フランソワ・オゾン監督「危険なプロット」(12)は、スペイン人フアン・マヨルガの戯曲を映画化。国語教師ジェルマン(ファブリス・ルキーニ)が、指導する文才に恵まれた男子生徒。
クロード(エルンスト・ウンハウアー)が入り込むクラスメイトの母エステルを演じたのが、エマニュエル・セニエ。ジャン=リュック・ゴダール監督「ゴダールの探偵」(85)でデビュー。
ハリソン・フォード主演「フランティック」(88)で共演したので、覚えている方も多いかも。この作品の監督が、ロマン・ポランスキー。2人は89年に結婚。ポランスキー夫人です。
そのセニエが出演しているのが、「母の身終い」(12)。セザール賞3部門にノミネートされた「愛されるために、ここにいる」(05)のステファヌ・ブリゼ監督作品。フロランス・ヴィニョンと共同脚本。
タイトルでもわかるように、人生の終わり方を描いています。普通は“身仕舞い”ですが、“身終い”という字が当てられています。うまいタイトルですね。すぐにわかりますもの。
麻薬密売に手を出し、服役していたトラック運転手のアラン(ヴァンサン・ランドン)。出所して、母イヴェット(エレーヌ・ヴァンサン)の家に転がり込みます。そのアランも48歳。
なんとか人生の再出発をしようとあがいていました。再就職もなかなかうまく行かない…。その上アランとイヴェットの間には、長年に渡る根深い確執があり、今も仲が悪いまま…。
そんなある日、アランは母親が末期の脳腫瘍に冒されていることを知ります。薬の入った引き出しにあった書類。そこには、『尊厳死の表明』 『スイスの施設で尊厳死』
『人生の終え方を選択する』などの文字が。母親の決意を知り、動揺する息子アラン。残された時間はあまりに少なく…。エマニュエル・セニエは、ボーリング場で出会うクレメンス役。
フレッド・カヴァイエ監督「すべて彼女のために」(08)で、妻のためすべてを捨てる覚悟で計画を実行する夫を演じたヴァンサン・ランドン。今度は、どんな心模様を見せてくれるのでしょう。
クロード(エルンスト・ウンハウアー)が入り込むクラスメイトの母エステルを演じたのが、エマニュエル・セニエ。ジャン=リュック・ゴダール監督「ゴダールの探偵」(85)でデビュー。
ハリソン・フォード主演「フランティック」(88)で共演したので、覚えている方も多いかも。この作品の監督が、ロマン・ポランスキー。2人は89年に結婚。ポランスキー夫人です。
そのセニエが出演しているのが、「母の身終い」(12)。セザール賞3部門にノミネートされた「愛されるために、ここにいる」(05)のステファヌ・ブリゼ監督作品。フロランス・ヴィニョンと共同脚本。
タイトルでもわかるように、人生の終わり方を描いています。普通は“身仕舞い”ですが、“身終い”という字が当てられています。うまいタイトルですね。すぐにわかりますもの。
麻薬密売に手を出し、服役していたトラック運転手のアラン(ヴァンサン・ランドン)。出所して、母イヴェット(エレーヌ・ヴァンサン)の家に転がり込みます。そのアランも48歳。
なんとか人生の再出発をしようとあがいていました。再就職もなかなかうまく行かない…。その上アランとイヴェットの間には、長年に渡る根深い確執があり、今も仲が悪いまま…。
そんなある日、アランは母親が末期の脳腫瘍に冒されていることを知ります。薬の入った引き出しにあった書類。そこには、『尊厳死の表明』 『スイスの施設で尊厳死』
『人生の終え方を選択する』などの文字が。母親の決意を知り、動揺する息子アラン。残された時間はあまりに少なく…。エマニュエル・セニエは、ボーリング場で出会うクレメンス役。
フレッド・カヴァイエ監督「すべて彼女のために」(08)で、妻のためすべてを捨てる覚悟で計画を実行する夫を演じたヴァンサン・ランドン。今度は、どんな心模様を見せてくれるのでしょう。