MRJ納入延期（もう時代遅れ）

三菱リージョナルジェット（MRJ）の納入がさらに遅れる。
納入時には、もう何もアドバンスはなくなっているだろう。
ただの小型ジェットだ。というか、型落ちになっているだろう。
日本製ではない外から買ってきたエンジンがストロングポイント
だったが、それも別の会社が完全にキャッチアップしてしまうので
本当に時代遅れの飛行機が出来るだけだ。

これは日本の技術力のある残念な側面を見せている。
日本は部品をつくるのは得意だが、大きなシステムを
つくるのは不得手だ。全体の構想力がない。

第二次大戦中は危機感もあってか紫電改や零戦がつくれた。
しかし戦後、アメリカによって飛行機に関する研究、技術は
徹底的に解体された。飛行機の技術は日本から消滅した。
それをまさにゼロから作り直そうというのが今回のチャレンジだ。
残念ながら今回のMRJのチャレンジは失敗した。
しかし、ホンダはまだ頑張っている。

日本の航空技術を進めていければ、部品だけじゃない日本の技術力を
高めていくことが出来るであろう。