鈍いなまくら刀で社会を斬る!

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ラグビーの未来感と現実感

2019年09月21日 13時42分55秒 | スポーツ
ラグビーワールドカップが始まりました。

開会式は誰が演出したんですかね。
ありがちな演出でしたが、ほどよくまとまっていて良かったです。
皮肉ではないく、本当にそう思います。良かったです。

ロシア戦に勝ったあとで思ったことをつらつらと。

■ラグビーの未来感
ラグビーの代表選出条件って、未来感ありますよね。
他の代表になったことがない、3年以上居住しているとかの条件はありますが
その国の国籍や永住権は不要。この代表の条件は未来感があります。

古い概念になってしまいますがコスモポリタニズムというか、人間・人種・民族・国
とか、そういうものを一旦リセットして改めて考えさせられる未来感がある。
我々の世界、21世紀の世界の未来は「各国のラグビー代表チームの選出方法」に
あるのではないか。そんなことまで思わされます。

■メンタルトレーニングの必要性
ところで、ロシア戦ですが、日本代表チームは全員緊張しすぎでしたね。
大人のあんな緊張した顔を久しぶりに見ました。こっちが緊張するくらい。
もうちょっとメンタルトレーニングをしたほうがいいですね。
フィギュアスケートにしてもそうですが、メンタルだけ、気持ちの持って行き方だけ
自分でマネジメント出来れば、もっと良くなります。結果が出ます。

■低レベルの日本の試合という現実
日本代表を応援する身としては、ゲームとしては日本が勝ちましたので、とってもよかった。
ただ、ラグビーファンとして冷静に見るとレベルの低い試合、Tier2の低レベル同士の試合
という感じで、ミスの多いつまらない試合でした。次もあんな感じだと勝てない。

1週間後に対戦する次の相手アイルランドはランキング1位ですが、これは参考記録
みたいなもんですのであまり気にしなくていいです。サッカーのFIFAランキングで
ベルギーがずっと1位ですが、ベルギーが世界最強だとは誰も思っていないのと同じ
です(もちろん、強いですが)。
ただ、アイルランドはとても現代的なチームです。セクストンというスーパーFHが
いますが、チームとしてポジショナルプレーのレベルが高い。

現実的な話になると、ベスト8に向け、Tier1への道は果てしなく遠い…。
でも辿り着いて欲しい。

■2日目のビッグマッチ
本日、2日目は、南アフリカvsニュージーランド、といういきなりの超ビッグマッチ。
王者ニュージーランドが勝つでしょうが、南アフリカがどこまでやれるかが見どころ。
ちょうど昨日「インヴィクタス」も放送してたし。

フランスvsアルゼンチンも面白い。フランスはシルバーコレクターを返上し
悲願の初優勝を狙うためにもどうしても勝っておきたい初戦。
こういう試合を、深夜とか早朝でない、普通の時間帯に見られるってスゴイですね。

■まとめると
アジアで初めてのワールドカップ。
アジアから唯一参加している日本代表は、アジアを代表しています。
先程は、コスモポリタニズムだ何だかんだ言っておきながら、大変恐縮なのですが
白人が支配するTier1欧州6・南半球4なんぞ、ぶっ飛ばして勝って欲しい!

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