いじけ猫

星飛雄馬のお姉さんかね

　メメにチャーが近づくと相変わらずシャーッと威嚇する。チャーが来て１ヶ月、いい加減に仲良くするか無視して欲しいんだけどねぇ。そのうちチャーがいい加減にしろって怒りそうだ。

　メメが餌を食べてる時にチャーの姿を見つけるとメメは隠れてしまう。場所は大体決まってて階段を数段上がった所。たまにこうやって半分見えるくらいの所に居る。

十石峠の岩場に行った＠十石峠冬季閉鎖中

　その年最後に何かをすると××納めと言ったりする。クライマーのブログを見てると登り納めなんていう言葉を見かける。ボッケ家の登り納めは１２月３０日なんだけど、初登りは翌々日の元日。少なくとも３６５連休の男にとって盆暮れ正月なんていう節目はあまり関係ないのだ。

　十石峠は去年の１２月２５日から今年の４月７日まで冬季閉鎖。そんなわけで岩場には佐久からは行けなくなった。そこは日当たりが良いから冬でも登れそうだしこんな長い期間行かないのも勿体無い。何より殆ど誰も来ないのが良い。そんな岩場でも群馬県側からは行ける。そこで初めて遠回りして行ってみた。

　元日だからといって道路は普段と変わらず空いていた。国道２５４号で内山峠を越え、下仁田町と南牧村を経て１時間半ほどで岩場の下に着いた。距離は７０ｋｍ弱で佐久から行く距離より３０ｋｍほど長かった。でみも印象としては思ってたよりもずっと近かった。こんなんならもっと早く来ればば良かったな。もっともちょっと前までは出不精だったから無理か。

　家から岩場までの時間は３０分ほど多い２時間。今回は早起きの人に合わせて集合したので岩場には何時もより１時間以上早い９時２０分頃に着いた。しかし気温はまだ低い。やはり何時も通りにすれば朝ものんびりで良かった。早起きは３℃の損ってやつだな。前回の理事長岩に続いてダウンジャケットを着てのウォーミングアップ。


冬季閉鎖中は緑色のルート

悪猫対策

　台所の裏側に広さ３畳ほどの物置がある。そこの一番奥にはボイラー。手前には食材などなど。その物置にチャーがよく忍び込む。何をしに行くのか分からなかった。別荘を思い出して台所に行こうとしたのかな、くらいに思ってた。


腹減った、メシ寄越せ＠チャーの食堂は土間

　全然違った。キャットフードを取りに行ったら荒らされてたのだ。正に猫まっしぐらってやつだ。なのに平然とメシ寄越せと鳴く。ったく油断のならない悪猫だ。

　別荘では台所の戸にフック式の鍵をつけていた。簡単な鍵なんだけど鍵がしてあるのに気が付かずに開けようとしたりした。それがちょっとイラッとする。そこで考えたのがこれ。猫の爪が引っかからないようにしたのだ。作ったのは昨日の夜。取り敢えず今朝は開けられてなかった。


猫の爪が戸の隙間に引っかからないようにした


自作の三角材は取り敢えず取っ手の所まであれば十分かな

烏山椒（カラスザンショウ）

　木古里岩に刺だらけの木が何本もあった。ロープが触れたら何か傷が付きそうなくらい大きな刺。こんな所にニセアカシアが生えてるわけはない。ふと頭に浮かんだのがカラタチ。でも全然違って山椒だった。ヨメ兄がカラスザンショウと即答。

　知ってる山椒には正しいサンショウとそれに似てるイヌザンショウ。香りは全然違うけど、見た目の違いもある。刺の配列を見れば分かる。サンショウの刺は対生でイヌザンショウは互生。ではこのカラスザンショウはというと対生だったり互生だったりと色々。そして兎に角刺がでかい。


刺は対生だったり互生だったりと色々