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20%の賛成で改憲を許してよいのか
衆院憲法調査特別委員会が昨日29日開かれました。自民、公明が改憲手続き法案の「修正」案についての趣旨説明ののち、質疑がおこなわれています。
しかし、このもようをマスメディアはほとんど取り上げていません。WEB上では、朝日新聞はまったくふれませんでした。毎日新聞(3・29電子版)も、以下のあっさりした記事にとどめています。いまやマスメディアは改憲派に与したといえるのではないかと思われてもしかたありません。
衆院憲法調査特別委員会は29日、憲法改正の手続きを定める国民投票法案の与党修正案の審議に入った。自民党の保岡興治元法相は趣旨説明で「与党案と民主党案の違いはほとんどない。修正案を基礎にした幅広い合意を目指す」と述べ、民主党との共同修正をなお模索する意向を表明。これに対し、民主党の枝野幸男憲法調査会長は「民主党の修正案を出すので、与党も賛成していただけると思う」と述べた 。
メディアが口をつぐむなか、笠井亮議員(共産党)の質問を中心に「しんぶん赤旗」(3・30)がつぎのとおり報道しています。(下記参照)
状況は護憲派にとってきわめて緊迫しています。上の毎日新聞の記事でも明らかなように民主党は改憲派としてふるまっています。だからこそ、民主党にきびしい監視の眼を集中することが大事だと考えるのです。
一昨日のエントリーでのべましたが、今、戦後60年余りをどのようにふりかえり、戦後民主主義をどのように発展させるのか、があらためて問われていると思います。
その意味では、いっせい地方選、そして参院選で改憲派に審判を下すことがいよいよ重要になってきました。
メディアが口をつぐむ今、護憲派が今こそ声を大きくし、広く改憲手続き法案の中身を知らせていくことが火急の課題といえます。
護憲派ならば今、声をあげないといけないのではないでしょうか。マスメディアと同じように口をつぐんでよいのか。このことが護憲派ブロガーにも問われているような気がしてなりません。
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== 以下引用 ==
笠井氏 公聴会では、拙速を戒める声などが多数出ている。どのように受け止めているか。
船田元議員(自民党、「修正」案の提出者) 憲法(改定)の中身の議論が始まる前の今が、(手続き法を)冷静に判断し、決めていく好機だ。
赤松正雄議員(公明党、同前) 反対する人は、九条について過剰ではないか。
笠井氏は、 九条改憲をねらう安倍首相が年頭から自らの内閣で改憲を目指すと公言し、手続き法の今国会成立を求めていることを指摘し、「手続き法を改憲とからめているのは首相自身だ。九条改憲と一体のものであるのは、いよいよはっきりしている」と批判。同時に「従軍慰安婦」問題に関する安倍首相の発言が国際社会の厳しい批判にさらされている状況にふれ、「侵略戦争に反省のない勢力が、九条を変えて『海外で戦争のできる国』にするために手続き法が位置付けられている」と指摘しました。
笠井氏 改憲手続き法が安倍内閣のめざす改憲のために必要な法制として位置付けられているのは明らかだ。
自民・葉梨康弘議員 安倍さんも総理としてではなく一人の国民として、自民党の総裁として法案の成立にご支援いただいている。
葉梨氏の苦し紛れの発言に傍聴席から爆笑が起きました。笠井氏は「国民はだれもそんな説明に納得しない。法案提出者は、国民の常識の外で論議をおこなっている」と批判。「公正中立なルールづくり」という当初の提案理由が完全に崩れたなかで「法案は撤回が当然だ」と強調しました。
民主党の枝野幸男議員は「法律の施行は三年後。そのときに安倍氏は総理大臣でないことをめざし、それを前提にしている」と述べました。笠井氏は「前提にするのは自由だが、そうなるとは限らない。安倍政権下でつくられる手続き法案は、安倍内閣が目指す改憲につながることは明らかだ」と批判しました。
また、与党が「委員会審議を通じてオープンに行う」としていた「修正」案作成の最終段階で、公務員法における政治活動制限の「適用除外」をなくし、公務員にたいする罰則つきの規制を強化した経過について質問。自民党の船田議員は、唐突だったことを認め、「わが党内、自公の中で議論した」と右派議員らの圧力で公務員の主権者としての活動を規制するための方向が盛り込まれたことを示唆しました。
笠井氏は法案の中身でも、かなりの公述人から、最低投票率の設定や有権者の過半数が投票に参加するような仕組みが必要であるという意見が出されたことを指摘。「これを拒否することは理論的にも成り立たないが、一顧だにしないのはなぜか」とただしました。
葉梨氏 (働く)制度ということを考えると、今回は設けないことにしている。
笠井氏 改憲案を通しやすい制度にするということだ。結局、国民のための法案といいながら、少数の賛成でも改憲案を承認されかねないという国民の懸念に答えていない。そこに提出者の姿勢が現れている
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