昇仙峡にデイドリームというクラック・ルートがある。去年亡くなった仙人のようなクライマーがトライしてたルートだ。そんなルートを案内して欲しいという話が海の向こうからボッケ家に来た。海の向こうったって外国ではなく北海道。う~ん、こういうしょうもない話って読んでて疲れるか。
北海道の人は佐久と昇仙峡は車で20~30分くらいの所だと思い込んでいた。実際にはプラス2時間。しかしそこに俺が行ったのは一度だけ。それも案内されてだからもう正確な場所は忘れちゃった。そこで以前案内してくれた元師匠にお願いした。行く10日くらい前だったかな、まぁ殆ど突然のお願いだったけどOKの返事。いゃぁ~、助かったぁ。ここで元師匠から師匠に昇格。
このルートを見に行く目的は追悼。だから昼頃着いて仙人の思い出話をしたりして早々に帰って宴会のつもりだった。ところがデイドリーム登る気満々なクライマーが2人加わって一転。集合時間は昇仙峡の駐車場に8時半。
予定大幅変更なので今回のツアーの要である師匠に連絡。すると師匠は5.13くらいのクラックを登れたからって登れっこないよと言う。ふ~ん、そうかなぁ、と思いつつも朝8時半集合で良いよという師匠の返事。
デイドリームのクラック部分
デイドリームのクラック部分。長さ7~8mくらいかな、短いフィンガークラックだ。それを登ってる動画が有るよと師匠から教わった。
見ると俺でも少しくらい出来そうって感じなんだけど、それは正面から録ってるからそう見えるだけ。登るためにやって来た人が裏から回ってロープを垂らすとその傾斜の凄さが良く分かる。
デイドリームはとんでもない傾斜なのである
トップロープをセットし終わってトライ開始。ところがクラック部分に入ったとたん全く動けず。俺はこの人達ならテンション混じりで少しは登れるのかと思ったけど全然。時期としてはベストにはほど遠いにしても全然。何度かトライしてるうちに離陸した。この日唯一の離陸だけどその時間は一瞬。1秒にも満たなかった。デイドリーム恐べし。あらためて仙人の凄さを知った。仙人恐べし。
30cm離陸が最高地点
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