シルクロッシュ近況

シルクロッシュ　　［父プリサイスエンド：母シルキーフェリス］
坂路コースでキャンターの調整で、11日と14日に併せて時計を出しています。
調教師は「坂路に入ると自分から行く気を見せて、良い走りをしています。追い切りも終いだけ追っているぐらいでまだ余力があったし、それを考えれば良い感じで来ていると思います。来週阪神の芝1,600mか、年明けのデビューを考えています」と話しています。


目立つ時計は出ていないが、調教自体は順調に進んでいるロッシュ。デビューの時は確実に近づいている。

この父だから当然短距離デビューなのだろうと思っていたので、芝１６００ｍを選択というのは意外。血統的には１６００～２０００ｍあたりが適鞍であるため、嬉しい誤算と言うべきだろう。

配合的にはプリサイスエンド産駒としては優秀な内容で、勝ち上がりに問題があるとは思えないのだが、遅生まれの不利があり、育成も遅れ気味だったのが心配のタネ。
とりあえず、期待の持てる新馬戦であって欲しい。

シルクドミニオン近況

シルクドミニオン　［父キングヘイロー：母ボヘミアグラス］
先週の阪神で出走が確定していましたが、12日の調教後に右肩を跛行した為、大事を取って出走を取り消しています。その後は様子を見ていましたが、幸い特に問題は見られず、今週から運動を再開する予定です。


とりあえず無事だったようでひと安心。
調教再開後の動き次第だろうが、次はシンザン記念か翌週の京都マイルあたりになるだろうか。

ドリームキューブ近況

ビッグレッドファーム鉾田で調整中。1300m坂路2本キャンターで運動しています。現在は1本目にハロン15～17秒、2本目に13～14秒にペースを上げました。12/8には2本目に55秒の併走調教を消化。後ろから追いかけて並びかけると半馬身前に出て、そのままの体勢を保ったまま入線しています。凄い手応えで順調そのもの。ただ、最近、周囲に敏感に反応するのが少し心配なところです。現在の馬体重は505kgです。


キューブはもともと細身で非力な印象が強い馬。もっと力強さが欲しいところだったので、ここに来て馬体重が増加してきているのは良い傾向だ。
鉾田在厩だけに、ただ調教量が不足しているだけと思えなくもないのがアレだが。

まあ、この調子なら帰厩までそう時間は掛からないだろう。
次のレースでは少しでも成長した姿を見せて欲しいものだ。