だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

天使たちの戦い

2009-06-10 20:43:00 | DVD
昨日に続いて、LDは持ってるけどDVDも買っちゃた映画。それは、「ゴッド・アーミー/悪の天使」(94)。最近では、ロン・ハワードの「ダ・ヴィンチ・コード」(06)や「天使と悪魔」(09)でも描かれた“聖書”絡みの物語。そんな映画はたくさんあります。

たとえば、アラン・パーカー監督の「エンゼル・ハート」(87)。ここでの悪魔役はロバート・デ・ニーロでした。テイラー・ハックフォード監督の「ディアボロス/悪魔の扉」(97)では、アル・パチーノ。フランシス・ローレンス監督の「コンスタンティン」(05)のルシファー役は、ピーター・ストーメア。

「コンスタンティン」には、天使ガブリエル役にティルダ・スウィントンとバルサザール役にギャヴィン・ロズデイルと豪華。大いに楽しみました。あくまでもフィクションですが、映画の中ではいかようにも脚色できるので、その点を理解して見る必要はあるでしょう。

「ゴッド・アーミー」は、神学校に学び、神父になる直前に信仰を失くしてしまったトーマス・ダゲット(イライアス・コティーズ)のエピソードから始まります。刑事となったトーマスは、ある殺人現場に呼ばれます。被害者の身体には聖痕があり、半陰陽(両性具有)だったのです。

トーマスはかつて『聖書における天使たち』という本を書いていて、しかも被害者の所持品にあった聖書の“ヨハネの黙示録”には、あるはずのない第23章が…。かくしてトーマスは、天使たちの戦いに巻き込まれて行きます。

その死体は、天使ウジエル。殺したのは天使シモン(エリック・ストルツ)で、自身も重傷を負っていました。チムニー・ロックの小学校に隠れたシモンは、ある人物の魂をネイティブ・アメリカンの少女マリアに託します。

そこへ現れたのが天使ガブリエル(クリストファー・ウォーケン)。シモンを殺害したガブリエルの企てを阻もうと、トーマス刑事は小学校の教師キャサリン(ヴァージニア・マドセン)とマリアを守りながら、戦うことになるのです。

この物語を理解するには、聖書の物語を知っている方が楽しめるとは思いますが、全然知らなくても大丈夫。怪優ウォーケンとルシファー役のヴィゴ・モーテンセンが魅力的!個人的にはトーマス役のイライアス・コティーズも、お気に入り。

監督は、「ハイランダー/悪魔の戦士」(86)の原作・脚本のグレゴリー・ワイデン。未見の方は、ぜひ。
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