だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

海外コメディシリーズ20回目!

2006-09-30 21:10:30 | 演劇
私の大好きな劇作家に、ニール・サイモンがいます。脚本家としても映画化に携わっていますが、本来は舞台の方。代表作品には…

『カム・ブロー・ユア・ホーン』(61)『はだしで散歩』(63)
『おかしな二人』(65)『プラザ・スィート』(68)
『ジンジャー・ブレッド・レディ』(70)『サンシャイン・ボーイズ』(72)
『カリフォルニア・スイート』(76)『第2章』(77)
『映画に出たい!』(72)『ブライトン・ビーチ』(83)
『ビロクシー・ブルース』(85)『ブロードウェイ・バウンド』(86)
『ヨンカーズ物語』(91)『ジェイクの女たち』(92)などなど。

日本の舞台でも数々の作品が、繰り返し上演されているのでご覧になった方も多いはず。ニール・サイモンの作品は、なぜかハートフルなイメージを持ちながら、実は結構辛辣だったりします。物語に込めれたある種の皮肉が小気味良いのです♪

だからいつも見終わって、やけに楽しくやけにニヤニヤしてしまうのですね。作家の名前で見に行く、代表的な劇作家です。

『噂-ファルス-』(88)と題されて翻訳されている「ルーマーズ」が、“ル・テアトル銀座”で上演されます。この劇場名を聞けば、言わずもがなの黒柳徹子さんの主演です!演出は、もちろん高橋昌也さん。この作品、かつて『口から耳へ、耳から口へ』という題で、90年に上演されていますので再演ですね。

共演は、益岡徹さん、かとうかず子さん。おや、光枝明彦さんの名前があります!劇団四季は、退団されたのですねぇ~。私は光枝さんのファン♪うれしい~♪物語は、NY郊外の市長代理の豪邸に招かれた4組のセレブなカップルの大騒動。

クリス(黒柳)とケン(益岡)夫婦は、屋敷の主人が耳たぶを銃で撃って倒れているのを発見!次々と訪れる友人カップルに、なんとか事の真相を誤魔化そうと、メチャクチャな作り話をでっち上げ…。しまいには警察官も登場!どうなる?どうする?

黒柳さんの舞台は何度か見ていますが、この作品ははじめて!面白さ保証付きの舞台です。楽し~み♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケルトの歴史絵巻

2006-09-29 21:57:51 | 映画
19世紀ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナーは、数々の歌劇を作ったことでも有名。『さまよえるオランダ人』『タンホイザー』『ローエングリン』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『ニーベルングの指環』『パルジファル』など。

そしてもうひとつ、『トリスタンとイゾルデ』があります。スコットラン国王マルケの甥、トリスタンが王妃となるイゾルデを迎えに行く役目を負います。無事、王妃を連れての帰り道、イゾルデは媚薬を用いてトリスタンを誘惑。2人は愛し合うようになり、やがて2人の恋は悲劇を迎えるというもの。

題名は知っていても、なかなかストーリーは知らなかったりして…。この有名な物語を映画にしたのは、あのリドリー・スコットとトニー・スコット! 兄弟は、共に監督やプロデューサーとして活躍。私も大好きな映画人です。

この強力な2人が製作総指揮を担当、監督は「ロビン・フッド」(91)「モアイの謎」(94)「ウォーターワールド」(95)「モンテ・クリスト伯」(02)と、ドラマチックな映画を撮り続けているケヴィン・レイノルズ。

映画「トリスタンとイゾルデ」。イングランドのコーンウォール領主マーク(ルーファス・シーウェル!)を育ての父とする、トリスタン(ジェームズ・フランコ!)は、戦闘で瀕死の重症を負い、敵国のアイルランドに流れ着きます。王の娘イゾルデ(ソフィア・マイルズ)に救われ、介護を受けていく内に2人は自然に恋に落ちてしまうのです。

しかし、敵国同士の2人の夢は脆くも崩れ、イゾルデはマークとの政略結婚を迫られます。過酷な運命に引き裂かれた2人の取った行動は?その後の『ロミオとジュリエット』の原典にもなったと言われている『トリスタンとイゾルデ』。

映画はかなりアレンジしていますが、2人のスコットと文芸作品ならのレイノルズ監督は、美しく華麗な歴史絵巻を作り上げました。キャストも若手ながら、古典的な雰囲気を出せる俳優を起用。ニコラス・ケイジ初監督作「ソニー」(02)が、魅力的だったジェームズ・フランコに期待~!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歩くの大好き~♪

2006-09-27 21:18:29 | 映画
NYは、マンハッタン島が中心ですね。大きくアップタウン、ミッドタウン、ダウンタウンに分かれています。道路は碁盤の目のように、きれいに整頓され番地もすごく分かりやすい。行かれた方はご存知でしょうが、1ブロックを歩くのもすごく容易。おかげで観光客は、ぶらぶらとウィンドウショッピングをしながら、あっという間に何ブロックも歩けてしまいます。

16ブロックとなるとちょっと大変かもしれませんが、歩けないことはないなぁ~。しかし、ブルース・ウィリスはできなかった(?)ようです。あはは!ちなみにブロックとは、アベニューとストリートに囲まれたエリアのこと。

最新作のそのタイトルは、「16ブロック」。NY市警のジャック・モーズリー刑事(ウィリス)は、夜勤明けに証人護送の任務を受けます。エディ・バンカー(モス・デフ)を、留置所から16ブロック先の裁判所にお送り届けるだけの仕事。簡単にすむはずでした。ところが何者かに襲撃され、眠気も吹っ飛ぶジャック。

応援を求め、やって来たのは元相棒のフランク・ニュージェント(デヴィッド・モース)と彼のチーム。しかし彼らは味方ではなく、敵だったのです!なぜって、エディが証言するとまずいのは、フランクたち警官だったのです。ありがち。

襲撃の時、反射的に1人を撃ってしまい、しかも任務を忠実に遂行しようとするジャックは孤立。NY市警を敵にまわしてしまったフランクは、10時までに裁判所まで、無事証人を連れて行くことができるのか…?

ジョン・マクレーン(「ダイハード」ね)以来、不運に見舞われがち(笑)のウィリスですが、今回も“運の悪い刑事”役を小気味良く演じてます。お似合いだもん!監督は、こんな映画を撮らせた天下一品のリチャード・ドナー!期待です。

たった16ブロック先だけど、時間制限が118分。ちなみに16ブロックを東京で例えるなら、「東京→新橋」「渋谷→原宿」「日本橋→銀座4丁目」「六本木→東京タワー」なんだそう。(←サイトから紹介)そうなんだ~。ブルース、がんばれ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天国のオーリー

2006-09-26 21:00:31 | 映画
“オーリー”という愛称で、日本でも大人気のオーランド・ブルーム。ハリウッド映画で活躍しているのでアメリカ人と思いがちですが、実はイギリスのケント州カンタベリー生まれ。1977年1月13日だから、ようやく29歳。もうかな?ちなみに、父親を4歳の時に亡くしているそうです。

現在の所、14本の映画に出演。デビュー作はスティーヴン・フライ主演の「オスカー・ワイルド」(97)。ほんのちょい役でしたが、美しかった…。「ブラックホーク・ダウン」(01)に続いて、ブレイクのきっかけとなった「ロード・オブ・ザ・リング」(01)「LOTR/二つの塔」(02)「LOTR/王の帰還」(03)に出演。

続く「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(03)「POC/デッドマンズ・チェスト」(06)も3部作。第3弾は来年5月26日公開決定!ちなみに敵役は、香港の御大、チョウ・ユンファ~♪キース・リチャーズも、海賊役で出ますよぉ~♪わくわく!

こんなオーリーですが、大作シリーズの合間をぬって、単品(?)にも出演。「トロイ」(04)「キングダム・オブ・ヘブン」「エリザベスタウン」(05)など。ちょっと前ですが、04年の「ヘイヴン 堕ちた楽園」が、ようやく公開。

ヘイヴンとは、カリブ海のケイマン諸島のこと。ここは税金がない!んだそう。タックス・ヘイヴンと呼ばれ、世界中から納税したくないお金持ちが逃げ込んでるとか。←別世界の話のよう…。物語は、有能なビジネスマンのリドリー(ビル・パクストン)が、脱税がばれそうになってFBIの捜査を逃れ、ケイマン諸島に逃亡。

むりやり連れて来られた娘のピッパ(アグネス・ブルックナー)は、父親に反抗。島に生まれ、観光客用の船で働いているシャイ(オーリー)は、恋人のアンドレア(ゾーイ・サルダナ)と真剣に付き合っているのですが、家族の反対からレイプ犯にされ、しかもアンドレアの兄ハンマーに顔に硫酸をかけられてしまいます。(な、なんてことを!!)

アンドリアはドラッグに溺れ、シャイは銃を手にハンマーのパーティに向かいます。一方、ピッパもパーティに…。果たして?2つの物語は別々に進行しますが、やがて交差する時が訪れます。100万ドルの物語と禁じられた愛の物語。うむ。

監督はこれがデビューのフランク・E・フラワーズ。ケイマン諸島出身で、わずか3日間で脚本を書いたそう。オーリーは監督のスタイルに惚れこみ、製作もつとめています。オーリーを見に行こうっと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャマランのお伽話

2006-09-24 21:24:38 | 映画
ハリウッドで活躍する監督の中でも異色な人、それが1970年8月6日インドのポンディチェリー生まれのM・ナイト・シャマラン。私の大好きな監督です。デビュー作「翼のない天使」(98)では監督・脚本を務めていますが、未公開。

次が、大ヒットした「スチュアート・リトル」(99)の脚本を担当。これも今も思うと異色に感じられますが、シャマランの多才ぶりを感じさせますね~。そしていよいよ、「シックス・センス」(99)の登場。衝撃的でした。しかもなんと監督の名は、インド人ではありませんか!初めて認識し、この映画のすべてが私のハートを鷲づかみ!惚れました~♪

翌2000年には「アンブレイカブル」が公開。監督、製作、脚本、出演。ヒッチコックみたいに。いえ、しっかり役を演じているから、ヒッチ以上ですね。次は大好きなメルを主演に「サイン」(02)、そして引き続きホアキン・フェニックスを迎えての「ヴィレッジ」(04)。

この映画でヒロインを演じたのが、ブライス・ダラス・ハワード。彼女はロン・ハワード監督の娘で、この映画がデビュー。シャマラン監督は、彼女の無垢で透明な美しさに魅入られたかのように、盲目のアイヴィー役を当てています。見事、映画の独特な世界観を作るのに成功しました!

最新作が、2年ぶりにやって来ます!待ちかねました!「レディ・イン・ザ・ウォーター」今度の映画は、今までのシャマラン作品とは一味違うようです。映画の発端は、監督が自分の幼い娘たちに語り聞かせた“ベッドタイム・ストーリー”。お伽話なんですね。

主人公のクリーブランド・ヒープ(ポール・ジアマッティ)は、医師だった過去に傷を持ち、今はアパートの管理人として隠れるように暮らしています。ある日、アパートのプールに不審な影を見ます。それは水の精“ナーフ”こと、ストーリー(ハワード)でした。←ストーリーが名前、念のため。

彼女から聞かされた東洋のおとぎ話に基づいて、クリーブランドはストーリーを故郷に帰そうと奔走。しかし、彼女を狙う“スクランド”と呼ばれる怪獣が現れて…。(「ヴィレッジ」みたいな?)

共演者にはフレディ・ロドリゲス、ジェフリー・ライト、ボブ・バラバン(←お気に入り)、ジャレッド・ハリス、メアリー・ベス・ハート。監督はこの映画をどうしても撮りたかったようで、今までのディズニーからワーナーに製作会社を変更。

予告編から、すでに幻想的。超個性派のジアマッティ(←ファン♪)が、現実から夢の世界に連れて行ってくれます。待ちきれない!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

隠れ家に行きたい…

2006-09-23 20:49:46 | 展覧会
この秋はいつにも増して、行きたい展覧会が目白押し!“ダリ回顧展”やら、“ウィーン美術アカデミー名品展”やら、“クリーブランド美術館展”やら…。これから開催予定の展覧会も順次書いていきますが、多すぎて大~変~。

上野の東京都美術館では、“大エルミタージュ美術館展”が開催です!なにせロシアのサンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館は、膨大な数の美術品の収蔵で有名。全部の美術品を見ることは不可能かも??(約300万点、内1万7千点もの絵画を所蔵!)かつて私も駆け足で見ましたが、見切れないわ。トホホ。

ネヴァ川のほとりに建つエルミタージュは、ロシア帝国の宮殿です。1764年エカテリーナ2世が、自分のために収集を始めたのがはじまりとか。一般に公開されたのは、ずっと後の19世紀末。宮殿は小エルミタージュ、旧エルミタージュ、新エルミタージュ、エルミタージュ劇場、冬宮の5つから成っています。美術館は、冬宮に当たります。

ちなみにエカテリーナ2世は夏の間、同地の避暑地ツァールスコエ・セローにあるエカテリーナ宮殿で過ごし、冬はエルミタージュ宮殿で過ごしたため、冬宮と呼ばれています。また、エルミタージュとはフランス語で「隠れ家」のこと。そんな名前の映画館もありましたね~。今は平凡になっちゃいましたが。

で、今回の展示は『都市と自然と人びと』をテーマにしています。べロット、カナレット、ボナール、ルノワール、ルソー、モネ、ゴーギャン、マティス、ピカソ、ユトリロ…。15世紀のヴェネツィア派から、400年にわたる絵画を楽しみましょう!また行きたいな~、ロシアへ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美の概念

2006-09-21 20:33:11 | 展覧会
アメリカのオハイオ州にある“クリーブランド美術館”。あいにく行ったことはありませんが、現在六本木に来ているんです。六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の「クリーブランド美術館展」です。サブタイトルに“女性美の肖像”とあります。

1913年エリー湖南岸のクリーブランドに設立されたこの美術館は、世界各国の美術品(4万点以上!)はもちろん、日本美術部門が充実しているそうです。見たいですね~。現在、2011年の完成を目指した改装中。そういう時、収蔵作品は海外にやってくるのです♪そうそう、改装を担当しているのは、有楽町の東京国際フォーラムを設計した建築家ラファエル・ヴィニョーリ氏。

今回の展示は、5つにセクションに分かれています。
(1)印象派の時代・・・モネ、ルノワール、ドガ
(2)後期印象派・・・・セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン
(3)近代彫刻のさきがけ・・・ロダン
(4)20世紀の前衛・・・・・ピカソ、ブラック、マグリット
(5)北ヨーロッパの光・・・・ミュンター、モンドリアン、ムーア

印象派の好きなファンにはたまりません!しかも、日本初公開の作品が3点。ルノワールの『ロメーヌ・ラコー』、モネの『赤いスカーフ、モネ夫人の肖像』、モディリアーニの『女の肖像』がそれ。ちなみに写真は、ルノワール。きれいですね。

美術品の基本のような展覧会ですよね。私はマグリットに興味津々。どんな作品が来ているのかしらん?わくわく。美は見る人によって違うのが、当たり前。まして女性美となると…。まっ、絵を見て自分で確認するのが1番ですね。見に行こうっと!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たばこはやめよう!

2006-09-20 21:36:38 | 映画
私は、嫌煙家です。レストランなどで禁煙席があれば、必ずそこへ。最近は、たばこによる体への影響が声高に叫ばれるようになって、愛煙家の方には申し訳ないけど、万々歳です♪そもそも、あの煙りの煙いことったら!今のような時代が来たことに感謝…。(歩きたばこも迷惑で~す!)

しかし、映画の中でのスターが燻らす紫煙は、様になりますねぇ~。特にクラシックなモノクロの映画や、吸い方にこだわりのあるスターや、火の付け方、たばこの捨て方、消し方、煙りの吐き方…、こんなこと書いてると最初の文章と逆になりますが。

たばこがガンなどの原因となるということで、禁煙を推進してきたアメリカからすごい映画がやって来ます!タイトルは、「サンキュー・スモーキング」です。クリストファー・バックリー作『ニコチン・ウォーズ』が原作。主役のニック・ネイラー(アーロン・エッカート)は、自分がもっとも得意とする職業、つまり巧みな話術で人心を操る“PRマン”なんです。

今の仕事は、たばこ研究アカデミー(そんなのあり?)の広報部長。たばこの害は、1日に1200人もの人を殺すといわれて、かなり苦戦。しかもたばこのパッケージに“ドクロ・マーク”をつけるというフィニスター上院議員(ウィリアム・H・メイシー)もいて、やりにくいったらない!

バツイチのため妻はなく、家に帰れば1人息子ジョーイ(キャメロン・ブライト!)が待っている。たばこの宣伝のため、映画の中で喫煙シーンを入れようと、ロスへ出張。子連れで。どうにか映画の話をつけ、息子にもいいとこを見せ、おまけに最近付き合い始めたへザー(ケイト・ホームズ!)とも、順調♪

しかし、そうは幸運は続きません。ひょんなことでヘザーが、暴露記事を発表!さぁ、どうする、ニック?どうなる、ニック?監督は、ジェイソン・ライトマン。共演者も豪華。「ヒストリー・オブ・バイオレンス」(05)のマリア・ベロ、「マン・オン・ザ・ムーン」(99)のボビー・ジェイ・ブリス、TV「ザ・ホワイトハウス」のロブ・ロウ、「Mr&Mrs.スミス」のアダムブロディ。

スペシャルゲストは、サム・エリオットとロバート・デュバル。この映画はたばこをテーマにしていますが、監督はこの映画の中で“喫煙シーン”を使っていません。すごい!たばこを巡る人々の論争。貴方のご意見は?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バロック美術の巨匠たち

2006-09-19 20:30:49 | 展覧会
新宿の“損保ジャパン東郷青児美術館”で開催中の、展覧会に行かねばなりません!「ヨーロッパ絵画400年 ウィーン美術アカデミー名品展」をやっているんです!!こんな素晴らしい展覧会が、新宿で見れるなんて…。

ウィーン美術アカデミーとは、1726年にオーストリアで設立されたウィーン美術大学のこと。その美術館にはドイツのクラナハ、オランダのルーベンス、ファン・ダイク、レンブラント、スペインのムリーリョ、イタリアのグアルディなどのバロック美術の巨匠たちの名品が収蔵されています。

実は私、バロック美術が1番好き!カラヴァッジョ、ベラスケス、ルーベンス、ムリーリョ、レンブラント、ファンダィク、フェルメールなどなど。ルネッサンス美術もいいなぁ~♪宗教画も大好き。ロマン主義のゴヤも大大~好き♪

今回の展覧会には、ルーベンスの『三美神』(1620~24)
クラナハの『不釣合いなカップル』(1531)『ルクレティア』(1532)
ファン・ダイクの『15歳頃の自画像』(1614頃)
ムリーリョの『サイコロ遊びをする少年たち』(1670)
レンブラントの『若い女性の肖像』(1632)
マンテンスの『女帝マリア・テレジアの肖像』(1759)など、もう~ワクワク♪

猫好きの私が楽しみにしているものに、猫が5つのポーズを決めているヤン・フェイトの『猫の習作』と、ルーベンス工房による『乳を飲ませる牝の虎』。絵の中に猫(猫族)を見つけると、見入ってしまいます♪いつの時代の猫も大好きだニャ~。今度の休みに、出かけましょう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰?(アンノウン)

2006-09-17 20:49:22 | 映画
渋谷のPARCO PART3にある“シネクイント”は、私の好きな劇場のひとつ。上映する映画たちは、結構マニアックなものが多いんです。「バッファロー'66」「クロコダイルの涙」「ギャラクシー・クエスト」「キューブ」「メメント」「マシニスト」などなど。

現在は「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」を上映中。ストーンズを作った男であるにもかかわらず、メンバーから解雇され、その数週間後、自宅のプールで溺死した経緯を淡々と描いています。こういう一般受けしないだろう映画をピックアップして上映してくれる劇場は、映画ファンにとって貴重な存在です。

で、この秋は「unknown」が登場!一見「SAW]に似てるぞ!閉ざされた廃棄工場で目覚めた5人の男たち。毒性のガスの影響で一時的に記憶を失い、彼らはなぜそこにいるのか…、そもそもここはどこなのか?そして、自分が誰なのかも妖しい…。

どうやら2人は人質で、3人が誘拐犯であるらしい…。そこには1丁の銃があり、日没には誘拐犯のボスがやって来るらしい…。ボスがくれば誰が誰なのかわかるはず。でもその時には、誰かが殺されるかも知れない…。

たくさんの疑問と困惑。何が起こって、これから何が起こるのか?面白そう~。わくわくするなぁ~。5人の男たちを演じる俳優も、興味津々。“デニムの男”は、「パッション」(04)のジェームズ・カヴィーゼル、“作業着の男”は、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」(05)のバリー・ペッパー。

“鼻が折れた男”は、「ふたりにクギづけ」(03)のグレッグ・キニア、“縛られた男”は、「メメント」(00)のジョー・パントリアーノ。“手錠の男”は、「ワン・ポイント・オー」(04)のジェレミー・シスト。いいなぁ~、キャステイングで、もう見たくなります。監督は、これが初監督のコロンビア出身のサイモン・ブランド。

ラストには、“3重のどんでん返し”が用意されているそうな。待ちきれません!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする