確定申告と言えば3月15日なんだけど、昨年の1月1日から12月31日の収入に関する話なので年が明ければ申告出来るみたいだ。俺は税務署から用紙が送られたのを機に申告することにしてる。まだ1ヶ月以上余裕はあるが〆切日が近づくにつれ税務署は混雑するのだ。といっても記入した用紙を渡すだけなのに列に並ぶことになってしまう。
入出金はその都度 Excel ファイルに入力しているので煩雑な簿記計算は既に終っている。これが表計算ソフトの良いところ。残る作業は Excel ファイルの印刷と、申告用紙2ページ分の記入だけ。それも数箇所だけ。
申告の準備は簡単だけど、年に1回のことなので思い出しながらやるので毎年何かしらの余計な作業をやってしまう。今回は帳簿のコピー。控えのつもりでコピーしたけどこれは税務署に提出する必要は無かったのだ。本当は帳簿の印刷も要らないんだけど、突然マルサがやってきてもサッと書類を出せるようにしておくためだ。もっともボッケ・ソフトウェア開発のような超小型企業なんかにそんなのが来ることはまず無いだろう。
e-Taxなんてのを宣伝してるけど、専用の機械が必要なのでやらない。機械の代金はそっくり控除されるけど、その分税金から引かれて差し引きタダになるわけではない。どうもこの控除ってのは簿記素人にとって値引きと勘違いさせてるような言葉だ。
税務署では記入した申告用紙を受け付けのおねぇさんに渡し、受領印を押したカーボンコピーを貰っておしまい。今頃の時期だと人は殆ど居ないのでこのやり取りは数分。最後に残った作業はというと、次年度への引継ぎ。それを今回やって年明けの未記入分を Excel ファイルに入力。
確定申告ってのは大変な作業だと思っていた。中学生の頃、親戚の商店に算盤持って手伝いに行った時はもう家族中で大騒ぎだった。最近だと、自営業の友達は毎年この頃になるとあたふたしてて申告が終るまで遊びに来るななんて言われたことがある。
でも自分でやってみて分かった。パソコンがあれば経費などの計算は必要ない。必要なのは入出金があったらパソコンに入力するだけ。しかも入力する都度面倒な計算は終っている。でも大変だ大変だと騒いでる人の大半はこの次期になって1年分の領収書なんかを見ながらやってるんだろうな。そんな時に限ってパソコンが壊れてしまってデータ消失したりで青くなった経験がある人も居るのだろう。