lucinoのおしゃべり大好き

第2弾ブログを開設しました。サッカー、お笑い、F1、マラソン等を中心に第1弾より楽しい記事に出来たらと思います。

未体験ゾーン! 鞍馬の火祭!! 本番!!!

2009-10-31 00:00:00 | 近くへ(遠くへ)行きたい
昨日の続きですが・・・・・




鞍馬の火祭





思ったより、時代祭はマイナーだったので・・・・・
恐らくそれ以上にこの祭を知っておられる方は少ないでしょう・・・・・
わたしもこの祭の前日にはじめて知りました

でも、意外とこの祭・・・・もともとは940年ごろにきっかけとなったらしいのです

もともと、このメイン会場となる由岐神社はむかしは平安京の内裏にあったといいます。
当時、度重なる地震や争いのために治安情勢は不安定となり・・・・この由岐神社を鞍馬に移すということに決まり・・・・
その移転の最中に道々にかがり火が焚かれていたのに感動した鞍馬の住民がその出来事を伝えるがために始まったのが最初とされているようです


それでは本題にうつりましょう。


オープニングの動画は、松明を持って神社から下の集落に降りてきた人物が、集落にある松明に火をつけていくシーン
「神事に参らっしゃ~れ」と声を掛けながら神社の松明が階段下へと移動していくのです


また、それに応じるように集落から松明を持った家族が一緒に集落一帯を練り歩いて厄除けを図り・・・・
次第に神社に松明を集結させて・・・・・一箇所に焼き捨てられて・・・・・・
御輿が今度は降りてくる
というシナリオですけど・・・・・・


私が見ることが出来たのはこの掛け声のシーンと、練り歩くシーンでしたね

この声が掛けられる時間は18時。ここに再び舞い戻ってくるのは21時ごろといい・・・・・


その時間は私は鞍馬から離れていなければ家に帰れない事態に陥っていたので・・・・・いっそ混雑覚悟で階段下に私も下りました



昨日お伝えさせていただいた鞍馬駅前・・・・これが本番となると












さらに混雑が増します
もう、ホントにシャレにならない状態
もともと鞍馬ってエリアが何千何万もの観光客を収容できる場所ではないのです
そのエリアに何千何万と来たらこの状態。神戸で例えていうなれば元町の高架下でルミナリエをやるようなものですね。
ホントに一人旅でよかったと思える場所です。カップルで来た人は、たとえケンカ中でも手を握っておかねば必ず人の波に溺れてはぐれる勢いです







さらに、子連れでここに来るのは持っての外って感じですね

何しろ、普通に歩いていたら・・・・・













熱っ!!って














気付けば目の前にでっかい松明があったりするのです

まぁ、この祭の存在に気付いた時も、そんなに乗り気でもなかったのですけど・・・・・・








この注意書きに逆に惹かれてまいりました
そこまで書く火祭はどんな感じなんだろう、どこまでリスキーな祭なんだろう・・・・
一人旅だから、気を使う相手もいないし、いってみるっきゃないって感じで






あの人だかりはそれなりにありましたけど・・・・・・それ以上に・・・・








辺りは電灯と松明どっちが多いのかって言う状態に・・・・・
さらにこの人の集まりと警察のあつまり、尋常ではございません






普通の松明を持つものがあれば・・・・・・・・・








動画でご覧頂きましょう・・・・








こんな考えられへんくらいの松明に火をつけようとするものもいます



先ほどの話に戻りますけど・・・



神社より「神事にまいらっしゃ~れ(神事が始まるよ、みんな集まれ)」っていう掛け声で・・・・・






こうやって各地の松明に火をつけるのですけど・・・・・・
神事に参られよの合図に各戸が・・・・・・








サイレヤ、サイリョウ(祭礼や祭礼っ)」と、呼びかけに応ずる形をとっていくのです。
そして各戸も松明を持って街道を練り歩くのです






動画で表すとこんな感じになります

そして、立ち止まるのは厳禁なので・・・・・歩きながらの見物となります
では、歩きながら他の場所も歩くこととします。
(歩きながらなので撮影成功率が5割くらいなのですよね)

しかし・・・場所を変えても・・・・・








松明だらけで街道は明るく・・・・・・









松明の周りにはとんでもない人の集まり
少しでも押したり押されたり状態となれば、誰かがやけどするのは必定ですね。
なので、子連れはホントやめた方がいいのかもしれません








ただ、こんなバズーカを子供が持って「サイレヤサイリョウ」ですからね
画像をクリックし、動画でご覧くださいませ








おや、こちらでも松明を点火中






またバズーカ並みの松明で









ついたついた
他人の撮影シーンがとれちゃうくらい人口密度が過密。人が多くて道は狭いのです。






振り向いたらこんな視界ですからね・・・・・・
(京都の市街地でもそんなにいないと思うくらい外国人観光客が多かった)









点火に歓声が上がると思えば・・・・・・







サイレヤサイリョウの声が絶え間なく続き、松明が移動するのです
画像をポチッとしていただき、動画でご覧くださいませ







サイレヤサイリョウの声がどんどん多くなってまいりました。
この前方の明かりは、すべて「火」ですからね







各戸に固定しておいてある松明は、尋常な松明ではありません。
キャンプファイアよりも大きなものがあるのです






熱くて、これ以上近寄れません






火の勢い・・・・動画で撮ってみました




熱いな~~~これ以上危険やな~~~~


























って・・・・まだ予備の松明が4基もあるやないかい

ちょっと、伝わりづらいかもしれませんが・・・・ちょっと全体図をご覧頂くとすると・・・・・・












これは、火祭ではなくてただの大火事です・・・・・って感じになってきました
前方の明るいのはすべて松明で・・・・目の前の民家の向こうには火の粉がかなり飛び散っています。








この松明を過ぎたら・・・・・・迂回路でスタート位置に戻るのです
鞍馬駅から由岐神社に向かってどんどん街道を北上した後は・・・・・・







あぜ道に入り、スタート位置の鞍馬駅に戻るという・・・
止まって見物してはいけない祭です
(止まってはいけない祭も初ですがね)








ちょっと分かりづらいかもしれませんが・・・・灯りに沿って人が並んでいるのがお分かりになりますかね
交通整理の警官に聞いたのですけど・・・あぜ道入り口から鞍馬駅前までわずか200メートル程度・・・・・・
でも、練り歩いている松明を避けて通行せねばならないので・・・・200メートルを40分かけて通るという大渋滞振り・・・・・・








それを抜けたら、また松明の街道に戻り・・・・・鞍馬駅前到着です。


・・・・っていうのが20時までの火祭の様子ですけど・・・・・・
見物にかかる1周辺りの所要時間が非常にかかりますので、これで断念せねば家に帰れません

これでも、結構なリスキーで過激な奇祭と感じましたけど・・・・・・・





















20時を過ぎたらもっと盛り上がるとの事ですね



これ以上の過激さってどんな感じなんだろう・・・・・また見てみたいなって思う次第であります。
その為には恐らく・・・・
鞍馬で宿泊するか・・・・・・
せめて叡山電鉄沿線にコインパーキング等で車を停めておかねばならないかなと思います
何しろ、火祭が過激になるのは21時ごろのようですし・・・・・・・

祭自体は深夜2時ごろに終わるそうです

次行く時は、出町柳か最悪京阪沿線まで車を持ってこようかな・・・・・・・(ただし、貴船口より北は午後から通行止め)


ただし・・・私が気付いた注意点は・・・・・・



子連れは絶対に危険。ベビーカー持参なんて絶対に非常識。
(ベビーカーなんて通れるところはなく、通路にも松明があるからやけどは大いにありえる)

なるべく少人数で
(大人数で一斉行動とるのは非常に困難。はぐれた後で待ち合わせる場所もほとんどなく、最悪・・・叡山の終着地出町柳で集合って言うのもありかも)

動きやすい服装を
(通路上、暗いあぜ道を通ります。ヒールの高いブーツ等で足元を取られる女性も何人か見かけました)

警官の指示に従って・・・・・
(警官にキレても、裁ききれないくらいのキャパの狭い鞍馬ととんでもない人数です。警官の力も限界があるし、そんなリスキーな地に踏み入れた時点で覚悟しておくべし)

21時までのイベントに向けて3時間ひたすら待つか・・・・21時のイベントが見れない覚悟で20時まで下に下りるかあらかじめ選択すること

(両方ともは地理上、ほぼ不可能)

っていうのを念頭に入れて行かねば、楽しめないかもしれません。
この混雑振りは私もそんなに体験したことありません(かつてクリスマスイブにあったルミナリエの方が大分まし)



と・・・・・言ったあたりで、撮影も難しかったので・・・・・なかなか上手く伝えることが出来ませんでしたが・・・・・
ホントに迫力のあった祭でした。今度は深夜帰宅覚悟で祭の後半も楽しもうかなって思ったlucinoでした。

明日の午前中は、火祭終了後を少ししゃべって・・・・・・夕方、アブダビGPの話をさせて頂けたらと思います。
(体力の限界によってはアブダビGPネタを中止するかもしれませんが)

それでは、鞍馬の火祭そのものはこれにて終了させていただきます。
本日もご覧頂きまして、誠にありがとうございました

未体験ゾーン! 鞍馬の火祭!! 前哨戦

2009-10-30 00:00:00 | 近くへ(遠くへ)行きたい
さて、時代祭が終わった後・・・・・・・
京阪電車に乗り北上・・・・・・・終着地、出町柳まで突入します。
めざすは・・・・






叡山電鉄で終着地、鞍馬まで
この間の貴船よりもうひとつ奥地まで進出します。

目指すのは、京都三大奇祭のひとつ・・・・・・






鞍馬の火祭





正直、私はこの祭・・・・時代祭の前日に知った祭です
前日に時代祭をヤホーで調べていたら、同じ日にこんな祭があったって言うのを知りました
(しかも、交通規制ニュースから)
京都三大奇祭というから、また変わった祭なんだろうと興味がそそられて・・・・
時代祭が終了した後もそのまま帰らずに京都に残りました








鞍馬までは叡山電車を使わないといけません。
祭は18時スタートですが、もう16時の電車でも少し遅いくらいなのですよ
出町柳から鞍馬まではおよそ30分・・・時代祭は90分前につけばああやって絶好のポジションで見ることが出来るのですけど・・・・・

どうやらこの鞍馬の火祭りはそういうわけにも行かないようです



鞍馬の火祭りの困難ぶりは・・・・・

 鞍馬エリアの集落自体が小さな集落で・・・そこに何万人も入ってこれるキャパがない
 鞍馬まで行く叡山電車は一部単線で、しかも最長で2両編成・・・・・運送にも困難である




という点があって・・・・・・いい場所つけないどころか・・・・・・















叡山電車は、鞍馬エリアのキャパが限界に達したら鞍馬行きの電車ですら途中打ち切る可能性がある



というわけです。もちろん、車でなんてもってのほか。
駐車場の確保は困難を極めることだと思います
祭にタイムリーな時間に到着しようとしたら、恐らくは叡山電車に乗れないだろうし・・・・・
ヘタしたら行ったのはいいが帰りの電車に制限がかかり・・・・この日中に明石に帰れない可能性だってあったのです
早く現地に向かって、残念だけど早めに切り上げる・・・・・その方法で行くしかないです。
なので、永昌亭ではめっちゃ早食いでさらに河原町から祇園四条駅まで走りましたね




開始2時間前にたどり着いた叡山電車・・・・・・出町柳駅・・・・・・











もうすっかり駅は人で溢れ帰り、入場制限を喰らっています
幸い、私は1便見送るだけでホームにたどり着くことが出来ましたが・・・・・・

ご覧の通り大混雑








外国人観光客もめっちゃいましたが・・・・・・
この大混雑でも何とか入ろうとする日本の観光客を見て驚き・・・・・
さらに彼自身を押し込んででも入ろうとする日本人に「クレイジークレイジー」って言っていましたね







暇なので、何かを見てツッコもうとしてみました。








出町柳の次は「もとたなか」かぁ・・・・・・・

















じゃぁ、現在はなんていう姓
(ほっしゃんのR-1獲った時のボケをモチーフに)







と、くだらねーツッコミをしているうちに電車が到着しました
私は幸い扉の真正面で待っていたので、座ることは出来ましたけど・・・・・・


あくまでも、かろうじてでした








これが電車内での私の視界です
朝のJR新快速以上にタチが悪いです
しかし、真正面2列目に位置した私がギリギリ座れた状態なのです・・・・
3列目以降からは・・・・・元イングランド代表MFポール・スコールズもびっくりするくらいの追い越しての飛び込み
普段ノロノロと動くおばちゃんは、なんでこういう列車座席争奪戦にはサッカー日本代表に入れそうなくらいのスピードを生かした飛込みをするのか・・・・
未だにふしぎで仕方なりません。
普段トレーニングしている私の方が完全に競り負けておりました(笑)








貴船口を過ぎると、残りは終点鞍馬駅。
座れたはいいが、背もたれに背中がつけれないくらいぎゅうぎゅうに詰めていて結構大変でしたが・・・・・・残りもわずか
(他のおばちゃん一同はみんな背もたれできっちりもたれています)
この周辺には観光バスと警察の道をふさぐバスがぎっしりと詰めています。






そして電車は鞍馬に到着します
凄かったので動画で収めてみました(笑)






降りたら降りたで、改札口まで到達するにも時間はかかりました






夏の弾丸ツアー以来約2ヶ月ぶりの叡山電車鞍馬駅・・・・・・







鞍馬天狗が待っておりました
前回の弾丸ツアーと違って、帰りの電車の行列対策のロープがすでに張られていましたね。






17時前、鞍馬駅前です。
ここは奈良の東大寺か、浅草かっていうくらいの観光客・・・・・・・






この正面奥の方に見えているのがメイン会場である鞍馬寺手前にある由岐神社
尋常じゃないくらいの人の上、警察動員数もハンパではありません






由岐神社の境内入り口の階段。
目の前には交番があり、そこが警察の本部となっているのですけど・・・・
神社内はキッチリ立入禁止



その代わり・・・・・・神社を囲って






ここも・・・・・・





ここも・・・・・





ここも、完全に観客が神社を包囲している形となります






幸い、私もこうやって鳥居とみこしを眺めることが出来る場所に陣取ることが出来ました











ただし・・・・・・この祭、最大の注意点・・・・・・






この小さい集落でかつ道も細く、道路でも祭をするということで座られたら祭り自体も緊急車両も進まないことから・・・・・・























この祭は立ち止まって見ることが出来ません
(この内容の放送が警察からさんざん発せられるくらい厳しい規制)















つまりずっと歩きながら見ないといけない祭だということです

なので、これから祭の写真は歩行中の撮影ゆえ、あまり上手く撮れません
なにとぞご了承くださいませ
まぁ、それでも祭が始まる18時ごろまではここに居座ることが出来るのでしばらくはここで待機となります

私の確保したこの場所などの数少ないエリアは何とか場合によっては居座ることも出来る気配なのですが・・・・・
この祭は18時~20時までは下の道路でが基本であり、今いるこの場所で行事を行うのは21時ごろとされ・・・・・
その21時には帰らないと終電を逃す恐れがあり・・・・
18時になると混雑覚悟で下の道路での見物を決意しました









京都の郊外・鞍馬も日が落ち始めまして・・・・・・・






少し、街も明かりがつくようになりまして・・・・開始間近です





境内にも松明に灯が灯り始めました、火祭りが始まる予感がひしひしと感じます






時は、よし18時になりました






神社より、ひとつの松明が「神事にまいらっしゃ~れ」との声を掛けながら・・・・
民家のある下の道へと向かうのです

流れ的には・・・・・
神社からひとつの松明が民家のある集落へと降り・・・・・
集落にある松明にどんどん点火をしていくのです。
「神事に参られよ」との触れの言葉に応ずるがごとく、集落各戸から松明をもって現れ・・・・
ともに町全体を練り歩くのです(各戸がそれをすることによって厄除けとなるとか)
20時ごろまで練り歩き、徐々に山門に近づいて・・・・・・松明は三門前に集まり、一箇所に捨てられる・・・・・
その後先ほどの山門前にあった御輿がまた集落へとくだり街を練り歩いて・・・・・
集落の先にある御旅所といわれる場所で御輿を納める




















終了予定時刻、午前2時のイベントです


さすがに翌日仕事だし、電車で来ていたので終電を気にする以上・・・・・
最初の20時までの神事しか見物できませんでした

明日はその20時までのイベントをお送りしたいと思います
しかも、立ち止まって見物がかなり制限されているのでまともに映っている写真は少ないですが・・・・・
それでもよろしければお付き合いくださいませ
本日もご覧頂きまして、誠にありがとうございました

時代祭 祭が終わった後・・・編

2009-10-29 00:00:00 | 近くへ(遠くへ)行きたい
さて、京都三大祭である時代祭のご報告はすべて終了しました
仮装パレードって言えばそこまでですけど、でもただのパレードではなかったような感じです。
1,100年分の歴史を一気に味わった、バーチャルタイムスリップといいますか・・・・
さすがは京都三大祭っていえるだけの祭だけあってやっぱりすごかったです

パレードは比較的真面目な行列といっていいのでしょうけど
(そりゃそうだ、一応天皇を祀るものであるしね)
その中にハプニングあり、笑いあり・・・・すごい楽しかったですね
明智光秀の一族の末裔という人物としゃべれたのはすごいいい思い出ですね
祇園祭に加えてこれで京都三大祭のうち2つは行ったので来年は三大祭残り1つ葵祭も行こうかな・・・・・
(もう長いレポートは飽きましたって?)









さて、本日は時代祭が終わった後の話を少しさせていただきましょう










時代祭の行列のルートは平安神宮から京都御苑の往復で・・・・・
私が見物したのは復路とも言える京都御苑から平安神宮のパレード
もともと平安神宮の方がメイン会場なので、時間があれば平安神宮まで急行しようかと思っていましたけど・・・・・
思ったより終わる時間が長くて、断念しちゃいました
(どう考えても平安神宮到着までに間に合う時間ではなかった)







そこで、京都御苑を散歩・・・・・
京都御所を含んだ公園を京都御苑といいますけど・・・ここはここですごい大きくてなかなかの公園なのですよ





ホント砂利道と御所の壁がすごい広大で、気持ちいいのですよね





これが、京都御所の南側の門。
ここを中心として時代祭は行っていたのですよね(撤収作業が早くてもうこんな何もない状態に)







ちょっと、siawasekunさんのパクりをして・・・・

















すまして歩くハト、かわいらしって感じで(笑)
ハトも結構いたのです
(siawasekunさん、ごめんなさい)






樹齢300年だそうで・・・・・
京都御苑屈指の大木だそうですね





御苑の西側の壁は南側より結構構えが凄かったりする。
屋根が金ですしね





門だけでも威厳を感じます。さすが、天皇がおられた所です。
もちろん、ここはかなり厳重な警戒がしかれており・・・・・宮内庁の許可を得ないと中に入れないのです
(しかも入れる日は年間、ごくわずか)




しかし・・・ほんの少しだけついていましたね
























この日は御所の門が開放されていたのです
これだけ見ることが出来ても超ラッキー普段はここ閉まっていますからね
門の前は交番ですし・・・・・・





さらにラッキーなのは・・・・おやって感じの・・・・・



























もう紅葉すっかり秋って感じでしたね














本日の御苑内は特設的なお土産屋さんも沢山ありまして・・・・・・・
福寿園なんて書いてあったので・・・土産に買って帰ろう・・・・・
サントリー伊右衛門ってお茶が福寿園だって言うのを思い出して・・・・・







お茶(煎茶の茶葉)を買っちゃいました
職場に持って行こう。

さらに・・・・茶菓子も買って帰ろうかと思いまして・・・・・





御所参拝記念たる黒豆わらび餅も購入しちゃいました
また、味のレポートもどこかでさせていただきたいと思います。










さて、御所の散歩を終え、時刻は15時前・・・・






















されど未だに昼食をとっておりません



実は、上司に「ここ美味いから寄るように」っていう指令を有休申請した時に言われ・・・・・・
任務を遂行すべく(笑)・・・・・・御所から電車で2駅分・・・・














京都の繁華街、四条にやってまいりました
さすが、京都の中心部・・・道路は大混雑
(深夜の3時ごろでも混んでいる時あるもんな・・・・・)
河原町周辺にある藤井大丸の裏側にある・・・・










永正亭たるお蕎麦屋さん。




中はこじんまりとした感じですが・・・・・・
そこの特田舎そばを食べて来いという指令が(笑)
暖かいやつもありますが、冷たいやつを選ぶべしとのことなので・・・・







こんな感じのものを頼みました。特田舎そばです
少し濃い目のダシにこれでもかっていうくらいノリと大根おろしを投入しています
京都は基本、食べ物も高いですけど・・・・実はこれ、なんと550円!!
(私はエビをつけてプラス200円となったのですけど)
繁華街・四条の割には比較的リーズナブルな値段
京都観光に来て財布の中がさびしかったらここはなかなかいいところかもしれません














しかも、美味いし!!
藤井大丸っていう百貨店の東側の筋を少しなんかしたところです。
さらに、上司オススメだったのが・・・・







五目御飯
これも組み合わせると・・・
濃い蕎麦のダシにゆずの皮のようなものが入っていてすっきりとさせてくれるのです




ただし、かなりお腹膨れますけどね
(相変わらず、よくお食べになる上司です、通常特田舎そばオンリーでいいです



あ~~美味しかった
時代祭も堪能できて、さらに美味しいものと出会えてよかった~~~~


時刻は16時前・・・・
電車に揺られてブログを書きながら帰るのでした
























いえいえ、まだ帰らすわけにはいきません







実は、もう1件寄るところがあったのですよね


ここも早く行かないといけないので・・・・・・





店を出て、四条の街をひた走ります





京阪、祇園四条駅
通常、神戸方面に帰るには不便な電車ですが次のところへ行くのには必要な電車です





京阪特急が到着しました。
弾丸ツアーの時にはお話させていただきましたけど・・・・京阪特急は2階建て車両があります。

その2階建て車両・・・実は・・・・

















こんなところに時代祭の様子を描いた絵を載せているのですよね
今に限らず、年間通して京阪の古いほうの特急電車にはついているはずです。





今日は、京橋までの長い間電車に乗るわけではないので、1階建ての車両に乗ります
そうすると、テレビカーたるテレビを見ることの出来る車両があるのですよね
(結構昔からの京阪名物でしたね)



といった訳で・・・・・・時代祭の終了後のお話をさせていただきました
続きはまた明日、お話させていただきたいと思います。
でも、いつもみたいに取って置きにせず・・・
タイトルは明日即行使うつもりなので明日の予定をお話させていただきまして・・・・
本日はこれまでにしたいと思います。
本日もご覧頂きまして、誠にありがとうございました


次週予告・・・・・・





時代祭を終えて安堵のlucino・・・・・・・















しかし・・・lucinoの旅はまだ終わっていない・・・・・













イッテQの宮川大輔に負けないようにより多くの祭を伝えようではないか
(完敗というのはちゃんと自覚しておりますので・・・・)





時代祭の前日に知ったもう1つの祭へと京阪電車を北上する


間髪いれずに、次回


















京都三大奇祭、鞍馬の火祭り・・・・乞う御期待!!
(いや、必要以上には期待せんといて欲しいが・・・・・)








時代祭 延暦から最終の行列編

2009-10-28 00:00:00 | 近くへ(遠くへ)行きたい
時代祭(ブログ版)


ホント長々と書いて申し訳ございません・・・・・
ついに本日で全時代の記事を終わらせていただきたいと思います
今日は写真が非常に多いので、挨拶は手短にして翌日のその後ネタで書かせていただきたいと思います。


それでは参りましょう・・・平安時代の前半に当たる








延暦時代の始まり始まり・・・・・







延暦時代は武官と文官別々の隊列でやるということで・・・・まずは武官の登場です






武官はその通り鎧姿での登場です。





動画でほら貝を聞きながら、武官参列をお楽しみください
(画像をポチッと押してもらえたらと思います)


そして日本で最初の将軍は足利氏でも源氏でもなく・・・・・・












坂上田村麻呂、鎌倉幕府より300年ほど昔の平安時代のこの方ですら2代目の征夷大将軍なのです
(初代は大伴弟麻呂たる人だそうです)




この頃の武装はすごい重そうこんな矛は戦国時代の行列ではなかったですね。





動画でも、青銅製と思われる鎧が重々しそうです
中国の影響も受けているように思われ、中国の時代物でもこんな鎧見ますよね。
















それでは武官に対して・・・・・





延暦時代の文官の登場です




文官は衣装の色によって階級が決まるそうで・・・・・・・




このオレンジはさっきの紫より身分が低い人だそうです。
(好きな色が階級下だったら出世それ以上はやめとこうかなって私なら思う)
















これにて時代行列が終了して・・・・・
ここからはこの時代祭りそのものの祭事に携わる列になります
そこで神饌講社・・・・お供えに携わる人たちの列ですね





神饌講社・・・・結局これなんて読むのか分からなかった・・・・・申し訳ないです・・・・・





神事に携わるというのもあり副御饌長(みけちょう)や・・・・・・・・・・・




動画でご覧頂く正御饌長のあたりは白い装束で登場しますが・・・・・




この隊列の主役は、脇役のはずだったこの馬が一気に主役へと輝きました

実は、この長い隊列はところどころで行進が止まるっていうのが多々ありまして・・・・・・





かなり落ち着きのない様子「早く歩かせろや」って言わんばかりの馬・・・・・・・





動画でご覧頂くと、前足を鳴らして・・・イライラしている様子が伺えます
馬のマジのいななき・・・始めて聞いた





警察が我々の前に来て・・・・・・・


















「いつでも逃げれるようにしてください」との警告を受けました・・・・・・
逃げれるって言っても、馬から逃げることって無理でしょ・・・・・・
まぁそれくらい荒れ狂っていましたねこの馬は
















前列たる行列・・・・・・






この後から来る神幸列の第1陣ともいえます





胡床持が先頭に立ち・・・・・





警備役の従者が続いた後は





迦陵頻伽(かりょうびんが)たる極楽浄土の美しい鳥をイメージしたものや・・・・・・





胡蝶と呼ばれる華やかな衣装を着た子供たちも登場します





その後に音楽隊である楽人が続きます。
神社でよく聞く音楽を動画でご覧くださいませ
















そして神幸列

いよいよ天皇の巡行列が登場します






御禰宜が先頭に立ち・・・・





矛や盾だの武具をもった隊列が続き・・・・・




御鳳輦といった御輿部隊が続きます。








動画でご覧頂きましょう。
この御輿は2台出てきますが、明治維新の孝明天皇と平安時代の桓武天皇の霊がおられるといいます




この御輿を持っている人全員がつけている、大きなもみ上げ・・・・・
これはこの時代の衣装か、それともでっかいもみ上げをするのがこの時代の流れなのかは定かではありません。




この御輿の後ろには蓋と呼ばれるでっかい提灯のようなものが現れて・・・・・





時代祭の実行委員長とも言える総長も続きます
(明治からの祭りなんで、明治時代から総長は馬車に乗るようですね)



















比叡山から流れる白川の流域に住む女性が白川女






季節の花を売るのが生業としている女性ですね





この祭ではその花を供えるため隊列に続いております


















そして、時代祭最後の列は警備を担当する弓箭組列






弓矢を持ってしんがりを務めます。
そして、お待たせしました。








この弓箭組列の隊長が通り過ぎたら時代祭最後となります





これで、時代祭の隊列すべてが終了しました


みなさん、ここまでお付き合いいただきましてどうもありがとうございました
この隊列は明治維新の隊列からここまで1時間30分以上の行列でした。座ってみていると腰が痛くて痛くて・・・・・・・
でも、この1時間30分で1,100年間の歴史を見れたような気がします。
明日はこの後の話をさせていただきまして、時代祭編を終了したいと思います。

本日もご覧頂きまして、誠にありがとうございました



最後に・・・・・
時代祭の設定上は先ほどの隊長が最終なのですが・・・・・・・
実はその後ろにかなり興ざめなのが最後の最後に続いておりました

















このトラック・・・・・・・・
シネマホースライディングセンター・・・・・・














今まで使っていたのは劇団の馬かい!!
時代を一気にぶっ壊してくれてありがとう・・・・・・
そういうものは隊列に続かんと裏から出て行ってくれ~~~~~~~

時代祭 鎌倉藤原時代の行列編

2009-10-27 00:00:00 | 近くへ(遠くへ)行きたい
時代祭 (ブログ版)



ようやく鎌倉時代までたどり着きました。
全期間1,100年中、残り300年ちょっとの歴史・・・・・今しばらくお付き合いくださいませ。
それでは参りましょう。




鎌倉時代の始まり始まり・・・・・・・







鎌倉時代の武士といえば・・・・・・






流鏑馬(やぶさめ)
馬に乗って的を射る、この武芸は平安・鎌倉時代の武士のたしなみでしたね。






流鏑馬、やっぱり弓矢を持ちつつ行動しておりますね。
それは当たり前なんですが・・・・

この流鏑馬というのは一家総出でやるらしく・・・・






子連れだったりするのですよね






本人と・・・・・・





女子供も含んだ家族に・・・・





的持ちがグループとなっていますかね





動画でご覧頂くと、後プラスワンで桶を持っている人物がいます
馬の飼料が入っていたといわれます。

























続いて、藤原時代・・・すなわち平安時代ですね






平安時代の中でも貴族藤原氏の勢力が強かった頃、藤原氏が天皇の元に行く参朝シーンですね






この頃は武士より、貴族の方が力が凄かったっていうのがお分かりになりますかね
もう馬に乗るエライさんは武士の象徴である鎧を装備しておりませんね






警護担当でもこんな貴族衣装ですからね







軍事側のエライさんが武装していてもこんな感じ、すっかり貴族です。





この白馬に乗った隊列で1番エライ人であろう殿上人ですらこんな貴族衣装で・・・・・





鎌倉以前は子供が目立つようになりましたね




そして、この白い衣装に包まれた男性が持っているものこそ・・・・・・
現代でも大活躍・・・・・




この伝統的なものは現在でも関西地方で重用されています













この伝統的なものこそ・・・・・






















関西のおばちゃんがこよなく愛する豹の皮です
最上級の殿上人がトラの皮でそれよりかは下の公卿が豹皮です
座布団代わりに使っていたようですね。
関西のおばちゃんが豹柄を好むのは、今から1,000年以上も昔の平安時代からの文化なのかもしれません(笑)



















ここでも女性専門の隊列が並びます
室町以前は女性隊列が目立つようになったというのは・・・・
ある意味、女性の立場が特に弱かったのは・・・安土桃山~昭和の時期だったのかもしれません。
この時代は女性も華やかに活躍していたように思えます















そのたくましい女性の象徴と思えるのが・・・・・・





巴御前(ともえごぜん)
木曽義仲の愛妾で武勇で名高き女性でしたね。あの重い太刀を握ってダンナの義仲のお供をしていたようです。
巴御前が男を投げ飛ばした技こそ、柔道で有名な「巴投げ」とも聞きます














続いて、建礼門院に使えていた横笛たる人物・・・・・





嵯峨まで旅の途中をあらわしています














常盤御前、源頼朝や義経の母ですね。







夫、源義朝が平家に敗れて、残された子供の助命を願うために小さな子供3人を連れて平清盛のもとへ向かっているシーンですね
(頼朝を含んだ2人の子供に加えて胸元に義経がいます)
















源氏物語の著者で有名な紫式部と枕草子で有名な清少納言が一気に登場・・・・・















新古今和歌集の作者の娘である紀貫之の女(むすめ)も出てくるわ・・・・・・















小野小町も登場しちゃいます





まだこの頃は中国の影響を受けているのか・・・中国的な衣装のように思えます
















孤児院の原型を生み出したきっかけとなる女性、和気広虫(わけのひろむし)
私はこの人物、初耳でした
















この頃から、外国人を採用していた模様です・・・・桓武天皇の女官長として信頼が厚かった。
百済王明信(くだらおうめいしん)、今の韓国にあたる百済王の一族が日本で活躍していたのですね






1番手前のオレンジとミドリの衣装を身に着けたのが明信さんですが・・・・確かに日本の衣装でないような感じもします。



といった感じで鎌倉時代と藤原時代が終了しました。
平安時代は藤原氏が栄えた藤原時代と栄える前の延暦時代に分かれるようですね
明日は最後の延暦時代と他の隊列が続くのをババっとお見せして、時代祭のフィナーレを迎えようと思います。
本日もご覧頂きまして、誠にありがとうございました