禁断のマウンテン

「ハムナプトラ２／黄金のピラミッド」（０１）のスコーピオン・キング役で私たちの前に現れた、ザ・ロック。スピンオフした「スコーピオン・キング」（０２）もヒットして、一躍スターの仲間入り。１９７２年５月３日、カリフォルニア州ヘイワード出身。

大学時代はフットボールで活躍、卒業後はプロレス（ＷＷＦ）に入団し、インターコンチネンタル・チャンピオンに！映画デビューも成功したし、今では映画スターとして活躍中。ザ・ロックという名前は、２００７年くらいから本名のドウェイン・ジョンソンに変更しています。

アクションからコメディまで幅広く演じていますが、最新作「ウィッチマウンテン 地図から消された山」（０９）では、凄腕のドライブテクニックを持つタクシー・ドライバーを演じます。監督は、ドウェイン主演の「ゲーム・プラン」（０７未）のアンディ・フィックマン。

原作は『未来少年コナン』のアレグサンダー・ケイ著『星の国から来た仲間』。この作品は、１９７５年ジョン・ハフ監督によって映画化。『続・星の国から来た仲間』も同監督で１９７８年（未）映画化。つまりリメイクなんですね。いずれもディズニー映画です。

ちょっとツキのないタクシー運転手ジャック・ブルーノ（ドウェイン・ジョンソン）。いつものように乗り込んで来たお客は、ティーンエイジャーのサラ（アナソフィア・ロブ）とセス（アレクサンダー・ルドウィグ）の２人。なにかおかしいなと感じたものの、タクシーは発車。

ところが、すぐに何者かに追われていることがわかります。いったいなぜ？２人の兄妹は、特別な能力を持ち、ある場所を目指していたのです。その場所は、ウィッチマウンテン。“ロズウェル”や“エリア５１”のように合衆国がその存在を、国家最高機密として地図から抹消した山だったのです。

そこはどこ？なぜ？兄妹の課せられたミッションとは？恐るべき宇宙の謎って！？ウィッチマウンテンには何があるのか、興味津津。アナソフィア・ロブは、「チャーリーとチョコレート工場」（０５）「テラビシアにかける橋」（０７）「リーピング」（０７）に出演。

アレクサンダー・ルドウィグは、「光の六つのしるし」（０７）に出演。若手俳優の名前も、しっかり覚えましょうね。