だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

役代わりを楽しもう!

2009-06-04 20:44:36 | 演劇
毎回楽しみにしている、加藤健一事務所の公演。はじまりました!最新作は、「パパ、I LOVE YOU!」です。レイ・クーニーの作品には、「ラン・フォー・ユア・ワイフ」「ファニー・マネー」「トムとディックとハリー」「コート・イン・ザ・ネット」などがあります。

ちなみに息子のマイケル・クーニーも脚本家で、「キャッシュ・オン・デリバリー」「エリック&ノーマン」などの他、映画でも「Re:プレイ」(03/原作戯曲も)「“アイデンティティー”」(03)などの脚本も担当しています。やっぱり、親子ですね。

で、カトケンの「パパ、I LOVE YOU!」は再演です。1994年初演。見てますよぉ~。角野卓造さんを迎えての舞台で、大いに楽しみました。今回は、角野さんが演じた役を加藤さんが演じ、加藤さんが演じた役を村田雄浩さんが演じます。役代わりですね。

舞台は、ロンドンのセント・アンドルーズ病院の医師談話室。クリスマスを3日後に控え、病院のスタッフはパーティの話で持ちきり。恒例の医師たちの余興の準備も大詰めです。そんな中、デーヴィッド・モーティマー医師(加藤賢一)だけは難しい顔…。

それもそのはず、今日はポンソビー記念講演の日。世界中の200人もの精神科医の前で、スピーチしなくてはならないんです。ドッヒャ~。そこへ現れたのが、ヒューバート・ボニ―医師(村田雄浩)。同僚で独身で出世には縁のない、ヒューバートの相手なんかしていられない!

病院の理事長、サー・ウィロビー・ドレーク(山野史人)も、妻のローズマリー(一柳みる)も夫の晴れ姿を見に来るし。ドキドキが高まるデーヴィッド。さらに!以前病院で看護婦をしていたジェーン・テイト(日下由美)まで登場。18年ぶりに再会するデーヴィッドに、ある重大発表を告げに…。

ジェーンの息子で、18歳になるレズリー(加藤義宗)がやってくる!彼は父親に会いに来るというわけ。なんと彼はジェーンとデーヴィッドの子。つまり、父親はデーヴィッド!?どうする、デーヴィッド?クリスマスを前にしたドタバタコメディは、ハートフルコメディでもあります。再演が楽しみ!
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