だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ポアロ、43年ぶりに再登場。

2017-10-30 21:51:35 | 映画
アガサ・クリスティが生み出したベルギー人探偵、エルキュール・ポアロ。初登場は、1920年の処女作『スタイルズ荘の怪事件』でした。

長編33作、短編は54作あるそうです。デヴィッド・スーシェ主演のTVシリーズ(89~13)も超有名。もちろん、映画化作品も。

ピーター・ユスティノフがポアロを演じた「ナイル殺人事件」(78)や「地中海殺人事件」(82)、「死海殺人事件」(88)。

シドニー・ルメット監督「オリエント急行殺人事件」(74)もお気に入り。オールスタームービーで、結末がわかっててもワクワクします。

リドリー・スコット製作の最新作が登場。ケネス・ブラナー監督「オリエント急行殺人事件」(17)です。ミステリーなのでストーリーはなし。

新旧スターを比べてみます。<ポワロ>アルバート・フィニー:ケネス・ブラナー、<大富豪>リチャード・ウィドマーク:ジョニー・デップ、

<未亡人>ローレン・バコール:ミシェル・ファイファー、<宣教師>イングリッド・バーグマン:ペネロペ・クルス、

<公爵夫人>ウェンディ・ヒラー:ジュディ・デンチ、<メイド>レイチェル・ロバーツ:オリヴィア・コールマン、

<伯爵>マイケル・ヨーク:セルゲイ・ポルーニン、<伯爵夫人>ジャクリーン・ビセット:ルーシー・ボイントンなど。

新作にはウィレム・デフォー、ジョシュ・ギャッド、デレク・ジャコビ共演。注目は製作、監督、主演のケネス・ブラナー。必見です!
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ナチスによるホロコーストはあったのか?

2017-10-29 21:27:59 | 映画
ティモシー・スポール、1957年2月27日ロンドン出身。マイク・リー監督「秘密と嘘」(96)や「ターナー、光に愛を求めて」(15)などに出演。

トム・ウィルキンソン、1948年12月27日ウェスト・ヨークシャー州リーズ出身。ピーター・カッタネオ監督「フル・モンティ」(97)、

ジョン・マッデン監督「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」(11)、サイモン・アバウド監督「マイ ビューティフル ガーデン」(16)などに出演。

この2人を相手にするのは、フェルナンド・メイレレス監督「ナイロビの蜂」(05)で、アカデミー賞助演女優賞を受賞したレイチェル・ワイズ。

それがデボラ・E・リップシュタット原作、ミック・ジャクソン監督「否定と肯定」(16)です。脚本は「プレンティ」(85)、「ダメージ」(92)、

「めぐりあう時間たち」(02)、「愛を読むひと」(08)のデヴィッド・ヘア。1994年、『ホロコースト否定論』を唱える…

英国人歴史家デイヴィッド・アーヴィング(ティモシー・スポール)。それに対し、ジョージア州アトランタのエモリー大学の…

ユダヤ人女性歴史学者デボラ・E・リップシュタット(レイチェル・ワイズ)は、自著『ホロコーストの真実』で真っ向から否定。

ある日、アーヴィングから名誉毀損で提訴されたデボラ。彼女のために英国人による大弁護団が結成され、歴史の真実の追求が始まります。

2000年1月、王立裁判所の判決は?法廷弁護士リチャード・ランプトンにトム・ウィルキンソン。アンドリュー・スコットも出てますよ。
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悪魔のクリエイター、ヒエロニムス・ボスの謎

2017-10-28 21:15:00 | 映画
スペインの首都マドリードにあるプラド美術館。ディエゴ・ベラスケス、フランシスコ・デ・ゴヤ、バルトロメ・エステバン・ムリーリョなどの…

スペインを代表する画家の作品を初め、ヤン・ファン・エイク、ピーテル・パウル・ルーベンス、ピーテル・ブリューゲル、フラ・アンジェリコ 、

ティントレット、レンブラント・ファン・レイン、ティツィアーノ・ヴェチェッリオ、エル・グレコ、バルトロメ・エステバン・ムリーリョ、

ラファエロ・サンティ、アルブレヒト・デューラーなどの名画を所蔵しています。その中で、現存する作品が25点しかなく謎の多い画家で…

日本でも展覧会が開催され、人気のヒエロニムス・ボス(1450年頃~1516年8月9日)。ホント、不思議な絵を描く人ですよね~。

ホセ・ルイス・ロペス=リナレス監督「謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス」(16)は、プラド美術館全面協力のもと制作されたドキュメンタリー。

プラド美術館所蔵の三連祭壇画『快楽の園』は、1503~04年(他説あり)に制作されたボス作品でも、もっとも有名な作品です。

描かれているのは、天国と地獄。果たして、ボスは誰のために、何のために描いたのでしょう。赤外線分析で判明した下絵や…

緻密な筆遣いと顔料の秘密、現代に受け継がれなかった古楽器、そしてキリスト教との深い関係など、ボスの創作の謎と素顔に迫ります。

それにしても、ボスの絵に登場する人物、動物、魔物、妖怪、建物、オブジェなど<?>マークがいっぱいのそれら。いったい??
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動物たちも人間たちも救いたい!

2017-10-27 21:42:19 | 映画
カリフォルニア州サクラメント出身のジェシカ・チャステインは、1977年3月24日生まれの40歳。テイト・テイラー監督…

「ヘルプ 心がつなぐストーリー」(11)と、キャスリン・ビグロー監督「ゼロ・ダーク・サーティ」(12)で、それぞれアカデミー賞…

助演女優賞、主演女優賞にノミネート。他にも多くの映画賞でノミネート、受賞を果たした演技派女優です。最新作のジョン・マッデン監督…

女神の見えざる手」(16)でも、普通なら仕事は出来るけど冷徹で嫌な女を、タイトなスーツ姿、真っ赤な口紅をトレードマークに…

颯爽と演じていました。しかも小気味いいストーリーで、最後までハラハラドキドキ。そのジェシカ・チャステインがポーランド人を演じます。

ダイアン・アッカーマン原作、ニキ・カーロ監督「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」(16)です。

1939年、ポーランドのワルシャワ。ヤン(ヨハン・ヘルデンブルグ)とアントニーナ(ジェシカ・チャステイン)ジャビンスキ夫妻は…

ワルシャワ動物園を経営していました。ところがその年の秋、ドイツがポーランドに侵攻し、第2次世界大戦が勃発。動物園の存続が…

危うくなる中、ユダヤ人を弾圧するのを見たヤンは、動物園を彼らの隠れ家にすると告げるのでした。本作は、300人のユダヤ人の救った…

実話なのです。ダニエル・ブリュール共演。動物が痛めつけられるシーンは、見る前からつらいけど、この作品はぜひ見ましょう。
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“それ”が帰って来ました!

2017-10-25 21:34:36 | 映画
スティーヴン・キングは、モダンホラー小説の巨匠。主な著作には『キャリー』(74)や『シャイニング』(77)、『クージョ』(81)、

『ペット・セマタリー』(83)、『ミザリー』(87)、『ダーク・ハーフ』(89)、『ニードフル・シングス』(91)、

『グリーンマイル』(96)、『アトランティスのこころ』(99)、『ドリームキャッチャー』(01)、『セル』(06)など多数。

というよりも、キングの小説は映画やTVM、TVシリーズですっかりお馴染み。1947年9月21日メイン州ポートランド出身。

70歳の現在も活躍中。他にも『ファイアスターター』(80)は「炎の少女チャーリー」(84)になり、『刑務所のリタ・ヘイワース』(82)は…

「ショーシャンクの空に」(94)に。中編の『スタンド・バイ・ミー』(82)も有名。スティーヴン・キングの小説も映画も大好きな…

ファンにとって、キング史上最高に怖い作品と言えば、『IT』(86)。映画化はトミー・リー・ウォーレス監督のTVM…

「IT/イット」(90)。ペニーワイズ役はティム・カリー!ジム・シャーマン監督「ロッキー・ホラー・ショー」(75)の…

フランクン・フルター博士。大好き!最高!皆さん、両方見てますよね。27年ぶりに劇場版として公開されることに。アルゼンチンの…

アンディ・ムスキエティ監督「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」(17)です。ペニーワイズは、ビル・スカルスガルドですよぉ~!
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モーツァルト生誕260年記念作品

2017-10-23 21:17:59 | 映画
音楽家を描いた映画はたくさんあります。中でも1番のお気に入りは、ピーター・シェイファー原作戯曲、ブロードウェイ舞台を…

ミロス・フォアマンが監督した「アマデウス」(84)。アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞(F・マーレイ・エイブラハム)、

脚色賞、美術監督・装置、衣装デザイン賞、メイクアップ賞、音響賞、8部門受賞の名作です。主演男優賞にダブルノミネートされた…

トム・ハルスはすごかった!それ以来、モーツァルトは彼。63歳の彼はゲイをカミングアウトし、現在は舞台で活躍しているそう。

ところでわずか35歳で亡くなったモーツァルト。久々にモーツァルトを描いた作品が公開されます。ジョン・スティーヴンソン監督…

プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード」(17)です。1787年チェコの首都プラハ。オペラ『フィガロの結婚』で評判の…

モーツァルト(アナイリン・バーナード)は、プラハの名士から招待を受けます。3男を病で亡くしたモーツァルトは、ウィーンを逃れるため…

喜んでプラハへやって来ます。友人の邸宅で『フィガロの結婚』のリハーサルと、新作オペラの作曲に勤しむ彼は、ケルビーノ役に…

抜擢されたオペラ歌手スザンナ(モーフィッド・クラーク)と出会います。その美貌に惹かれるモーツァルト。そして妻帯者と知りつつ…

天才ぶりに惹かれるスザンナ。そこへサロカ男爵(ジェームズ・ピュアフォイ)も加わり…。果たして、どんなモーツァルトでしょう?
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猫好きには、たまりませんニャ~。

2017-10-21 20:54:14 | 映画
銀座4丁目にあるシネスイッチ銀座は、昭和30年代に銀座文化劇場として開館。聞いたことあります。1997年4月に現在の…

シネスイッチ銀座(2スクリーン)としてリニューアル・オープン。1作目がデヴィッド・リーランド監督「あなたがいたら/少女リンダ」(87)。

なんといっても、ジェームズ・アイヴォリー監督「モーリス」(88)は通いました。それと最多観客動員作品となった、ジュゼッペ・トルナトーレ監督…

「ニュー・シネマ・パラダイス」(89)が有名。ペーター佐藤(1945~1994年)氏のイラストが表紙のパンフレットが、ステキでした。

それはさておき、現在はロジャー・スポティスウッド監督「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」(16)が、8月より大ヒット上映中。

猫好きの心を掴み、次の作品はチェイダ・トルン監督のドキュメンタリー「猫が教えてくれたこと」(16)。トルコ、イスタンブール出身の監督は…

子供時代に野良猫と過ごしたそうです、11歳の時トルコを離れ、その後ニューヨークへ。監督曰く、イスタンブールは常に猫がいる街だそう。

たくさんの野良猫のうち、登場するのは7匹の猫。子猫たちのエサをあげるために市場の食べ物を狙うサリ。撫でられるのが大好きなベンギュ。

ネズミ退治を仕事にしてるアスラン。喧嘩が強く嫉妬深いサイコパス。下町の市場に住む看板猫デニス。人々の心を虜にするガムシズ。

高級デリカテッセンからエサをもらっているデュマン。予告編だけで、猫好きにはたまりません。仕草も肉球もすべてが好き!行ってみたい!
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ローガン一家の大胆不敵な強奪計画

2017-10-20 21:17:16 | 映画
ウルヴァリンこと、ローガンが生きてた(?)から、ラッキー!というわけではありません。あは、くだらない。この場合のローガンとは…

主人公ジミーとクライドのローガン兄弟のこと。それがスティーヴン・ソダーバーグ監督「ローガン・ラッキー」(17)です。

あれ、「サイド・エフェクト」(13)で監督引退を表明したソダーバーグでしたが、その後は製作総指揮やTVシリーズの監督を…

務めていました。しかし、劇場映画に戻って来ました。それが本作なんです。若い頃、フットボール選手として活躍し将来を約束されていた…

ジミー・ローガン(チャニング・テイタム)。脚の怪我が原因で諦め、今は建設作業員として働いていました。ところが脚のせいで…

仕事をクビ、家族も失ってしまいます。そこで思い付いたのが、カーレース<NASCAR>が開催されるシャーロット・モーター・スピードウェイの…

金庫から大金を強奪するというもの。戦争で片腕を失った元軍人で、バーテンダーをしている弟のクライド(アダム・ドライヴァー)と…

美容師でカーマニアの妹メリー(ライリー・キーオ)を仲間に入れ、計画を進めるのですが…。ツキに見放されたローガン一家だけでは…

ちょっと不安。そこで爆破のプロで、服役中のジョー・バング(ダニエル・クレイグ)に協力を求めることに。しかし、ジョーは超~変人。

彼を脱獄させ金庫を爆破し、再び獄中に戻すという大胆不敵な計画。果たして?ヒラリー・スワンク、ケイティ・ホームズ共演。見ましょ。
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ロダン、没後100年記念作品

2017-10-19 15:49:11 | 映画
予想はしていましたが、上野の森美術館で開催の「怖い絵展」は、とっても混んでしました。それぞれの絵にある紹介文も…

読みでがあって、鑑賞に時間がかかるからしかたありません。それにしても人気の中野京子さん。著作と共に紹介文も楽しめました。

それはともかく、同じ上野の国立西洋美術館のエントランス前の前庭にあるのが、世界的に有名な彫刻家ロダンの作品『地獄の門』、

『カレーの市民』、『考える人』です。本名は、フランソワ=オーギュスト=ルネ・ロダン。1840年11月12日パリ出身。

“近代彫刻の父”と呼ばれ、19世紀を代表する彫刻家です。1917年11月17日、77歳で死去。ロダンの生涯を描いた映画が公開です。

ジャック・ドワイヨン脚本、監督「ロダン カミーユと永遠のアトリエ」(17)です。ところで、カミーユとは?映画好きなら、ご存じかも。

ブルーノ・ニュイッテン監督「カミーユ・クローデル」(88)で、イザベル・アジャーニが演じた女流彫刻家。ロダンの弟子であり、愛人でした。

1880年のパリ。40歳にして初めて国から注文を受けることになった、彫刻家オーギュスト・ロダン(ヴァンサン・ランドン)。

それが、ダンテの『神曲』を題材とした『地獄の門』でした。その頃、内妻ローズ(セヴリーヌ・カネル)と暮らしていた彼は…

若いカミーユ・クローデル(イジア・イジュラン)と出会い、弟子にします。その後10年に渡る2人の関係とは?芸術家の日々とは?
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億万長者の恐るべき過去

2017-10-18 21:21:09 | 映画
ヒューマントラスト渋谷で、毎年初春に開催されている<未体験ゾーンの映画たち>、そして新宿のシネマカリテで、毎年夏に…

開催されている<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション>。共通するのは、面白いのに大手の映画劇場では上映されない…

ということ。観客が見込めないから、仕方ないけど。短期間で、しかも上映時間も不規則でなかなか見に行く予定が立たないのが残念。

けれど、世界にはこんな作品があるんだとわかって、次のレンタル時の参考にはなりますが。冒頭の2つのイベントは、もう有名です。

シネマート六本木は2015年6月に閉館になったけど、シネマート新宿(シネマート心斎橋もあり)で、新しい上映企画が始まります。

その名も<のむコレ>。なんでも番組編成をしている担当者の名前が<野村さん>というそうで。すごい!自分の名前を冠した映画祭が…

始まるなんて!羨まし過ぎです。その中から1本。ティム・オリーフーク監督「コレクター 暴かれたナチスの真実」(16)です。

1976年、アムステルダム。オランダ、アムステルダムの記者ハンス・クノープ(ガイ・クレメンス)の元に1本の電話が入ります。

アートコレクターで大富豪のピーター・メンテン(アウス・グライダヌス)が、第2次世界大戦中ナチスドイツに加担し、多くのユダヤ人を…

虐殺したというもの。半信半疑ながら調査を開始したハンス。果たして、本当なのか?本作も実話を元にしたオランダ映画。見たいなぁ~。
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