大船渡 折々の記

大船渡の風景、釣り、菜園、献立、日々雑感

大船渡 長谷寺のどんと焼き

2014年01月14日 11時17分23秒 | まち歩き

    1月13日(月) 寺やまもる会の役員さんたちで凍てつく早朝に会場づくり。 寺前の田圃に会場を設営。 簡便テントを張り注連縄で清め祭壇を設える。     万が一に備え消防車も待機。その間、地域の人たちが三々五々正月の松飾りや破魔矢などの飾りのも、門松、注連縄、書き初め、昨年の祈願札など持ち寄り積み重ねる。

 宮城住職の読経に続いて点火。  燃えさかる炎に五穀豊穣、商売繁盛、無病息災、家内安全などを祈って、正月飾りなどが次々に燃やされ、今年の「どんと焼き」を無事に終えた。

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  火は穢れを清め、新しい生命を生み出す。竹節の爆ぜる音は悪魔を悪魔を退散させ、また高く立ち上る煙は正月の神仏の帰りを導く。
 「どんと焼き」は、祓い清めるという役割と正月に浮かれた人心を現実世界に戻すという二つの役割を担った行事とも考えられます。      伝統的な地域行事が次々となくなる昨今、各地域で復活されつつある 「みずきだんご」と共に、世代を継いでいく伝統行事として残していきた いとも思いました。

    P1050836 長谷寺と観音堂

    P1050834 正月元旦  
      長谷寺本堂前で踊りを奉納する 長谷堂地区権現舞組