田はそれが中々できないわけです。
単純に組みあがるような連鎖ならまあ良いんですが、
その先を目指すために必要な「うまい人がやる複雑な積み方」が
とてもとても出来ないのです。

そんなヌルイ人でも、やろうと思えば、
このゲームでは長～く連鎖できるわけです。
メテオスは「３つそろえるとブロックが消える」ではなく、
「３つそろえるとブロックが飛び上がる」ことが、功を奏しています。

ブロックが飛び上がっている最中に、もう一度つなげたり、
飛び上がりきれず落下したブロックの落下先に３つ揃うように配置したり、
ブロック単体をはじいて、ブロックの塊にくっつけたり、
飛んでいるブロックに対して、もう一つ塊を合体するように飛び上がらせたりと、
お膳立てをしなくても連鎖できるアプローチが多いというのが、
落ちモノゲームに挫折した人でも、楽しめる要素であると思います。
「消える」ではなく「飛び上がる」こと自体も（まだ）新しいですしね。

「マジカルドロップ」とかやったことある人なら、
後付け連鎖がパワーアップした感といえばわかりやすいでしょうか。

惑星（ステージ）によって、振ってくるブロックの種類や偏り、
重力、ブロックが飛び上がる射出力が極端に違うのも面白い要素ですね。
徐々にプレイ可能な惑星が増える…後から出てくるものは特に癖が強い…のも、
ポイント高いです。

サウンド面でも、珍しいアプローチをしています。
一般ゲームような、ＣＤでじっくり聞くよくな曲は殆ど無いんですが、
プレイ状況（ブロックの消し方）によって、効果音が音楽になっていくのは、
「Depth」などの良いところをゲーム性とうまく織り交ぜているなと思います。

グラフィックも綺麗なんですが、その中でも、
各ステージ…惑星の住人である○○星人というキャラクターが特徴的です。

┗○┛
　大

↑こんな感じのをはじめ、何かデザイン系ののマークのような、
かつ、その惑星の雰囲気を表しているキャラクターデザインが秀逸です。
記号のようなキャラクターではありますが、
他のゲームで言う記号化されたキャラとは違って素晴しいですよ！


ついでに、公式サイトは一見の価値アリです。
気合入れて作ってあるということもそうなんですが、
イイ意味で悪ノリしてて面白いです。

特にやばいセンス満開の「おもしろ作品」コーナーがお奨めです。
ゲームプレイ後に読んだ方が面白いと思いますが、
かなりやばいセンスの漫画が１５００作以上ありますよ！



というわけで、ニンテンドーＤＳを買ったら、
もとい、これのためでも買う価値のあるゲームだと思います。
やらないと面白さがよくわからないかも知れない、というところが残念ですが。