だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

子ブタってかわいい!

2006-11-30 20:48:42 | 映画
今1番の子役といえば、ダコタ・ファニングでしょう。もう、子役ではないかも…。その活躍ぶりから、りっぱなハリウッド女優の1人ですね。1994年3月23日ジョージア州生まれ。5歳の時、CMに出演したのがきっかけで、LAに移住。ここからダコタの女優街道が、スタート!

最初は、TVシリーズへのゲスト出演から。『スピン・シティ』『ザ・プラクティス』『ER』『アリー・myラブ』『CSI:科学捜査班』『TAKEN』など。映画デビューは「I am Samアイ・アム・サム」(01)。衝撃的でしたね~。うますぎて!後はご存知のように、出演作はすべて話題に。あんまりうまいので、子供らしくないとか、もう老け顔とか、嫌いな人も…。

私は好感を持ってます。可愛いし、うまいし、この先の彼女に期待。あとどのくらい子役でいられるか。もう12歳だし、そろそろ変わり目かな~。06年の最新作が、「シャーロットのおくりもの」です。原作を書いたのは、「スチュアート・リトル」(99)の原作“スチュアートの大ぼうけん”の著者E・B・ホワイト。

主演のファーン役がダコタ。パパはケビン・アンダーソン、ママはエシー・デイビス。動物キャラクターの声の出演に、クモのシャーロットをジュリア・ロバーツ、ネズミのテンプルトンはスティーヴ・ブシェミ、羊のサミュエルはジョン・クリース、ガチョウのグッシーはオプラ・ウィンフリー。

牛のビッツイ-はキャシー・ベイツ、馬のアイクはロバート・レッドフォード、カラスのブルックスはトーマス・ヘイデン・チャーチ。ウソみた~い!豪華ですね~♪監督は「チェルシーホテル」「テープ」(01)などの製作者ゲイリー・ウィニック。そして音楽は大好きなダニー・エルフマン!

牧場で暮らすファーンは、生まれたばかりの子ブタを助けます。11匹生まれたのですが、母ブタのお乳は10個。処分されそうになったその子は、ウィルバーと名付けられ、ファーンに可愛がられます。しかし、子ブタの運命は変えられません。牧場の動物たちから、そのことを知らされるウィルバー。

でも、クモのシャーロットは母のような愛情で、奇跡を起こすのです!“生”と“死”を動物たちの世界から、私たちに教えてくれます。どんな生き物も生きているんだ!ということを。ちなみにウィルバーの可愛さは、ベイブのよう!?早く見たいな♪
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監視されている?

2006-11-28 20:48:26 | 映画
この映画のことを知った時は、キャステイング、スタッフの豪華さにまずびっくり!だって、フィリップ・K・ディック原作『暗闇のスキャナー』の映画化だもん!ディック大好き♪そして製作総指揮が、ジョージ・クルーニーやスティーヴン・ソダーバーグの“SECTION EIGHT”。

監督は、「ニュートン・ボーイズ」(98)「スクール・オブ・ロック」(03)のリチャード・リンクレイター!彼の「ウェイキング・ライフ」(01)の斬新なテクニックには、驚かされましたっけ。2001年のサンダンス映画祭で、大注目でした。ご覧になっていない方には、“?”ですが。

そのテクニックとは、実際に撮影した映像にデジタル・ペインティングを施すというもの。その第2弾が、「スキャナー・ダークリー」なんです!今回の主演は、キアヌ・リーヴス、ロバート・ダウニー・Jr、ウディ・ハレルソン、ウィノナ・ライダー!ねっ、豪華でしょ?(実写でも見たかった…)

今から7年先の未来、ロス郊外オレンジ郡アナハイム。覆面麻薬捜査官ボブ・アークター(キアヌ)は、“物質D”と呼ばれるドラッグの捜査のため、自らヤク中になっておとり捜査中。“物質D”は、かなり危険な究極のドラッグなんです。

一方、政府は犯罪撲滅のため“ホロスキャナー”という監視システムをあちこちに設置。やがてドラッグのせいで、人格が分裂していくボブ。いつしかボブは、自分の行動を自分が監視(スキャナー)することに…。これって、まさにディックの体験から書いた“アンチ・ドラッグSF”の世界。

実写映像にデジタル・ペインティングする技術を、“ROTOSCOPE”(ロトスコープ)と呼びます。おかげでアニメのように見えるけど、ものすごく斬新。新感覚の映像なのです。紫色の顔したキアヌとか…ね。ドラッグ中毒中の映像って今までも、いろいろな描き方があったけど、ロトスコープは最適かも。

ディックの映画化は、「ブレードランナー」(82)「トータル・リコール」(90)「クローン」(01)「マイノリティ・リポート」(02)「ペイチェック/消された記憶」(03)などがあります。また1本、お気に入りが増えますね。
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1年が過ぎました。

2006-11-25 20:59:59 | 特別
今日は特別な日です。昨年、大切な大切な愛猫“いくらちゃん”が亡くなりました。昨年は金曜日で仕事があり、朝から具合の悪かった猫を残して出かけるのが、本当につらかったです。人間ってなんだか変ですね。いろんな意味で。

昼休みに駆けて帰りましたが、間に合いませんでした。ずっと抱きしめていました。でもまた仕事に行かねばならず、大切に寝かせて行きました。帰ってからはずっと一緒。悲しみにつぶされそうでした。人間で言えば、その夜はお通夜。翌日はまた仕事。バカみたい。

そして夕方、ペットの葬儀社に引き取りに来てもらい、火葬することにしました。翌日、小さな白い壷に入って帰って来ました。それからはずっと部屋の中にいます。私にとってこんなに大切な子はいません!毎日お線香をあげ、お花を飾っています。

今までも、そしてこれからも一緒です。たくさんの思い出を胸の奥にしまって、1日も忘れたことがないのです。いつも呼びかけています。「愛してるよ、いつまでも一緒だよ」って。
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ドツボにハマる?

2006-11-24 21:40:03 | もう一度見たい!
現在、六本木ヒルズがある所。かつてそこに単館ロードショー劇場として、“シネ・ヴィヴァン六本木”がありました。結構、マニアックなプログラムで、あそこに行くと見知らぬ観客同士、お互いに『映画ファンね~♪』と内心、思ったものです。

もう劇場はなくなってしまいましたが、93年12月に公開された時、12週のロングランを記録した映画が、帰ってきます。「イン・ザ・スープ」(92)…なつかしい♪これ、スープの映画ではありません。意味は、“ドツボにハマる”。妖しい。

「イン・ザ・スープ」の脚本・監督は、「フォー・ルームス」(95)のアレクサンダー・ロックウェル。撮影当時の妻は、ジェニファー・ビールス。92年のサンダンス・フィルム・フェスティバルでグランプリ審査員特別賞受賞。当時はインディーズ映画ブームで、絶対見なくっちゃ!と勇んで出かけたものです。

主演は「レザボアドッグス」(91)の印象が強烈に残った、スティーヴ・ブシェミ!あちこちの映画で顔を見せる、くせ者役者で、大いに気になる役者です。共演者は、ジョン・カサヴェテス監督作で有名なシーモア・カッセル。そういえばカサヴェテス映画も、よくシネ・ヴィヴァンで見たわ。通ったなぁ~。 

ヒロインは、「フラッシュダンス」(83)でブレイクしたジェニファー・ビールス。若手から、大人の女性を演じはじめていました。他には、パット・モーヤ、ウィル・パットン、ジム・ジャームッシュ、キャロル・ケイン、スタンリー・トゥッチ(←「プラダを着た悪魔」に出てます♪)。個性派揃いですね。

映画作りを夢みるアルドルフォ(ブシェミ)は、隣の美女アンジェリカ(ビールス)を主役にいつか映画を作りたいと願っています。そこへ資金提供を名乗り出たジョー(カッセル)が、現れます。しかし、そんなにすんなり行くはずはなく、妖しげな仕事を持ちかけられます。果たして、本当に資金は調達できるのか?映画は作れるのか?心配。

NYのクリスマスを舞台にしたこの映画、もし未見でしたらお勧め。NYのクリスマスは、ほんとステキ♪
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バレエ映画の魅力

2006-11-23 21:11:21 | 映画
「オペラ座の怪人」で有名な、フランス・パリの“オペラ座”。残念ながらまだ行ったことがありませんが、ここがバレエ、オペラ、コンサートの劇場として、世界でもトップクラスであることは周知の事実。いつか行ってみたいです。

そのオペラ座には、専属のバレエ学校とバレエ団があります。バレエ・ファンにはおなじみですね。映画「エトワール」(00)では、華麗なる舞台の裏側、過酷な練習、頂点を目指す熾烈な争いを描いていました。この映画の監督、ニルス・タヴェルニエが再びバレエ映画を作りました。

それが、「オーロラ」です。300年以上の歴史を持つオペラ座のバレエ団には、“星”を意味する“エトワール”をはじめ、“プルミエ・ダンスール” “スジェ” “コリフェ” “カドリーユ”という階級があります。この映画には“エトワール”のニコラ・ル・リッシュ、カデル・ベラルビ、マリ=アニアス・ジロ、“プルミエ・ダンスール”のヤン・ブリダールらが、出演。

つまりオペラ座の全面協力のもと、製作された映画なのです!物語は、踊ることを禁じられた王国に生まれた、踊ることの才能に恵まれたオーロラ姫のお話。国のために他国の王子と婚約するを命じられます。しかしオーロラは、お見合いのために自分の肖像画を描く、貧しい画家(ニコラ・ル・リッシュ)を愛してしまうのです。

隣国の王子たちが、求婚のためにやって来る舞踏会。そこでは自国の舞踏団を引き連れての、見事なバレエが繰り広げられます。一方、画家は王の逆鱗に触れ、処刑されることになってしまうのでした。

美しく可憐なオーロラ姫を演じるのは、バレエ学校(最終学年)のマルゴ・シャトリエ。1990年生まれだそうですので、今年16歳。監督がひと目惚れした新星です。他に「007/ユア・アイズ・オンリー」(81)や「美しすぎて」(89)「美しき運命の傷痕」(05)のキャロル・ブーケが、王妃役で出演。ちなみに夫は、ジェラール・ドパルデュー。

バレエ映画、また見たくなりました。
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ローマに雪が降る?

2006-11-22 21:21:20 | 映画
ロベルト・ベニーニ。1952年10月27日イタリア、トスカーナで生まれました。「ルナ」(79)でデビューしたそうですが、やはり「ダウン・バイ・ロー」(86)でしょう。私もこの映画見ましたが、やけにヒョロヒョロしているって感じでした。ジム・ジャームッシュ監督やフェデリコ・フェリーニ監督の作品に出ています。

「ジョニーの事情」(91)あたりから、自分で脚本・監督をはじめます。なんといっても「ライフ・イズ・ビューティフル」(98)での大成功で、一躍メジャーになりました。アカデミー賞での主演男優賞(感激のスピーチがすごかったですよね~)、カンヌ国際映画祭での審査員特別グランプリ、英国アカデミー賞での主演男優賞受賞と、まさにベニーニの年でした!

最新作が「人生は奇跡の詩」(05)です。今回も監督・脚本を担当、妻のニコレッタ・ブラスキと共演。タイトルにあるように、ベニーニお得意の悲劇の中でも“奇跡”を信じて止まない男が主人公です。

2003年、イラク戦争開戦直前のローマで大学教授として働く詩人のアッティリオ(ベニーニ)。別居中のヴィットリア(ブラスキ)を愛しているものの、妻の方はしつこいアッティリオにうんざり!ある日、伝記作家の彼女が仕事で滞在していたイラクで爆撃に合い、意識不明の状態に…。

愛するヴィットリアが、危ない!アッティリオは着のみ着のまま、必要な薬を求めて駆け回ります。果たして命は助かるのか?そしてかつてヴィットリアが言った不思議な言葉は、現実のものとなるのか?

その言葉とは… “ローマに雪が降って、その中に虎が現れる”

奇跡が起きて2人は、再び愛を誓うことが出来るでしょうか?ロマンチストのベニーニ、未だに奥さんと共演して、しかもいつも愛し合う役。当然、奇跡は起こるでしょうが、映画を見てハッピーな気分になるにはベニーニの映画は、ハズレなし!見ましょう。
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リメイクの前にオリジナルを!

2006-11-21 20:37:11 | 映画
最近は、たまにですがフランス映画も見ています。特にジャン・レノが出ていると気になります。「クリムゾン・リバー」(00)「コルシカン・ファイル」「クリムゾン・リバー2黙示録の天使たち」(04)「エンパイア・オブ・ザ・ウルフ」(05)など。他にも国際スターのジャン・レノは、ハリウッドでも大活躍。あちこち出てますよね。

もう1人、フランスを代表する男優が、ジェラール・ドパルデューです。彼の04年の作品が公開です。「あるいは裏切りという名の犬」なんだか気になるタイトルですね~。ポスターの写真もスタイリッシュ!主演は、ダニエル・オートゥイユ。監督は、オリヴィエ・マルシャル。共演者には、ヴァレリア・ゴリノとミレーヌ・ドモンジョの名前が!

シテ島オルフェーヴル河岸36番地にある、パリ警視庁。かつて親友だった2人の警視、レオ・ヴリンクス(オートゥイユ)は、正義感溢れる男。もう1人のドニ・クラン(ドパルデュー)は、野心家で利己的な男。彼らは、1人の女を愛したことも…。

しかし今では、次期長官の座を狙い、警視庁内部で対立する仲になっていました。さらにレオはドニの裏切りによって、すべてを奪われ、投獄されてしまいます。7年後、妻の死の真相を知ったレオは、ドニと再会します…。果たして?

実話を基にしたストーリーを監督したオリヴィエ・マルシャルは、元警察官。大ヒットした本作は、フランスのアカデミー賞ともいうべき、第30回“セザール賞”(05)で8部門ノミネートされました。重厚な2人の男優の競演を堪能できそうです。

さらにこの作品、ハリウッドでリメイクが決まっています。ロバート・デ・ニーロ製作・主演!共演はジョージ・クルーニー!!監督は「チョコレート」(01)のマーク・フォスター。こっちを見るには、まずはオリジナルを見ておかなくっちゃ!ねぇ~。楽しみ♪
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ミュージカルで見る悲劇

2006-11-19 21:47:44 | 演劇
1912年4月10日、タイタニック号はサウサンプトン港から処女航海に出航。イギリスのホワイトスターライン社が建造したこの豪華客船には、E・J・スミス船長他、乗員・乗客2200人以上もの人が乗っていました。行先はニューヨーク。

4月14日23時40分、北大西洋のニューファンドランド沖で氷山を発見。あっという間に衝突し、4月15日午前0時15分、当時制定された“SOS”を初めて発信した船舶となってしまいました。しかし救命ボートは十分でなく、そのボートも定員を満たずに船を離れたりと、救助活動も不十分でした。

運命の衝突から2時間40分後の午前2時20分、船は真っ二つに割れ、沈没。船と共にいた人たちは、低体温・心臓麻痺で短時間の内に亡くなったそうです。タイタニック号の悲劇は、今までも何度か映画化されています。有名なのは「歴史は夜作られる」(37)「失われた航海」(79)「レイズ・ザ・タイタニック」(80)「タイタニック」(97)など…。

この物語をミュージカルにしたのが、「TITANIC the musical」です。作詞・作曲を手がけたのは、「ナイン」(82)「グランドホテル」(89)でトニー賞を受賞したモーリー・イェストン。私事ですが、91年にNYへ行った際「グランドホテル」を観劇。ある関係者と共にイェストン氏との会に参加したことがあります。オープニングの構想を熱く語っていたのを思い出します。

ブロードウェイでは97年4月に開幕(99年3月閉幕)。同年トニー賞のミュージカル作品賞を他、5部門受賞を果たしています。演出は、イギリス人女性グレン・ウォルフォード。日本版の「ブラッド・ブラザース」「キャバレー」「グランドホテル」を演出しています。脚本は、「ミズ」(83)でトニー賞受賞のピーター・ストーン。すごい!

もっとすごいのが、日本人キャスト。松岡充、鈴木綜馬、岡幸二郎、浦井健治、岡田浩暉、紫吹淳、森口博子、諏訪マリー、大澄賢也、浜畑賢吉、光枝明彦、藤木孝、宝田明。期待せずにはいられません。チケットを手に開幕を待っています。あっ、内容はレオの「タイタニック」とは違います、念のため。
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待っていたドラゴンライダー

2006-11-18 14:14:34 | 映画
この映画は、今年の1月に記事を書いています。だいぶ前から、話題になっていたんですね。以前は来年公開となってましたが、お正月映画として12月公開決定です。

主役のエラゴンには、映画デビューのエドワード・スペリーアス。でも脇役が豪~華!ジェレミー・アイアンズ、ジョン・マルコヴィッチ、ロバート・カーライル、ジャイモン・フンスー。こうしたファンタジー映画にも、よく出演する名優2人。それがジェレミー・アイアンズとジョン・マルコヴィッチ。

ジェレミー・アイアンズは、1948年9月19日イギリス・ワイト島生まれ。「ニジンスキー」(79)でデビュー、続く「フランス軍中尉の女」(81)で、すでに演技派の名前を獲得。「スワンの恋」(83)で、美しさに惚れ惚れ。そして「運命の逆転」(90)で、オスカー主演男優賞を手にしました。

「戦慄の絆」(88)「ダメージ」(92)「エム・バタフライ」(93)「ロリータ」(97)などの危ない役も得意で、美しいだけに魅了されます。「ダイ・ハード3」(95)で悪役もこなし、幅広い芸域を誇ってます。でもやっぱり危ない役をやると、ピカイチですね~♪

「仮面の男」(98)「ヴェニスの商人」(04)「カサノバ」(05)のような歴史物も、お似合い。しかし、私的に「ダンジョン&ドラゴン」(00)は、いただけません。これが初監督のコートニー・ソロモン、RPGの映画化ですがVFXのオンパレードで、人間ドラマが二の次。ゲームのファンは良しでも、私は…。俳優が見たい…。

で、今度の「エラゴン 遺志を継ぐ者」ですが、原作が世界中でベストセラーになったとは言え、内容は少年とドラゴン。「ダンジョン&ドラゴン」と、どこが違うの?大丈夫?と少しばかり心配…。

少年エラゴンは、ある石を見つけ、生まれたドラゴンを育ててきました。邪悪な王ガルバトリックス(ジョン・マルコヴィッチ)の圧政に苦しむ帝国は、かつてドラゴンに乗り、国を守っていた“ドラゴンライダー”を待っていたのです。それがエラゴンだったのです!

語り部で賢者のブロム(ジェレミー・アイアンズ)と共に、エラゴンの冒険が始まります。予告編を見る限り、あの心配は不要みたい。期待しています。楽しみ♪
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愛しのナポレオン

2006-11-15 21:17:14 | もう一度見たい!
ジャック・ブラック主演の「ナチョ・リブレ」を見る前にと思って、ジャレッド・へス監督を予習しておこうと思った私。未公開で初監督作の「バス男」(04)を、レンタルDVDして来ました。もちろん、2作目の「ナチョ・リブレ」も見ましたよ!

で、遅ればせながら見た「バス男」にゾッコン♪今さらのように書いてしまいます。まず、邦題の安易さ、バカバカさに怒りを覚えます。ちょうど日本でヒットした「電車男」にあやかったよう。確かに映画の冒頭で、スクールバスに乗る主人ではありますが…。

こんなタイトルのせいか、公開は見送られ、レンタルスルー。しかもスタッフ・キャストは有名でないから、レンタルも気付かないかも。しかし、一度見たら病みつきになる面白さ♪そのため、口コミで日本でも密かなファンが増えてます。私もそう。

私は予習がてら(監督1作目)だったんですが、ハマってます。DVD、買いました。この映画の面白さ、それは制作費がわずか400万円くらいだったのが、全米で40億円以上の大ヒットとなったことでもわかります。

原題は主人公の名前、“NAPOLEON DYNAMITE”(ナポレオン・ダイナマイト)。アイダホの片田舎に住む、まったくイケてない、ホントに冴えない高校生ナポレオン(ジョン・ヘダー)。頭もあんまり良くないし、運動神経もイマイチだし、服の趣味といったら…。学校では全然もてないし、むしろいじめにあっているくらい。(同級生もイマイチだけど)

彼の家族もどうしょうもない面々。兄はチャットに夢中、叔父さんは妖しげなセールをやっている…。ある日、学校にメキシコ人の転校生ペドロ(エフレン・ラミレッツ)がやって来ます。2人は友達になり、女の子にもてようと生徒会長に立候補!オイオイ!

ここまで見ると、これって“青春物”なんですよね。でも相当~ゆるい。監督は15分ほどのショート・ムービーを製作していて、それを長編にしたのが本作。(特典に収録)インディーズ系の映画の経路がわかって、興味深いです。

オープニングのタイトルやキャストの名前の出し方や、エンドロールの後に追加撮影したという、豪華な(?)おまけシーンなど、うれしくなる遊び心がいっぱい。もし、未見でしたらお勧めしま~す。クセになります。また、見ようっと♪

おまけ:クラスの女の子デブ(太ってません、名前です)役に、「コリーナ・コリーナ」(←大好き!)のティナ・マジョリーノが出演。大きくなったなぁ~。
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