我が家の飼育練習台になっている産地不明オオクワガタなのですが、菌糸瓶の食痕を見ていて気がついたのでメモとして残しておきます。
産地不明で約50頭の幼虫がいるのですが、それぞれ色々なサイズの菌糸瓶に入っています。
左側は菌糸を詰めて1ヶ月位の菌糸瓶に初令~2令投入した菌糸瓶。
そろそろ交換の時期ですが、食べかすの色が濃い色をしています。(大部分の瓶で同様)
右側の菌糸瓶はパラワンの初令を入れたものの★になったので中心部分だけを取り除き、新しい菌糸を足して作成したリサイクル菌糸瓶ですが、食べかすは明るい色をしています。
こちらは最初に詰めてから約2ヶ月が経過した菌糸を与えたことになります。
少し拡大してみると、
【左の瓶】
【右の瓶】
左の菌糸瓶では、ややオガの粒子が残っているのに比べて、右の2ヶ月熟成?菌糸瓶だとオガを微塵になるまで食べています。
実を言えば、右の瓶には2頭の幼虫が入っています^^;
しかしながら、生育はいいように思います。
アンタエウスの食べ方みたいです。
このことから、私がメインで使用しているバンブー菌糸では、1ヶ月熟成では菌糸によるオガの分解が進んでおらず、オガの硬い部分が消化(噛めないのかも・・・)できずに残されているのではないかと推察できます。
そして、2ヶ月熟成になるとオガの硬い粒子も分解が進んでいるので、微塵になるまで無駄なく食べることができるのではないでしょうか?
これが食べかすの色の違いに現れたと考えられます。
オオクワガタ初令の小さな幼虫には2ヶ月くらいの熟成期間を長めにした菌糸瓶がいいのではないでしょうか?(他のメーカーの菌糸にはあてはまらないかも?)
これはアンテやヒラタにも言えると思います。(パラワンやスマトラの幼虫を菌糸瓶投入で死なせた失敗から考えても・・・)
オガを見ただけで餌としての適・不適の見分けができるようになってやる~~~!
ん~っ! それにしても、「オオクワ飼育は奥が深い!」