ピーター・シェイファー原作・脚本、ソウル・ゼインツ製作、ミロス・フォアマン監督、F・マーレイ・エイブラハム&トム・ハルス主演の「アマデウス」(84)。アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞(F・マーレイ・エイブラハム)、脚色賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ賞、録音賞受賞。
他に主演男優賞(トム・ハルス)、撮影賞、編集賞もノミネートされた話題作でした。本当に素晴らしい作品で、お気に入り。元々はピーター・シェーファー、1979年の戯曲。日本では1982年にサリエリを松本幸四郎、モーツァルトを江守徹で上演。もちろん、見ましたとも!
劇中、登場する家族は父レオポルドと、妻のコンスタンツェ。数々の楽曲で知られるモーツァルトの本当の姿(?)をユニークな視点で描いた作品でした。繰り返し見た再演の舞台も、映画も大好き。しかし、映画に描かれた部分しか知らなかった…。
父と母アンナ・マリーア・ペルトルの7番目の末っ子、ヴォルフガング。5人の兄姉たちは幼児期に死去。唯一、4歳上の姉マリーア・アンナ(1751年7月30日~1829年10月29日)がいました。愛称はナンネル。彼女がヒロインの映画が「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」(10)です。
18世紀ヨーロッパ。3歳から音楽を学んだナンネル(マリー・フェレ)は、14歳でその才能を開花させます。11歳の弟ヴォルフガング(ダヴィド・モロー)と共に3年半もの長い演奏旅行に同行しますが、父レオポルド(マルク・バルベ)は“神童”と絶賛されたヴォルフガングを溺愛。
ナンネルは、ヴァイオリン演奏でヴォルフガングの伴奏者を務め、聴衆を魅了します。やがて姉弟は、ヴェルサイユ宮殿のルイ15世の前で演奏することに…。そこにはナンネルの運命を変える出会いが待っていました。
王太子ルイ・フェルディナン(クロヴィス・フワン)と出会ったナンネルは、恋に落ちます。王太子に作曲を勧められるのですが、『女性は作曲家にはなれない』時代。実際には父の監督を受け続け、父の勧める相手と結婚。仲の良かった姉弟の仲もコンスタンツェの登場で疎遠に…。
父の死後、姉弟の仲は元に戻ったかのように見えたのですが…。1801年夫と死別、1820年に失明してしまいます。あまりにも有名な弟の陰に隠れてしまったナンネル。主演のマリー・フェレは、ルネ・フェレ監督の実娘。ヴェルサイユ宮殿でのロケ、演奏される美しき楽曲たち。見ましょ。
他に主演男優賞(トム・ハルス)、撮影賞、編集賞もノミネートされた話題作でした。本当に素晴らしい作品で、お気に入り。元々はピーター・シェーファー、1979年の戯曲。日本では1982年にサリエリを松本幸四郎、モーツァルトを江守徹で上演。もちろん、見ましたとも!
劇中、登場する家族は父レオポルドと、妻のコンスタンツェ。数々の楽曲で知られるモーツァルトの本当の姿(?)をユニークな視点で描いた作品でした。繰り返し見た再演の舞台も、映画も大好き。しかし、映画に描かれた部分しか知らなかった…。
父と母アンナ・マリーア・ペルトルの7番目の末っ子、ヴォルフガング。5人の兄姉たちは幼児期に死去。唯一、4歳上の姉マリーア・アンナ(1751年7月30日~1829年10月29日)がいました。愛称はナンネル。彼女がヒロインの映画が「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」(10)です。
18世紀ヨーロッパ。3歳から音楽を学んだナンネル(マリー・フェレ)は、14歳でその才能を開花させます。11歳の弟ヴォルフガング(ダヴィド・モロー)と共に3年半もの長い演奏旅行に同行しますが、父レオポルド(マルク・バルベ)は“神童”と絶賛されたヴォルフガングを溺愛。
ナンネルは、ヴァイオリン演奏でヴォルフガングの伴奏者を務め、聴衆を魅了します。やがて姉弟は、ヴェルサイユ宮殿のルイ15世の前で演奏することに…。そこにはナンネルの運命を変える出会いが待っていました。
王太子ルイ・フェルディナン(クロヴィス・フワン)と出会ったナンネルは、恋に落ちます。王太子に作曲を勧められるのですが、『女性は作曲家にはなれない』時代。実際には父の監督を受け続け、父の勧める相手と結婚。仲の良かった姉弟の仲もコンスタンツェの登場で疎遠に…。
父の死後、姉弟の仲は元に戻ったかのように見えたのですが…。1801年夫と死別、1820年に失明してしまいます。あまりにも有名な弟の陰に隠れてしまったナンネル。主演のマリー・フェレは、ルネ・フェレ監督の実娘。ヴェルサイユ宮殿でのロケ、演奏される美しき楽曲たち。見ましょ。