ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

皮膚運動学という初耳言葉

2024年08月25日 17時35分57秒 | 健康
「 肩の可動域が良い人って、どんなリハビリするんですか? 」
「 そういう人は(腱板断裂で)来ません 」
「 え!? 」
(肩の可動域が良くて)来るのは転倒して肩を強打した人やピッチャーなどスポーツで肩を酷使する人だけです 」

 これが春まで通院してた整形外科のリハビリで聞いた話。肩の可動域が悪いままにしておくと年を取ってから肩の故障になりやすいってわけだ。そんな人は腱板断裂を手術で治しても再発の可能性も大。で、今更だけど肩の可動域を人並になるようにやっているところ。


図-1 理想は手の平が床に届く


 上の運動は、床に横向きになって寝て、悪い肩の方の左腕を前にし、肘を直角に曲げて腕を床に向けて動かしているところ。これをやると肩の辺りが途中で引っかかるような感じがする。そこで肩を揉むのではなく撫でたら引っかからなくなった。ただ撫でただけなのに何故なのか聞いた。そこで出てきたのが皮膚運動学という初耳言葉。ストレッチといえば筋肉を伸ばすことだけど、筋肉だけでなく皮膚もっていう話。筋肉と皮膚の間の動きが悪いのを例えると濡れたTシャツを着た状態。思うように腕が動かせないのに似てるのだ。

 前屈すると足の裏、ハムストリングとか脹脛が引っ張られる。その伸びが足りないと前屈が思うように出来ない。そしたら背中の皮膚を摘んで動かせなんて動画があった。これも皮膚運動学に通じる話だ。だけどさ、身体が硬い人が手を背中に回して背中の皮膚なんて掴めないじゃん、と心の中でツッコミ。


図-2 皮膚をスライドさせる


 それから数ヶ月。解決方法は簡単だった。壁に背中をくっつけて空気椅子。そして背中を上下に動かすと皮膚も上下に良く動いた。これだと背中のどの皮膚も動かせる。そんなこんなで、これを取り入れるとその分だけ前屈が少し改善。しかも短期間で。やったことが無いことをやると効果が出やすい。





 図-1の運動をした時、初めは図のように腕が図のように45度くらいしか曲げられなかった。今は70~80度くらい曲げられるようになって床までもう少し。曲げられないままだと棘上筋に無理な力がかかり、それが長い間続くと炎症が起きたり傷つくってわけだ。この傷つくというのが腱板断裂という病名。





 猫の首の辺りの筋肉を触るとけっこう硬い。「 旦那、大分凝ってますね 」のように硬い。なのに柔軟性がある。柔軟な理由の1つが皮膚。猫の皮膚はダボダボの服を着てるようでユルユルなのだ。少なくとも皮膚に動きを制限されるということは無い。どのくらいゆるいかというと下のように皮膚を摘んで半回転捻ることが出来るくらいだ。全然怒らないのは痛くないからだ。メメはお猫好しだからかもしれないけど。


半回転捻りを加えても平気
コメント
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