だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

終着駅までに謎を解け!

2018-02-28 21:16:34 | 映画
スペイン、バルセロナ出身のジャウマ・コレット=セラ監督と俳優リーアム・ニーソンの初タッグは、「アンノウン」(11)。

監督は「蝋人形の館」(05)や「GOAL!2」(07)、「エスター」(09)で、すでにその名は知られていました。見ました?

リーアム・ニーソンとの2作目は、「フライト・ゲーム」(14)。よっぽど相性が良く、3作目は「ラン・オールナイト」(15)。

「ロスト・バケーション」(16)に続く最新作でも、ニーソンと組んでます。4度目のタッグは、「トレイン・ミッション」(17)です。

マイケル・マッコーリー(リーアム・ニーソン)は、10年間勤めてきた保険会社を突然、60歳でリストラされてしまいます。

いつもの通勤電車で帰路につくマイケルの頭の中は、住宅ローンと息子の学費のことでいっぱい。そんな彼の前に、見知らぬ女が…。

『乗客の中からある人物を見つけてくれれば、10万ドル払う』と持ちかけられます。ヒントは3つ。常連客ではなく、終点で降りる、

プリンと名乗る男。高額の報酬には抗えず、元警官のスキルを駆使して乗客を探し始めるマイケル。駅の数だけ仕掛けられた罠と謎。

さらに、妻のカレン(エリザベス・マクガヴァン)と息子のダニーが人質に取られます。果たして?共演は、ヴェラ・ファーミガ、

パトリック・ウィルソン、ジョナサン・バンクス、サム・ニール。ジャウマ・コレット=セラ監督とニーソン。楽しみです!
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フェリーニ映画祭が繋ぐ旅

2018-02-26 22:03:30 | 映画
お気に入りの映画監督は?スピルバーグ?ルーカス?コッポラ?ヒッチコック?M・ナイト・シャマラン?デヴィッド・リンチ?

ブライアン・デ・パルマ?アン・リー?オリバー・ストーン?ルキノ・ヴィスコンティ?ジェームズ・アイヴォリー?コーエン兄弟?

限りがないです。監督の名前で、必ず見に行くことってありますよね。タロン・レクストン監督「フェリーニに恋して」(16)の…

フェリーニとは、1920年1月20日イタリアのリミニ出身(1993年10月31日没)の映画監督。“映像の魔術師”と呼ばれています。

映画ファンには有名で、代表作は「道」(54)、「甘い生活」(59)、「8 1/2」(63)、「魂のジュリエッタ」(64)など多数。

1993年。20歳のルーシー(クセニア・ソロ)は、母親クレア(マリア・ベロ)に守られて育ち、友人もなく、キスも働くことも未経験。

クレアは病気で、しかも末期。母に何かが起きていると気付いたルーシーは、自立しなくちゃと就職の面接に。途中、出会ったのが…

『フェリーニ映画祭』の「道」。フェリーニの世界に心を奪われたルーシーは、フェリーニを探しにイタリア各地を巡る旅へ出ます。

果たして、ルーシーを待ち受けるのは?映画の登場人物が現れる不思議な旅。共演は、TV「24」のメアリー・リン・ライスカブ。

ちなみに「道」のジュリエッタ・マシーナは、フェリーニの奥さま(43年結婚)。監督の死の5か月後、彼女も亡くなりました。
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絶対味覚の金城君

2018-02-25 21:16:45 | 映画
金城武!お久しぶりです。未公開が続いていました。ピーター・チャン監督、ドニー・イェン主演「捜査官X」(11)以来ですね。

1973年10月11日台湾、台北出身。祖父は沖縄県出身。ウォン・カーウァイ監督「恋する惑星」(94)で初めて知って以来…

同監督「天使の涙」(95)や、チャン・イーモウ監督「LOVERS」(14)、ピーター・チャン監督「ウィンター・ソング」(05)などの後…

ジョン・ウー監督「レッドクリフ PartⅠ」(08)と「レッドクリフ PartⅡ」(09)で、諸葛孔明を演じました。素敵でした。

本当に久々の主演作。それがデレク・ホイ監督「恋するシェフの最強レシピ」(17)です。わ~い、お得意のロマコメ!

実業家のルー・ジン(金城武)は、上海の名門ホテル買収に成功します。世界中の美食を極めた彼は、食事にも完璧を求める高慢な男。

ところが、ホテルの料理長が提供するメニューはどれもダメ。ただ一人、自由な発想で斬新なレシピを編みだす見習いシェフが!

ジンの舌を満足させたのは、ションナン(チョウ・ドンユイ)でした。なんと、ホテルで出会ったドジな女が作っていたのです。

そうとは知らないジン、正体を隠したままのジョンナン。ジンがテーマを決めてオーダーし、ジョンナンはプライドをかけて料理を作る。

果たして、2人の戦いは?そしてションナンの才能を超える美人シェフ(リン・チーリン)とは?44歳の金城君、ますます素敵に。
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両親の離婚と息子の場合

2018-02-24 22:02:43 | 映画
アカデミー賞外国語映画賞でソビエト連邦が受賞したのは、過去にセルゲイ・ボンダルチュク監督「戦争と平和」(68)と…

黒澤明監督「デルス・ウザーラ」(75)、ウラジミール・メニショフ監督「モスクワは涙を信じない」(79)。ロシアになってからは…

ニキータ・ミハルコフ監督「太陽に灼かれて」(94)のみなんですね。今年、第70回カンヌ国際映画祭審査員とLA批評家協会賞の…

外国映画賞を受賞。数々の映画賞にノミネートされ、第90回アカデミー賞外国語映画賞ロシア代表となったのが、「ラブレス」(17)です。

監督は「父、帰る」(03)、「ヴェラの祈り」(07)、「エレナの惑い」(11)、「裁かれるは善人のみ」(14)のアンドレイ・ズビャギンツェフ。

大企業に勤めるボリス(アレクセイ・ロズィン)と美容院を経営するジェーニャ(マリアナ・スピヴァク)には、12歳の息子アレクセイがいます。

しかし、夫婦はそれぞれに新しいパートナーがいて離婚協議中。つまり、2人は新しい生活に息子を必要としていなかったのです。

ある晩、激しく罵り合った2人は、お互いに息子を押し付け合って口論に。翌朝、学校からアレクセイが来ていないと連絡が入ります。

ボリスとジェーニャは、自分たちの未来のため、必死でアレクセイを探すのですが…。果たして、アレクセイはどこに?

愛が冷め、子供を必要としない両親に見放された息子の心を描く、アンドレイ・ズビャギンツェフ監督。ぜひ見ましょう!
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金メダルの夢を娘に!

2018-02-23 21:47:10 | 映画
アーミル・カーンは、3大カーン(シャー・ルク・カーンとサルマン・カーン)の1人であるだけでなく、インドの国宝級スター。

1965年3月14日、マハラシュトラ州ムンバイ出身の52歳。出演作は多数ありますが、日本ではラージクマール・ヒラニ監督…

「きっと、うまくいく」(09)の大ヒットを受け、ヴィジャイ・クリシュナ・アーチャールヤ監督「チェイス!」(13)と…

ラージクマール・ヒラニ監督「PK ピーケイ」(14)が公開済。やたら目立つ大きな耳と目。一度見たら、忘れられません。

そのカーンは、完璧主義者で有名。未見ですが、「ガジニ」(08未)では筋肉の塊のような体を作り、「きっと、うまくいくでは…

44歳で大学生を演じ、「チェイス!」では体脂肪率9%まで落としたそうです。そして最新作、ニテーシュ・ティワーリ監督…

ダンガル きっと、つよくなる」では、劇中70キロ → 97キロ、体脂肪率9% → 38%にUP。もちろん、撮影後元通りに。

“ダンガル”とは、レスリングのこと。国内チャンピオンになったものの、生活のため引退したマハヴィル(アーミル・カーン)。

夢はいつか息子を金メダルリストに。ところが生まれたのは4人とも女の子。十数年後、ケンカで男の子をボコボコにしたのは…

長女ギータと次女バビータでした。さっそく翌日から2人を鍛え始めます!果たして?インドのスポ根映画は、一味違うのです。必見。
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過去と現在、アメリカ自然史博物館で。

2018-02-21 21:54:42 | 映画
1961年1月2日ロサンゼルス出身、トッド・ヘインズ監督のお気に入りの女優は、ジュリアン・ムーア=「SAFE」(95)と「エデンより彼方に」(02)

ケイト・ブランシェット=「キャロル」(15)、「アイム・ノット・ゼア」(07)ではケイト・ブランシェット、ジュリアン・ムーア、

ミシェル・ウィリアムズを起用。最新作の「ワンダーストラック」(17)では、ジュリアン・ムーアとミシェル・ウィリアムズが出演。

本作は、第70回カンヌ国際映画祭パルム・ドールにノミネート。原作は、マーティン・スコセッシ監督「ヒューゴの不思議な発明」(11)の…

ブライアン・セルズニックのベストセラー小説。1977年ミネソタ州ガンフリント。母エレイン(ミシェル・ウィリアムズ)を…

交通事故で亡くし、伯母に引き取られた12歳のベン(オークス・フェグリー)。父の名前すら知らないベンは、母の遺品の中から…

ある手がかりを見つけます。1927年ニュージャージー州ホーボーケン。生まれた時から耳が聞こえないローズ(ミリセント・シモンズ)。

両親は離婚し、父と暮らす彼女は、女優リリアン・メイヒュー(ジュリアン・ムーア)の映画が心の支え。そしてある日のこと…

ベンは会ったことのない父を探しに、ローズは憧れの女優に会うために、それぞれニューヨークへ向かうのです。異なる時代に生きた2人。

果たして、ベンとローズは?謎めいた因縁とは?本当に聴覚障害のあるミリセント・シモンズ。トッド監督のファンなので、早く見たい!
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ベルリンの悪夢

2018-02-20 21:24:58 | 映画
宣教師だった母親がマザー・テレサから、名付けたというテレーサ・パーマー。1986年2月26日オーストラリアのアデレード出身の女優。

地元でスタートし、07年にハリウッドへ、ロッド・ハーディ監督「ディセンバー・ボーイズ」(07)や、アダム・シャンクマン監督…

「ベッドタイム・ストーリー」(08)、D・J・カルーソー監督「アイ・アム・ナンバー4」(11)、ジョナサン・レヴィン監督…

「ウォーム・ボディーズ」(13)などに出演。最近なら、ロス・カッツ監督「きみがくれた物語」(16)や、メル・ギブソン監督…

「ハクソー・リッジ」(16)に出演。実は彼女、ホラー、サスペンスによく出演。ハリウッドデビューは、清水崇監督「呪怨 パンデミック」(06)だし…

ジェームズ・ワン製作、デヴィッド・F・サンドバーグ監督「ライト/オフ」(16)に主演したばかり。最新作もすご~く怖い。

メラニー・ジューステン原作、ケイト・ショートランド監督のオーストラリア映画「ベルリン・シンドローム」(17)です。

歴史と芸術の街ベルリンを旅行中のカメラマン、クレア(テリーサ・パーマー)は、アンディ(マックス・リーメルト)と出会います。

彼の部屋に泊まることになったクレアは、その日からその部屋に監禁状態に。果たして、男は何者?彼女に近づいた目的は?

監禁事件は、世界中で起きている現実。それにしても、予告編、怖すぎ。でもこういう時、女性は強いんです、はい。
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今度のララは、ヴィキャンデル

2018-02-19 21:37:45 | 映画
サイモン・ウェスト監督「トゥームレイダー」(01)、見てますよね?ジェームズ・マンゴールド監督「17歳のカルテ」(99)や…

フィリップ・ノイス監督「ボーン・コレクター」(99)などで注目され始めた、アンジェリーナ・ジョリーがアクションヒロインに…

初挑戦した出世作。ヤン・デ・ボン監督で、続編の「トゥームレイダー2」(03)も作られました。彼女の名前は、ララ・クロフト。

父クロフト卿(演じるのは、実の父で俳優のジョン・ヴォイト)を幼い頃に失くし、トレジャーハンターとなったララ。宝と謎を解くため…

カンボジアのアンコールワットやシベリアへ。シリーズは2作品までで終わってしまいましたが、アンジーは人気女優に。

そして三度登場する、ララ・クラフト。「THE WAVE/ザ・ウェイブ」(15)のノルウェー人ローアル・ユートハウグ監督…

トゥームレイダー ファースト・ミッション」(17)がそれ。前シリーズ公開後の2013年に発売されたコンピュータゲームの映画化。

資産家で冒険家だった父リチャード(ドミニク・ウェスト)を幼い時に失くした、令嬢ララ・クラフト(アリシア・ヴィキャンデル)。

現在、大学生のララはバイク便のライダーとして働き、生活はいつもギリギリ。ある日、父の最後の目的地が日本であること知ります。

神話上の島の伝説の墓とは?そして世界を滅ぼす“幻の秘宝”とは?ウォルトン・ゴギンズ、ダニエル・ウー、ニック・フロスト共演。
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3人のひと夏の青春とは?

2018-02-18 21:35:18 | 映画
マルク・ローテムント監督「5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生」(17)は、先天性の病で95%の視力を失った青年が…

夢だった5つ星ホテルで働く、実話の映画化。5%の視力で頑張る姿は、笑いを誘いながらも感動的でした。しかし、大変な努力。

ブラジルのサンパウロ出身ダニエル・ヒベイロ監督「彼の見つめる先に」(14)の主人公は、目が見えない少年。

本作は、監督自身が手掛けた短編映画『今日はひとりで帰りたくない』(10)を、同じキャストで自ら長編映画化。もちろん脚本も。

ちょっと過保護な両親と優しい祖母と暮らすレオことレオナルド(ジュレルメ・ロボ)は、目が見えません。幼馴染でいつもそばにいて…

支えてくれる友だち、ジョヴァンナ(テス・アモリン)もいます。しかし、高校のクラスの中には目が見えないことをからかう生徒も。

ある日、転校生のガブリエル(ファビオ・アウディ)がやって来ます。目のことでレオをからかったりせず、2人は自然と親しくなるのでした。

映画館に行ったり、自転車に乗ったり、今まで経験したことのない新しい世界を知るレオ。やがてレオとガブリエル、ジョヴァンナの…

気持ちに変化が訪れます。果たして、それは?ブラジルの映画監督には、ウォルター・サレス、フェルナンド・メイレレスがいますが…

ヒベイロ監督もこれから注目の若手です。グザヴィエ・ドラン監督「胸騒ぎの恋人」(10未)を見た時のように。ぜひ見ましょ。
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身体の不思議を体感しよう

2018-02-17 21:32:25 | 展覧会
上野の国立科学博物館は、大好きな場所、企画展はもちろんですが、常設展は何度見ても見飽きません。いつも新しい発見があるんです。

春から初夏にかけての展覧会は、一度は見ておきたい<自分の身体>についての展覧会。それが「特別展 人体 神秘への挑戦」です。

初めて人体に関心を持ち、身体の中を見たいと思ったのは誰?そして実際に見たのは?そんな過去から現在、未来へ続く最先端の研究とは?

展示される作品でびっくりするのは、男女の<キインストレーキ>と呼ばれる紙粘土製の人体模型。女性の方は、5月17日までの限定展示。

高価な蝋製模型の代用品として、フランス人解剖学者オズーが開発したのがはじまりとか。日本国内たった4体の内、2体が展示されます。

他に、人体を描くためにレオナルド・ダ・ヴィンチは人体解剖を行い、多くの解剖図を遺しています。それが『解剖手稿』(1490~1508年頃)。

16世紀の医学、解剖学者アンドレアス・ヴェサリウス(現在のブリュッセル出身)による、解剖図譜『ファブリカ』(1543年)初版本。

ワックスモデル『女性の頭部、胴体の解剖模型』(1850~1900年)、『レーウェンフックの顕微鏡』(1673~1723年頃)

18世紀頃の『顕微鏡』(1750~1800年頃)。そして会場内では、4Kスーパーハイビジョンの最先端映像を多数ご紹介。

さらにNHKスペシャル「人体 神秘の巨大ネットワーク」で紹介された空間、『ネットワークシンフォニー』もあります。ぜひ。
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