だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ストックホルムでジャズを!

2014-09-30 20:33:55 | 映画
ジャズはお好き?ジャズと言ってもいろいろなジャンルがあるようで、詳しくは語れませんが、やはりジャズって良いですよね~。ニューオーリンズ・ジャズ、ディキシーランド・ジャズ

スウィング・ジャズ、モダン・ジャズ、ラテン・ジャズなどさまざま。演奏だけのジャズもあれば、もちろん歌手が歌うジャズも。マイルス・ディヴィスやソニー・ロリンズなどが演奏した…

『イット・クッド・パプン・トゥ・ユー』。『捧げるのは愛のみ』という邦題の『アイ・キャント・ギブ・ユー・エニシング・バット・ラブ』。『ヒット・ザ・ロード・ジャック」は、レイ・チャールズ版で有名。

ポール・デスモンド作曲『テイク・ファイブ』。ナット・キング・コールが歌った『ウォーキン・マイ・ベイビー・バック・ホーム』。O・C・スミスが歌った『リトル・グリーン・アップル』

ビリー・ホリディが歌った『ホワット・ア・リトル・ムーンライト・キャン・ドゥ/月光のいたずら』。ビル・エヴァンスが歌った『ワルツ・フォー・デビー』…こんなステキな歌が聞けるのが…

ペール・フリー監督のスウェーデン映画「ストックホルムでワルツを」(13)です。本作の主人公は、スウェーデンが生んだ世界的ジャズシンガー、モニカ・ゼタールンド。

スウェーデンの首都ストックホルムから、300kmも離れた小さな田舎町。5歳の娘を持つシングルマザーのモニカ(エッダ・マグナソン)は、両親の家で暮らしていました。

電話交換手の仕事をしながら、時折深夜バスでストックホルムまで行き、ジャズクラブで歌手としてステージに立っています。夢はいつか歌手として成功し、娘と2人でこの町を出ること。

しかし、“母親失格”と父親に反対されるのでした。そんな時、ある評論家からNY行きを誘われます。意気揚々と出向くモニカでしたが、ライヴは散々な結果に。帰国し、落ち込むモニカ。

そして、モニカは母国語のスウェーデン語でジャズを歌うことを思いつくのでした!シングルマザーから、スウェーデン語のジャズシンガーとなったモニカ。彼女の半生を見に行きましょう!
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テッドは、出ないの?

2014-09-29 19:35:09 | 映画
「テッド」(12)、見ましたよね~。“R15+”だったから見れない方もいたとは思いますが…。ちなみに“R15+”は、映倫の規定で“15歳未満は観覧禁止”のこと。

ついでに言うと、これらレイティングには4種類あり、①誰もが見れる“G”、②12歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要な“PG12”、③は“R15+”

④18歳未満は観覧禁止の“R18+”です。「テッド」は、かわいいテディベアのぬいぐるみが喋るだけでなく、中年オヤジと化し不良で下品なエロオヤジでしたから。

まっ、原案、脚本、製作、監督、声の出演も担当したセス・マクファーレン自身がそうだから?オールマイティのマクファーレンは、1973年10月26日コネチカット州ケント出身。

他にも俳優、コメディアン、アニメーター、歌手もやっていて第85回アカデミー賞授賞式(2013年2月24日)の司会を務めたほどの才人。今年40歳。快進撃は続きます。

最新作「荒野はつらいよ アリゾナより愛を込めて」(14)の公開です。それにしても公式HP、まだなんです。遅いなぁ~間に合うのかしらん。今回も脚本、製作、監督、そして主演を務めます。

1882年、西部開拓時代のアリゾナの田舎町。地味でオタクな羊飼いアルバート(セス・マクファーレン)は、すぐに銃をぶっ放すタフさ自慢の無法者や、モラルの低い民衆にウンザリ。

オタク仲間のエドワード(ジョヴァンニ・リビシ)と愚痴をこぼし、ガールフレンドのルイーズ(アマンダ・セイフライド)にもフラれてしまうありさま。そんなある日のこと。

美しい女性アンナ(シャーリーズ・セロン)が、町に現れます。超一流の射撃の腕を持つ彼女と、ふとしたことで知り合い、恋に落ちる(?)アルバート。さらにもう1人、町にやって来たのは…

西部最悪の大悪党クリンチ(リーアム・ニーソン)!どうなるアルバート?共演はニール・パトリック・ハリスとドグこと、クリストファー・ロイド!ニーソンは「テッド2」にも出ますよ!
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スイスの異才、フェルディナント・ホドラー

2014-09-28 11:25:49 | 展覧会
秋を感じる毎日ですね。これから街中でも紅葉が見られる季節になっていきます。ならば、ぜひ上野へ。国立西洋美術館へ芸術の秋を見に、お出かけしてみませんか?

スイスの画家、フェルディナント・ホドラー。あまりよく知らないですね。1853年3月14日、スイスのベルン出身。貧しい家の長男で、大工だった父と2人の弟を結核で亡くします。

再婚した母も、他の兄弟もすべて結核で亡くしています。幼い頃から、装飾美術の職人だった継父のもとで絵画を学び、1871年ジュネーヴへ移り住みます。

以降、本格的に絵を職業とするのでした。やがてジュネーヴの美術学校に入り、基礎を学び、その後スペインに渡ります。そしてマドリード周辺の風景やスペイン女性を描きます。

明るい色彩と力強い画風。こうしてホドラーは独自の境地を切り拓いていきます。「フェルディナンド・ホドラー展」で、彼の作品がどんなものなのかまとめて見ることができます。

1918年5月19日ジュネーヴで65歳で亡くなったホドラー、日本では40年ぶりの回顧展だそうです。展示構成は、第1章:光のほうへ 初期の風景画/第2章:暗鬱な世紀末? 象徴主義者の自覚

第3章:リズムの絵画へ 踊る身体、動く感情/第4章:変幻するアルプス 風景の抽象化/第5章:リズムの空間化 壁画装飾プロジェクト/第6章:無限へのまなざし 終わらないリズムの夢

第7章:終わりのとき 晩年の作品群…となっています。ポスターの絵は、『ミューレンから見たユングフラウ山』(1911年)。力強いですね。他にも『インターラーケンの朝』(1875年)

『傷ついた若者』(1886年)、『病み上がりの女性』(1880年頃)、『感情III』(1905年)、『オイリュトミー』(1895年)、『「全員一致」のための構図習作』(1912、13年)

『木を伐る人』(1910年)、『「無限へのまなざし」の単独像習作』(1913、15年)など。日本、スイス国交樹立150周年記念として、ベルン美術館をメインに約100点を展示。ぜひ。
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ありえね~、とんでもね~、でも必見~!

2014-09-26 21:22:31 | 映画
チャウ・シンチー、面白すぎ!1962年6月22日、香港生まれですから今年52歳。なぜか40代になってすぐ白髪が目立つようになって、びっくり。でもいい男なんです。ファンです。

香港の俳優は、とにかく出演作が多くて全部は見ていないのが残念。TVMや未公開作品が結構あって、初監督は「詩人の大冒険」(93未)で、リー・リクチーと共同監督。

共同監督は、「0061/北京より愛をこめて!?」(94)「食神」(96)「喜劇王」(99)「少林サッカー」(01)と続きます。「少林サッカー」は、日本でも大ヒット!一躍メジャーになりましたね。

「カンフーハッスル」(04)「ミラクル7号」(08)も、脚本、製作、監督、主演作。これらの作品は、シンチーのやさしい眼差しが随所に溢れ、大笑いしてしんみりして、ほっこり。

「ミラクル7号」の息子ディッキー役のシュー・チャオは、いじらしくって最高に可愛かったです。6年ぶりに監督作品が公開されます。しかも日本人にもお馴染みのあの物語です!

西遊記 ~はじまりのはじまり~」(13)がそれ。しかしそこはそれ、シンチー映画。想像を絶する作品ですよぉ~。予告編やシンチーの日本語付き特報も、ぜひご覧ください!

若き妖怪ハンター玄奘“げんじょう/後の三蔵法師”(ウェン・ジャン)の武器は、わらべ歌“三百首”(わらべ歌で妖怪の善の心を呼び覚ますというわけ)。しかし、失敗ばかり…。

ある日のこと。玄奘は川辺の村で、巨大な魚と獣の妖怪(カッパでない沙悟浄)に襲われます。どうにか村人たちと協力し、陸に上げたそれは人間の姿に変~身~。

玄奘のわらべ歌は全然効果なし。攻撃された彼を救ったのは、女性妖怪ハンターの段(スー・チー)でした。また猪八戒は美男子として現われ、巨大なイノシシに変~身~。

さらにさらに孫悟空は青白くはげた老人として現われ、獰猛な猿に変~身~。そう、本作は誰もが知っている西遊記ではなく“はじまり”の物語なんです。シンチー節、炸裂!必見!
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ひげモジャのユアンです。

2014-09-24 20:59:40 | 映画
ユアン・マクレガーというと、なぜか“いい人”っていうイメージ。「トレインスポッティング」(96)のマーク・レントン、「Emma エマ」(96)のフランク・チャーチル、「ブラス!」(96)のアンディー・バロー

「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」(99)のオビ=ワン・ケノービ、「ムーラン・ルージュ」(01)のクリスチャン、「ビッグ・フィッシュ」(03)の若き日のエドワード・ブルーム

「恋は邪魔者」(03)のキャッチャー・ブロック、「アイランド」(05)のトム・リンカーン、「ミス・ポター」(06)のノーマン・ウォーン、「フィリップ、きみを愛してる!」(09)のフィリップ・モリス

「人生はビギナーズ」(10)のオリヴァー、「砂漠でサーモン・フィッシング」(11)のアルフレッド・ジョーンズ博士、「インポッシブル」(12)の父親ヘンリーなど、やっぱりいい人。

たまには、「ウディ・アレンの夢と犯罪」(07)や「天使と悪魔」(09)などの犯罪ドラマもありますが…。そのユアンが今度こそ、悪役に挑戦。しかも、ひげボウボウのかなり汚い役。

それが「ガンズ&ゴールド」(13)、脚本、監督はジュリアス・エイヴァリー。長編初監督だそう。オースラトリアのパースの刑務所。JR(ブレントン・スウェイツ)は、軽罪で収容されます。

しかし、ここは暴力やレイプが蔓延する場所。窮地に追い込まれたJRを助けたのは、牢名主的な存在のブレンダン・リンチ(ユアン・マクレガー)。JRの犯罪の才能を見抜いたのです。

そして半年の刑期を終えたJRの協力で、脱獄に成功。彼は、新たな強盗計画にJRも加えます。JRは、組織で働く若い娘ターシャ(アリシア・ヴィキャンデル)と恋に落ちます。

彼女とどこかに逃げ、新たな人生を思い描いていました。いよいよ決行の日。果たして、金塊強奪計画の結末は?ユアンは、ブレンダン役で本格的な悪役を演じます。

スウェイツは、「マレフィセント」(14)にも出演しているとか。ところでユアンは、2008年に右目下のがん性のほくろを除去。同時に眉間のほくろも除去。気付きました?
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ティム・バートンって、どんな人?

2014-09-23 20:55:35 | 展覧会
ティム・バートンはお好き?大好きです。1958年8月25日、カリフォルニア州バーバンク出身の映画監督ですね。ディズニーのアニメーターとして、長編20作目の「きつねと猟犬」(81)

スティーヴン・リズバーガー監督「トロン」(82)などに参加。アニメ「ビンセント」(82)、実写短編「フランケンウィニー」(84)、長編「ピーウィーの大冒険」(85未)でデビューします。

日本で劇場公開されたのは、「ビートルジュース」(88)から。「ビンセント」は96年公開だし、「フランケンウィニー」は94年公開ですもん。そして、名作「バットマン」(89)へ。

クリストファー・ノーランも良いですが、同じダークでもティム・バートンの暗さが好き!なのでノーラン版ファンの方、スミマセン。マイケル・キートンのバットマン、セクシーでした。

あはは、それはともかくティム・バートンは数々の作品を生み出し、その独自の世界を確立しています。それを手伝っているのは、ジョニー・デップですね。2人のコラボ作品には…

「シザーハンズ」(90)、「エド・ウッド」(94)、「スリーピー・ホロウ」(99)、「チャーリーとチョコレート工場」(05)、アニメ「コープスブライド」(05)の声の出演

「スウィーニー・トッド リート街の悪魔の理髪師」(07)、「アリス・イン・ワンダーランド」(10)、「ダーク・シャドウ」(12)があります。まだまだ、これからも楽しみです。

そんなティム・バートンを紹介する展覧会が、六本木ヒルズ森タワー52階“森アーツセンターギャラリー”で開催されます。お待たせしました!「ティム・バートンの世界」です。

前述の作品をはじめ、日本初上陸の個展です。エドワード・シザーハンズやジャック・スケリントンとサリーなど、キャラクターの原画やオブジェなど約500点の作品が展示。

今年、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」(93)の日本公開(94)から20周年を迎えます。ティム・バートンとは、最初っからお付き合い。この際、ずぅ~っと見続けますとも。
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オオカミは、誰?

2014-09-22 20:41:52 | 映画
映画監督にして、脚本家であり俳優でもある“映画大好き映画人”クエンティン・タランティーノ。1963年3月27日テネシー州ノックスビル出身。数々の映画祭で審査員をしたり、批評もしています。

ホント、映画好きですよね~。映画オタクと言っても良いでしょう。タラちゃんの愛称でも親しまれ、映画ファンには愛すべき存在。「マチェーテ」(10)を製作、「コーマン帝国」(11)に出演。

「ジャンゴ 繋がれざる者」(12)では、監督、脚本、出演も。ちなみにウィキペディアに“クエンティン・タランティーノの映画ランキング”というページがありました。ぜひ一度どうぞ。

そのタランティーノが『今年のナンバーワンだ!』と言っているのが、「オオカミは嘘をつく」(13)なんです。監督、脚本はイスラエルのアハロン・ケシャレスとナヴォット・パプシャドの2人。

2人はデビュー作「ザ・マッドネス 狂乱の森」(10未)で注目され、本作が2作目。未見ですが、さすがタラちゃんは見逃しませんね。森の中で起きた少女暴行殺人事件。

容疑者として浮かび上がったのは、宗教学を教える中学校教師ドロール(ロテム・ケイナン)。刑事のミッキ(リオル・アシュケナージ)は、彼の尋問にあたりますが証拠がなく釈放。

その上、行き過ぎた取り調べの様子が録画され、ネットにアップされてしまいます。捜査は中止になり、ミッキは交通課に異動。そこへ現われたのは、被害者の父親ギティ(ツァヒ・グラッド)。

復讐の鬼と化したギティは、法律では裁かれないドロールを自ら裁くため、周到な復讐計画を練っていたのです。そして不法捜査に乗り出す刑事ミッキ。果たして、本当のオオカミは?

“暴力的な刑事” “善良そうな容疑者” “過剰な被害者の父”…これは面白そう!あらすじを見ると、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督「プリズナーズ」(13)も容疑者を監禁する内容でした。

しかし、2013年カナダ・モントリオールで開催された“ファンタジア国際映画祭”で作品賞受賞した本作は違います。タランティーノ大絶賛だもん、かなり…と思って見に行きましょう。
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(CSI)ニック、オヤジと共演

2014-09-20 21:19:37 | 映画
新宿ミラノ(1、2、3、シネマスクエアとうきゅうなど)が、今年12月末閉鎖することになって、大スクリーンで未だに自由席で見られる映画劇場はこれでおしまい…。本当に残念。

先日も「猿の惑星:新世紀 ライジング」の先行上映初日に出かけ、大スクリーンをひとり占め。“極楽”な気分を楽しみました。それももうすぐ終わってしまうなんて。

かつて銀座シネパトス(2013年3月31日閉館)で上映されていた、オヤジの映画たち。オヤジとはもちろん、スティーヴン・セガールのこと。引き継いだのが、新宿ミラノでした。

最新作もここで上映されます。ジャスティン・スティール監督「沈黙のSHINGEKI/進撃」(14)がそれ。アンドリュー・デイヴィス監督「沈黙の戦艦」(92)の大ヒットにあやかり…

セガールの映画には、“沈黙~”が付くようになりました。続編でなくても。ある意味、日本的ですが。今回の原題は、“GUTSHOT STRAIGHT” 主演は、あのジョージ・イーズ。

1967年3月1日テキサス州フォートワース出身のイーズは、TVシリーズ「CSI:科学捜査班」(00~ )で、ニック・ストークス捜査官を現在の14シーズンまで演じています。

離婚した妻子にも会えずにいる、ギャンブラーのジャック・ダニエル(イーズ)。彼は格闘技ジムの経営者で裏の仕事もするポーライン(セガール)から借金をしていました。

それなのにラスヴェガスのカジノ通いを続け、ある日、カジノで富豪ダフィー(スティーヴン・ラング)と知り合います。そして金儲けの話があると、豪邸に誘われるのでした。

ところが口論からもみ合いになり、ダフィ―を殺してしまいます。警察に電話しようとするジャック。彼の仲間に殺されると怯えるダフィ―の妻メイ(アナリン・マコー)。果たして?

共演はテッド・レヴィン、ヴィニー・ジョーンズ。ニック役でいつも短髪のイーズは、髪を伸ばしてイメチェン。オヤジの髪は…ううっ、ちょっと黒過ぎ?64歳にしてバリバリです。はい。
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ヘラクレスの12の試練

2014-09-19 21:30:57 | 映画
ギリシア神話に登場する半神半人の英雄。神と人間の間に生まれた人物のことですね。ペーレウスとテティスの間に生まれた“アキレウス”。ゼウスとダナエーの間に生まれた“ペルセウス”。

ゼウスとエウローペーの間に生まれた“ミーノース”など。ウォルフガング・ペーターゼン監督「トロイ」(04)で、ブラッド・ピットが演じたのが“アキレス”です。

ルイ・ルテリエ監督「タイタンの戦い」(10)で、サム・ワーシントンが演じたのが“ペルセウス”。“ミーノース”はクレタ島の王のことで、牛頭人身“ミーノータウロス”は、別物。

ちなみにジョナサン・イングリッシュ監督、トム・ハーディ主演「ミノタウロス」(06未)なんて作品もあります。ハーディは人間の青年役とか。そしてゼウスとアルクメーネーの子が…

“ヘーラクレース”です。お気付きのように、日本では長音(-)でのばさず、“ヘラクレス”と言います。つい先日も、レニー・ハーリン監督「ザ・ヘラクレス」(14)が公開されたばかり。

最新作は、ブレット・ラトナー監督「ヘラクレス」(14)です。全能の神ゼウスとペルセウスの孫にあたるアルクメネの間に生まれた、半神半人のヘラクレス(ドウェイン・ジョンソン)。

超人的な怪力と人間の心を併せ持つヘラクレスは、我が子の命を奪ったことで罪の意識に苛まれていました。救いを求め、12の試練に挑戦するのでした。果たして、それは?

ヘラクレスは様々な武器の扱い、戦い方を学び最強の男となり、キタイローン山のライオンを退治します。それ以後、ライオンの頭と皮を身につけて戦うようになるのでした。

また、わが子を炎に投げ込んで殺すことになったのは、ゼウスの妻ヘーラーによるもの。共演はイアン・マクシェーン、ルーファス・シーウェル、ジョセフ・ファインズ、ピーター・ミュラン

ジョン・ハート、イリーナ・シェイク、レベッカ・ファーガソン。豪華なキャスティングですね~。かつて“ザ・ロック”だった、ドウェイン・ジョンソン。強すぎます、はい。
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ジュネ監督の初3Dです。

2014-09-17 21:54:05 | 映画
フランスのジャン=ピエール・ジュネ監督。1946年10月8日パリ出身。しっかり認識したのは「デリカテッセン」(91)。見たのは、次の「ロスト・チルドレン」(95)でした。

次がハリウッド進出の「エイリアン4」(97)。監督が代わると、こうも雰囲気が違うものか!と痛感した1本でした。そしてあの名作が登場します。それが「アメリ」(01)です!

脚本は、ジャン=ピエール・ジュネとギョーム・ローラン。インド映画「バルフィ! 人生に唄えば」(11)でも、オマージュされていましたね。オドレイ・トトゥの可愛さといったら!

「ロング・エンゲージメント」(06)でも主演。そう言えば、ジュネ監督の前作って「ミックマック」(09)なんですよね。どうも3、4年のペースで製作。なので、最新作も4年ぶり。

天才スピヴェット」(13)は、“監督、新境地にして最高傑作!!”と言われる期待作。わくわくしちゃいますねぇ~。原作は、ライフ・ラーセンの『T・S・スピヴェット君 傑作集』

本作の脚本も、監督とギョーム・ローラン。アメリカ北西部モンタナ州のある牧場。カウボーイに憧れる父テマムセ(カラム・キース・レニー)と、昆虫博士の母クレア(ヘレナ・ボナム=カーター)

アイドルを夢みる姉グレーシー(ニーアム・ウィルソン)、活発な双子の弟レイトン(ジェイコブ・デイヴィーズ)と兄のスピヴェット(カイル・キャットレット)が、暮らしていました。

ところがレイトンが事故死したことで、家族の心にはぽっかり穴が…。8月のある日、スピヴェットにスミソニアン博物館の次長ジブセン(ジュディ・デイヴィス)から、1本の電話がかかります。

彼の発明がベアード賞を受賞!10歳で天才科学者の彼は、ワシントンDCで開かれる授賞式に出るため家出を決意します。大陸横断の冒険の中、スピヴェットが体験することとは?

カイル・キャットレットは、2002年アメリカ出身の11歳。ロシア系の母を持ち、ロシア語、北京語など6か国語ができるそう。すごい!7歳でCM、TV出演に続き初主演。可愛い!
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