

地理上で赤石山脈と呼ばれている地域は登山界では南アルプスと呼ばれ、南部と北部の2つに分けて地図が発行されている。写真はその北部の北の端で、大きく写ってるのが甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)2956mである。この山は韮崎から登るのは大変なので主に伊那側の北沢峠から登る人が大半だ。
北部には3000m級の山がまだ幾つもあるが、甲斐駒ヶ岳近くに仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)3033m があるけど、これだけの標高がありながらこの山は甲府盆地から見る事が出来ない。ところがその仙丈ヶ岳の山頂付近を山に登らずに見える位置を15年くらい前に見つけた。
甲府盆地ではないけど、今は北杜市(ほくとし)となってるが清里のある旧高根町(たかねちょう)の五町田(ごちょうだ)から見える。といっても山頂付近だけである。また、中央高速なら長坂ICと小淵沢ICの間に位置する144kmと表示されている辺りからも見える。まだ11月で雪が少ないようだけど、もう少し経てば山頂付近は真っ白になるので良く分る。だけど山を登る人でも知らない人は多いんじゃないかなぁ。そんなことないっか。で、こういうのを山チラ(サンチラ)と命名しよう。