lucinoのおしゃべり大好き

第2弾ブログを開設しました。サッカー、お笑い、F1、マラソン等を中心に第1弾より楽しい記事に出来たらと思います。

F1 イタリアGPを見ました。 その3 エイドリアン・スーティル編

2009-09-17 00:00:00 | F1
本題とは違いますけど・・・・何でもロータスがF1に復活するという報道が流れていますね
ロータス・・・懐かしいなぁ・・・セナ世代まで活躍していたF1名門チームですよね
セナもロータスに所属していたのですけど・・・・一貴君の父親中嶋悟もドライブしていましたよね
ジョニー・ハーバート、ミカ・ハッキネン(フィンランド系はミカとかキミとかかわいい名前が多い・・・・)なんかも所属していて・・・
結構好きなドライバー揃っていたなって感じですね。
そんな名門ロータスが復活するのは楽しみですね。

さて、本題に入りましょう。

今回のイタリアGP・・・地元フェラーリのライコネンにブラウンGPにハミルトンだのが注目されていましたけど・・・・・・
私の注目選手は






エイドリアン・スーティル26歳
フォースインディアのドイツ人ドライバーですね。
このドライバー・・・実力はありそうだけど・・・全然ツイていないドライバーで松ちゃんがいう「黒田官兵衛」と同じくらいついていないのです
彼が所属するフォースインディアは新参者っていうのもあって、マシンはかなりひ弱で・・・・
昨年から参戦するも途中F1撤退したスーパーアグリを除いては唯一のシーズンノーポイントチームだったのです。
それでも、フィジコもそうですが・・・

スーティルは貧弱マシンの力をかなり振り絞って時折すごいレースをするのですけど・・・・










全然ツイていないのです

どれくらいツイていないかといいますと・・・・・・
昨年のモナコGPにさかのぼります
あのF1で最もドライバーの実力が問われるモナコGP・・・・毎回予選は最後尾が指定席のマシンを使いきり・・・・





ライコネンを抑えて4位を走行しているのです
大分下克上もおこるF1事情となりましたけど・・・昨年は今年ほど下克上は起きておらず・・・弱小フォースインディアがポイント圏内を走るってことはないのです。
ミスターレインマンっていう言葉をフジテレビはつけるくらい雨はめっぽう強いのですけど・・・通常ならばフェラーリのライコネンを抑える力はこのクルマにはないはずなのに・・・
この健闘ぶり・・・・フォースインディア初ポイントを期待しましたが・・・・
このシーンから直後・・・















追突を喰らってそのままリタイア・・・・・
これが2008年ポイントゲット唯一の機会でしたけど・・・・
ノーポイントで終わるツキのなさ・・・・





このシーンを見てから私は「フォースインディア、それとスーティル頑張れ、負けるな」って思うようになりましたね
しかし、これだけではツイていないっていう話にはなりません、
1回だけの事故なら・・・・そんなことよくある話です


しかし・・・




今年のドイツGPも地元の声援を受けてフォースインディアのスーティル・・・
今度は4位どころか・・・・表彰台を狙える順位を走行しておりました












またライコネンに接触しパー・・・・・・
松ちゃんじゃないけど、私は叫んでしまいました













全然ついてへんわ~~~~~~

って・・・・
それでも、最近はファステストラップは出せずともトップスピードではフォースインディアが1位になることも多々あり・・・・
高速サーキットでは一目置かざるをえないチームになりました。
弱小マシンのころから表彰台が狙えていたスーティル・・・・・そろそろポイントゲットが見えてきたな・・・・・って思っていたら・・・・






相方フィジコにチーム初ポイントを持っていかれるし・・・・・
いいところまで行くけど、最後は運に見放されている・・・ツキがないなぁ・・・・なんか私もそんな感じだなぁ・・・親近感沸くなぁ・・・・って思っていたら・・・

スーティルはF1ドライバーで数少ないAB型でありました
私と同じ血液型だ・・・道理で。









そんなツキのないドライバー、エイドリアン・スーティルはついにイタリアGPでいい結果が出ました



フォースインディアの快進撃は前のベルギーから勢い止まらず・・・・
イタリアの予選も、フィジコに続くトップタイムをたたき出しました・・・・・
とたんハミルトンにポールを奪われるのですけどね
それでもまぁ予選2位





マシンは速くて信じられないくらいだって・・・・フィジコの「ポール?マジかよ?」並みの驚きでした。
もちろん、こっちも驚きですKERSを持っていない、弱小チームのフォースインディアがまた予選2位って考えもしませんでした






そして、イタリアGPスタート。





これは概要編の動画をご覧になられたらと思いますけど・・・順位は1つ落としましたけど・・・・
そんなのKERSを持っている相手に順位を守るのは至難の業って本人も言っていましたし・・・・
それでもコバライネンの頭も抑えたということでいいスタートを切ることができました
3位でオープニングを飾ります







ここからはベルギーのフィジケラを引き継いで、スーティルのストーカーショーが始まります(笑)
KERSを持つわ、現役最速の異名を持つライコネン相手に食い下がります。
KERSでぶっちぎられるかと思いきや・・・・




ペースもほぼライコネンと遜色なく走っています。
なんかフィジケラと似てきたな(笑)





その差は1秒前後で互角に走りあってピットイン・・・
しかし・・しかしだ・・・F1でも屈指のツキのなさのスーティル・・・・またピットがへたくそでやられるのでは・・・・






ありませんでした
ピットも7秒くらいで終了して、KERS搭載するコバライネンよりも前で終えました。






この後、ライコネンもピットに入りまた・・・このような接戦を繰り広げます。
ここはバリバリの高速サーキット、イタリアのモンツァ・・・KERSを持っている相手にどこまで食い下がれるか・・・






でも、負けずに着いていきます





離されません・・・・着いていきます























そこまで着いていかなくてよろしい!!
フィジケラのときに続いてまたライコネンと同時にピットイン・・・・
あんた、ただでさえライコネンとひっついたら危険なのに・・・・・・
これはフォースインディアの作戦なのですかね・・・・
相手にひっついた方がテンションあがっていいタイムが出るっていう感じなのですかね・・・・
普通に考えたらピット作業を何年もやってきているフェラーリに新参者のフォースインディアが挑んでも勝てるわけないだろうに

・・・・・・しかし





ライコネンのピットイン。実はここでエンストをするライコネン・・・・・
これはラッキー・・・・ここでピット上で前に出たら、2位浮上のチャンス






しかし・・・・スーティル、ここでピットクルーを轢いてしまうチョンボ・・・・
ああ~~お前はどこまでツイてへんねん




挙句、ブラウンGPは2回目のピットインをしないから(概要編を参照)ブラウンGPは暫定での1-2が決定の1-2になっちゃいまして・・・ハミルトン3位・・・ライコネンが4位で・・・スーティルは5位
ああ~~全然ツイてへんわ~~~
(注意、ピットミスはスーティルの不注意でブラウンは頭脳戦で勝っただけにすぎないのは知って言っていますのでご了承を)




それでも、スーティルはあきらめません。
ライコネンを懸命に追います






ライコネンの後ろへのオンボードカメラ・・・スーティルが追いかけてきます





こんな超接近シーンもあったりして・・・・・・
しかし・・・それでもやっぱりライコネンには追いつきません・・・・・







時速340キロ間近で走っていますけど・・・追いつきません
ライコネンは見えない
う~~ん表彰台ではなく・・・5位かぁ・・・
まぁ初ポイントだし・・・離されているっていうことはライコネンと接触はないわ・・・・
これだけ心配だけど、それもある意味解消されたし・・・・・初ポイントだし・・・これはめでたいことでしょう・・・・



って思っていたら・・・そのご祝儀でしょうか・・・・ほんの少しだけめでたい事が起こります







3位ハミルトンクラッシュでリタイア
(一応12位完走扱いだけど)
・・・ということで・・・表彰台は逃しましたけど・・・・









エイドリアン・スーティル、4位でフィニッシュ
フォースインディアに5ポイントをもたらしました~~~
初入賞、おめでと~~~~

いや、ほんとに長かったです。
今年はちょっと調子が良かったから今か今かと待ち構えていましたけど・・・・・欧州最終戦でようやくポイントを取ることができました。
ひっついている相手がライコネンだったからかなり心配でしたけど・・・よかったです。
ちなみにライコネンはこのすぐ後ろのスーティルをあんまり気にしなかったようで・・・・なので今回はスーティルが無謀をしない限り、どのみちクラッシュはありえなかったようですけどね。

スーティルの方はかなり嬉しかったようですね。
「僕たちはたくさんのポイントを獲得できた。僕は自分自身と、サーキットやファクトリー、そして風洞にいるチームのみんなと一緒に大いに喜ぶよ」って・・・
私も一緒に喜んでおりました。フィジコの表彰台もうれしかったけど・・・やっぱりスーティルが入賞してくれた方がうれしいです


・・・・とはいえ、表彰台を逃したのはやっぱりついていないかな・・・・


とことんツキのない男、エイドリアン・スーティル
次はどのGPでポイントを取ってくれるのでしょうか。
無理しなくていい、だって君はツキがないのだから・・・無理をせず多く入賞してほしい。

といったところで、イタリアGPの記事最後の締めは、初入賞のエイドリアン・スーティル特集で終わらせていただきたいと思います。




鈴鹿かシンガポールでは彼の特集も書けるように頑張ってほしいですね
(入賞したら特集ネタを書きますね)
それでは、スーティルの時速330キロの追撃動画をご覧いただきながら、本日はこれまでにしたいと思います
本日もご覧いただきまして、ありがとうございました








この先のGPは高速サーキットはないからこれを得意とするフォースインディアは今年はこれ以上ポイントは見込めないかなぁ・・・・・