lucinoのおしゃべり大好き

第2弾ブログを開設しました。サッカー、お笑い、F1、マラソン等を中心に第1弾より楽しい記事に出来たらと思います。

F1 イタリアGPを見ました。 その2 感想編

2009-09-16 00:00:00 | F1
ティフォシ(フェラーリファン)が盛り上がる超高速サーキットのイタリアGPは・・・・・







バリチェロが制しました
いや、本当に凄かった。予選5位と6位の2人が1-2フィニッシュ
今のF1でもっとも必要なのはスタートでもなくKERSでもなく、ピット作戦にあるのだなって思いました




決勝前にハルイチさんのブログを見ていたらブラウンGPはかなり優勢にあるって言うことは分かりましたけどね・・・・うかつでした

それでこの日の教訓







最前列のポールを獲ればいいっていうものではない

っていうことと


決勝の行方はQ3(予選3回戦)から始まっている

っていうのが近代のF1なんだなって思いました。
ポールポジションを取るためには予選内で何度もタイムアタックをしないといけないのだけど・・・・・
今のF1事情・・・Q3でのガソリン搭載量を引き継がなければならず、給油は禁止なのです
かなりタイムアタックをしたら予選時点でかなりのガソリンを使うことになり・・・決勝では殆ど残らなくなる。
それならば、あまりタイムアタックに出れずに予選の順位が少々悪くてもそこで切り上げて、決勝のガソリンを残すのもこれまた戦略
それをロス・ブラウンは巧みに扱っていましたね


ってな感じで本日は・・・・F1イタリアGPその他で感じたことをお話させていただきます
(あ、私のファンの1人は今回殆ど登場させません。明日彼の記事だけで1つ作りますから 笑)


まずはこの方・・・・・フィジケラがフェラーリ移籍に伴い、フォースインディアのマシンはフィジケラに変わってリウッツィがドライブします
急遽、レースに出たにも関わらず、予選は7位だったし・・・
決勝もかなり健闘しました。
彼は、この後もフォースインディアで活躍できるかなって感じでした。
私の見所はこの写真のシーンでしたね。オープニングで、イタリアのような超高速サーキットで絶対有利なKERSを持っているコバライネン相手にしかけます





ちなみに当然フォースインディアにKERSなんてありませんが・・・・・





マクラーレンのオーロラエキスプレス、ヘイキ・コバライネンをズバッと抜き去りました
カッコイイ。この後リウッツィは一時は4位を走る初戦とは思えないほどの大健闘












まぁ・・・リタイアしちゃいましたけどね(笑)
でも、彼はフィジケラに負けない働きをしてくれることでしょう







続いて、ある意味根性を感じたのは・・・・・






BMWザウバーのロバート・クビサ






彼は、オープニングの混戦でご覧の通りウイングを損傷します
ただでさえウイングをペッコペコにしてマシンが不安定な状態なのに、このウイング損傷はさらにマシンを不安定にさせます

数周経ちまして・・・・・













ウイングをまだ変えていません
かなりマシンは不安定極まりない状態だと思いますけど・・・それでも粘って、しかも順位はそのまま保ち続けています

そして数周後・・・・















まだ変えていません!!
順位は相変わらず後続に明け渡さずにキープし続けています
昨年、優勝回数はたった1回。それでも最後までチャンピオン争いに参加できたのはマッサよりも完走率が高くて確実にポイントを獲っていたから。
なぜ、ポイントを取り続けることが出来たかっていうのは、このようにマシンが少々破損しても走り続ける力があるっていうことなんでしょうね

















まぁ・・・・最後はF1のオフィシャル(審判みたいなものかな)から強制的にピットに入るように指示が出ちゃいましたけどね
5っていうのはクビサのカーナンバー日の丸みたいな旗で黒ベースのオレンジ丸印がピットインせよっていう指示だそうです。
壊れてもペースを崩さず走り続けるクビサ・・・・BMW撤退後もどこかのチームで戦い続けて欲しいものですね






・・・・ただこの方も結局マシントラブルでリタイアしちゃいましたけどね




















ブラウンGPは実はチームメイトがお互いチャンピオン争いのライバルになっています。
バトンは2位でチャンピオン争いのバリチェロに1位を獲られて悔しがっていましたけど・・・・素直に彼の勝利を称えていたのは爽やかでした
チャンピオン争いをしている最中でも、チームのために戦い・・チームメイトと切磋琢磨しあう姿はいいものだって思いました








それを踏まえまして!!





















あんたら・・・・・何しているの
TOYOTAはチーム同士で、危ないバトルを繰り広げます
F1は8位までが入賞でポイントが付きます。彼らは12位13位の争いです。
ポイントはかなり先ですってかこの時点ではポイント獲得不可能です。あと、チームに貢献できるとしたら、マシンを壊さずに完走しきることくらいです
お互いこれで接触Wリタイヤなんかしたらカッコ悪いでしょ・・・・
何か、やっぱりTOYOTAはあんまり応援できない・・・・無駄な争いをしているなって・・・・・





結局、バトルの結果・・・・トゥルーリはコースアウト・・・・・・カッコ悪・・・・・
こんなことしてチームの特にはならないし、チームメイト同士関係が悪化するっていうことが分からないのかな・・・・・
仕掛けたグロッグも・・・・・











一方、運にも見放され・・・・・マシンも高速コースはダメダメで、厄年並みについていない中嶋一貴
今回も予選からかなり苦しんだ様子です
TOYOTAもだめだったし・・・・・
彼が所属しているウィリアムズも搭載しているTOYOTAエンジンってパワーないのかな・・・・・




アロンソに引っ付いても簡単に引き離されていましたから・・・・・
(普通これだけ引っ付いたら空気の流れ上・・・後方の車は空気抵抗がなくなり、スピードアップし簡単には引き離されないものなんですけどね)
決勝は10位
でも、この10位はまずまずの出来ではないかなって思います。
予選17位からウェバーやロズベルグ、クビサも混乱に巻き込まれながらも・・・ミス・トラブルを避けて最後までキッチリ走っていました
事故を避けて徐々に順位を上げていっての10位です。しかも、TOYOTAの非力なエンジンに彼自身苦手であろう高速サーキット・・・・・
最後までキッチリ走った分、彼らしさが出たいいレースだったと思います
苦手であろう高速サーキットで7つ順位を上げたのですから、得意な市街地コースではさらなる健闘をしちゃいますね
次もトラブルを避けて、チャンスをキッチリ拾い上げつつ、最後までキッチリ走りきったらシンガポールか鈴鹿ではいい結果が出るかもしれません
今までの悔しいランクダウン的な走行ではなかったので・・・・今年の中でもいい方のレースになるのではないですかね・・・・・
今日の感覚を忘れずに行った方がいいかもれません。


といった感じでレースの流れのほかで感じたことを書かせていただきました。
今回のイタリアGPの記事は明日まで書かせていただきます。明日は彼の特集状態になりますが・・・・・よろしければお付き合いくださいませ
本日もご覧頂きまして、誠にありがとうございました




あ・・・・昨日、TOP3以外の順位を申し上げるのを忘れていました。
これがトップ10
ベッテル、ハイドフェルドはシブくポイントをキッチリ獲得しました



あとはこんな感じ。
4台リタイアって最近ではかなり少ない方に入るのではないですかね・・・・・
昨年までは16台完走って多い完走台数ですけど・・・・リタイアが今年減りましたからね
(昨年のオーストラリアGPなどは一貴は最後まで完走したドライバーの中ではビリケツだったのに6位入賞でしたからね。それくらい完走するのが少なかったのに)