ひっそり一口馬主

競馬(特に一口馬主)の恥をブログでさらす。

ラフィアン2次募集

2010年10月10日 22時07分56秒 | 募集馬検討
ラフィアン2次募集馬のカタログが届いた。牡馬12頭と牝馬4頭、走る要素を多数持った馬揃いとのことだが、果たしてどうか。

とりあえず、配合面から気になった馬をピックアップ。

1・オールマイティの09

桜花賞馬ファイトガリバーにフジキセキという母に父キングカメハメハ。Northern Dancerの5*5*7×5を呼び水に、父母のキーホースを最低限押さえた内容。派手さはないが好感の持てる配合である。


2・シャフィガの09

母はWoodman、Danzig、His Majestyと、質の高い血で構成されている。その母と父デュランダルの相性は悪くなく、Almahmoud、Lady Angelaを主導にGainsboroughの流れを生かした配合になった。前面に出たクロスが多くシンプルさに欠けるが、Hyperionが12連と、迫力がある。


3・ブルーフェリシアの09

父ホワイトマズルとBMSマーベラスサンデーの相性は比較的良く、お互いのスピード・スタミナは活きた。また母の母方トニービンの活かし方も良い。それだけに全体の傾向と異なるBold Rulerの5×5の影響が強くなったのは非常に残念。


4・レースの09

母のキーホースであるTeddy、Man o'Warがクロスになれず、その部分はスカスカだが、なんとか欠陥は生じておらず、逆に父の活かし方という点ではなかなか優れた内容を示している。紙一重の配合と言えようが、Hyperion主導の明確さとクロス馬の少なさで、脚質の切れは望める。


5・ボディラブの09

コスモラブアゲイン(3B級)の全妹。今回の募集馬の中で配合妙味という点ではこの馬が一番。Court Martialの5×6を主導に母方を強調した配合で、Hyperion、Djebel、Bull Dogなど、父マイネルラヴの産駒としてはスタミナに優れた内容。クロス馬の数は多い(75)が、その分血の活かしかたは非常にきめ細かい。


6・リキサンフラッシュの09

テイエムリキサン(3B級)の半妹。兄はHyperion、Mahmoudの流れを活かした好配合馬。その兄よりは妙味に欠けるが、Bold Rulerを主導にした完全異系交配となり、父母の血は上手く活かされている。


以上の6頭をとりあえず挙げたが、完全に3B級以上を確信できるのはボディラブの09のみで、配合的にはいつものラフィアンという感じ。ボディラブには厩舎次第で出資の予定だが、関東予定なのでどうだろうか。