大船渡 折々の記

大船渡の風景、釣り、菜園、献立、日々雑感

桜木と権現舞

2013年04月29日 20時45分07秒 | まち歩き

   今年もまた、近くの氏神様の杉の木々に混じって咲く一本の桜が爛漫と咲き誇っている。

 

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居間の窓越しにこの桜の木を眺めてもう40年以上にもなる。 桜の季節には薄ピンク
の花弁を一杯にけ、落花の折には風が我
が家にまでも花びらを運んでくれる。

  樹齢も種類もわからないけれど、取り巻く木々と成長を競い、強風の日には共に
枝を折れんばかりに大きく揺るがせしならせ
る。樹高も桜には珍しく20m以上?に
もなる高木だ。
たった一本だけの桜木が周囲の木々に負けまいと一心に成長し
ける様を見るにつけ、この桜木に限りない愛着を覚える。

 

 

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  5月4日は大船渡市猪川町の式年大祭。震災の被害も
 生々しく、華美な祭りは控えようとの配慮もあり、今回の大祭は例年の各組による手踊りの余興奉納はなく、行列にお供する権現舞組のみの参加。
  今日4月29日は10時
から中井組の揃い(地元民へのご披露)の日。盛川河川敷に小学生のサイボウ振りや外国語指導助手の外国人男女2人の笛、和太鼓でのお囃子参加もあり、観衆含め総勢150人で本番さながらの権現舞を楽しんだ。 晴天のもと心地ち快い川風を浴び、地域住民が心をひとつにしたひと時でした。