だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ギムナジウムの美青年

2005-10-30 20:19:18 | 映画
もう、始まってしまった!早く行かねば…。その映画は「青い棘」 かつてイギリス映画の美青年ブームがありましたが、この映画はドイツ映画です。ドイツ青年も美しいですよね~♪ 

どうも、美青年ものには弱い私。ルパート・エヴェレット/コリン・ファースの「アナザー・カントリー」、ジェームス・ウィルビー/ヒュー・グラント/ルパート・グレーブスの「モーリス」、ジュリアン・サンズ/ヘレナ・ボナム・カーターの「眺めのいい部屋」、ケネス・ブラナー/コリン・ファースの「ひと月の夏」… まだまだあります。

中でも「モーリス」には、すっかりのめり込み、20回以上劇場に通いました。うふふ。その後もイギリス映画には、美しい時代の、美しい男たちの映画がたくさんあり、多いに楽しみました。「エマ」「ハワーズ・エンド」「いつか晴れた日に」「ダンス・ウィズ・ストレンジャー」「オスカー・ワイルド」「サマー・ストーリー」「ライトハンドマン」「ハンドフル・オブ・ダスト」「高慢と偏見」 あぁ~、限がない!

で「青い棘」ですが、ギムナジウムと呼ばれる寄宿学校最上級生の2人、パウルとギュンター。2人は階級の違いがあるものの、ある取り決めで結ばれていました。2人の取り決めには“愛を感じなくなった時、この世を去る”という、若さゆえの純粋な誓いがありました。まさか、現実のものとなるとは…。

1927年6月28日の朝、実際にあった『シュテークリッツ校の悲劇』が、もとになっています。ギュンターが見習いシェフのハンスを射殺し、自分も頭を撃って自殺。目撃したのはパウルだけ。その場にはギュンターの妹ヒルデ、彼女の友人エリもいたのですが…。

ワイマール時代(1919~33)のベルリンを忠実に描いた映像で、私たちは第一次世界大戦後のドイツを、見ることができるのです。それも、うれしい。

主演は、パウルを演じるのが「ラヴェンダーの咲く庭で」のダニエル・ブリュール、ギュンターは、注目の若手俳優アウグスト・ディール。ドイツの若手俳優、しかも美青年。あぁ~、早く行かねば。
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終わっていなかった…

2005-10-29 21:45:32 | 映画
「SAW」は、レイトショーだったため劇場には行かず、レンタルDVDで見ました。ジェームス・ワンとリー・ワネルの2人が作り上げた「SAW」は、密室スリラーで最初から最後まで、ドキドキハラハラの怖~い映画でした。しかし、面白かったぁ~!

その続編が、公開されます!「SAW2」 う~む、今度は何?まず、前作の監督、脚本の2人は今回、監督を新鋭ダーレン・リン・バウズマンに譲りました。ワンは製作総指揮を、前作で主演も兼ねたワネルは、製作総指揮と脚本を担当。相変わらず、才能豊か。

前回でドアが閉まってしまった後、いったいどうなったのかモヤモヤのまま。結末が知りた~い!と、願って早1年。最悪の犯人ジグソウの復活か?果たしてどんな事件なのでしょう。

エリック刑事(ドニー・ウォルバーグ)に、殺人事件の一報が入ります。惨殺死体の手口から、刑事はシリアル・キラーのジグソウ(トビン・ベル)の犯行が浮かびます。やがてジグソウのアジトにたどり着く刑事たち。そこには、8人もの男女がモニターに…。しかも、エリック刑事の息子の姿も!どうやって助けるというのか?

この手の映画の関心は、やっぱりラスト(10分)のどんでん返し!周到に組まれた複線や、細かな小道具、綿密なセリフたち。前作同様、驚愕の展開に私たち観客は見入ることになるのです。うふふ。

ソリッド・シチュエーション・スリラー。状況設定のこと。物語がどんどん進行するに連れ、最悪の方向に展開するもの。この場合はスリラーですが、シチュエーション・コメディなんていうジャンルもあります。この場合は、ウソがウソを呼んで主人公が困り果てる面白さを描きます。

この言葉の意味は「SAW」を見ると、よくわかります。未見の方、「SAW」を見てから「SAW2」を見ようじゃありませんか!?
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1ポンドの肉

2005-10-28 22:31:19 | 映画
私は翻訳劇が大好き!よく舞台を見ます。中でもシェークスピア劇が大好き!!ウィリアム・シェークスピア… どんな人なのか、ちょっと調べてみました。1564年4月26日、イギリス、ストラットフォード・アポン・エイヴォン生まれ。有名ですね~。グローブ座の座付き役者、劇作家でした。亡くなったのは、16161年4月23日。

ここで、作品をご紹介。「エドワード三世」「ヴェローナの二紳士 」「尺には尺を」「じゃじゃ馬ならし」「ヘンリー六世 第一部」「ヘンリー六世 第二部」「ヘンリー六世 第三部」「タイタス・アンドロニカス」「リチャード三世」「ヴィーナスとアドニス」「間違いの喜劇」「恋の骨折り損」「夏の夜の夢」「ロミオとジュリエット」「リチャード二世」「十二夜」「ジョン王」「ベニスの商人」「ウィンザーの陽気な女房」「空騒ぎ」「ヘンリー五世」「ジュリアス・シーザー」「お気に召すまま」「ハムレット」「トロイラスとクレシダ」「オセロ」「終わりよければ全てよし」「アテネのタイモン」「リア王」「マクベス」「アントニーとクレオパトラ」「ペリクリーズ」「コリオレイナス」「冬物語」「シンベリン」「テンペスト」「ヘンリー八世」 37本、あぁ~大変。

シェークスピアは、私生活があまりよく知られていないそうです。そういえば、大ヒットした映画「恋に落ちたシェークスピア」でも、かなり創造部分がありましたね。作品の一覧はこちらや、シェイクスピア作品リストが、素晴らしいです。必見!

日本では4大悲劇「マクベス」「ハムレット」「リア王」「オセロ」が有名ですが、喜劇も良い作品がたくさんあります。まだ、未見の作品があるなぁ~。全部見た~い!がんばろう。

4大悲劇ではないけれど、有名な「ヴェニスの商人」が、新解釈で映画化されました。主演は名優アル・パチーノ、他にジェレミー・アイアンズ、ジョセフ・ファインズ。監督は、マイケル・ラドフォード。

出演者も魅力的ですが、まるで絵画のような映像も見事!これはシェークスピア・ファン、演劇ファン、映画ファンは見なくては!楽しみですね~♪ かつて「リチャド三世」を、ドキュメンタリー映画化した「リチャードを探して」を監督したパチーノ。シェークスピア好きなんですよねぇ~。うふふ。
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ロバート・ブラウニング版のこと

2005-10-27 21:28:14 | 演劇
昨夜は、六本木の俳優座に行ってきました。最近は、通っている感じ。何故かというと、素晴らしい作品が連続して上演されているから。それは、自転車キンクリーツカンパニーの、「ブラウニング・バージョン」という、お芝居。俳優座は翻訳劇が好きな者にとって、大好きな劇場です。古く、歴史のある劇場ですが、とにかく見やすい!

現在、上演されている“ラディガンまつり”は、3部作連続上演です。(3作目は、スペース・ゼロの上演ですが…)テレンス・ラディガンの作品を3人の演出家が、それぞれ演出していきます。そこも見所です!演出家は、坂手洋二さん、鈴木裕美さん、マキノノゾミさんです。

1作目は「ウィンズロウ・ボーイで、すでに上演終了。現在は2作目の「ブラウング・バージョン」 30日までです。3作目は「セパレート・テーブルズ」(12/15~23まで)となります。私は3作とも拝見!

1作目「ウィンズロウ・ボーイ」は、ウィンズロウ家の末っ子ロニーが、海軍兵学校の寄宿舎で、5シンリングを盗んだと退学。無実を訴えるロニーと信じる家族。特に父親は、無実を証明するために裁判を起こすのです。果たして真実は?舞台を見た方は、結末をご存知ですが未見の方のために、内緒に。

2作目「ブラウング・バージョン」は、パブリック・スクールの古典学者で教師のクロッカー・ハリス先生は、心臓病のために明日で退職。その前夜、教え子や校長、同僚の教師、後任の若い教師夫婦が入れ替わり立ち代り、やって来ます。話の中で、堅物の自分が周りの人たちから、どう思われていたのかを知ることになるのです。1幕物で、素晴らしいセリフと素晴らしい設定、見事な作品です。

3作目は、これから見るのでものすごく楽しみ♪「セパレート・テーブルズ」は、「銘々のテーブル」で上演されたこともあります。(←未見) 演出のマキノノゾミさんは翻訳もしていて、1作目の坂手さんが役者として出演しているのも、関心大!

さて、翻訳物が大好きな私は、この作品たちを最高に楽しんでいます。素晴らしい作品ですし、出演者も演出家も素晴らしい!と大絶賛。昨夜は終演後、演出家3人のトークショーもあり、作品の裏話&演出の苦労話を聞くことができて、ラッキーでした♪

3作目は、12月に。早く見たいで~す。1作目を教えてくれたMさん、ありがとう!!
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ワインが飲みたい!

2005-10-23 20:08:39 | 映画
私は、お酒を飲みません。えっ?と思われると困るのですが、どうも若い頃に飲む機会がなかったせいで飲まずにすむ人間になってしまった(?)ようです。訓練がたりなかったのか、飲んでも「おいしい」とか、「好き!」とか思わなかったせいかも知れません。お好きな方には、何言ってんだろう?の世界ですね。

そうは言っても、ごくたまに「今日は暑い!冷たいビールが飲みたい」と思ったり、ごくご~くたまに、フランス料理のレストランなんかに行った時は、ワインなんかをいただくこともあります。(エへ) そんな時は、ホントに1杯くらいです。ふぅ~。

ワイン!国によっては、まるで水のように当たり前の飲み物。日本で言うお茶ですね。ワインについての知識はほとんどない私なので、どこの国のがおいしいのか、銘柄は何がいいのか?ラベルを見ても、そのワインの出所もさっぱり!ボジョレー・ヌーヴォーって、なによ?

もちろん、知識として「フランス・ブルゴーニュ南部の葡萄の名産地のことで、ここの葡萄で作ったワインの初物のこと」だというのは、知ってますよ。しかし、どれがどれやら。今年の解禁日は、11月17日だそうで、三越特選ボジョレー・ヌーヴォーを、ご紹介。

ところで、ワインの値段って誰がどうやって決めているんでしょうね~?ラベルもそれぞれ綺麗で見惚れちゃうほど…。でも、どう見分けたらいいんでしょう?聞いたところによると、ワインボトルには3種類あって~~、Ⅰ肩のあるボトルは渋味や酸味があるもの、Ⅱなで肩のボトルは酸味がない、または少ない、Ⅲスマートななで肩のボトル(白ワインのみ)は酸味がある上、甘味が強いそうです。深いなぁ~。

こんな私のためのような映画が、やって来ます。フランスから。ボルドー、ブルゴーニュ、ナパ、トスカーナ、アルゼンチンなど、世界中のワインの生産地をまわった、ジョナサン・ノシター監督が“見て聞いた”ワインにまつわる話。あっ、タイトルは 「モンドヴィーノ」です。

ワインが大好きで、でもワインの真実はいまいちという方。私のようなたまにしかワインを飲まない方も、この映画を見て知識を広めようではありませんか!
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トラブルX ?

2005-10-22 21:22:17 | 映画
あぁ~、貴方もですか… どうしてこの路線に進むのでしょう?シュワこと、アーノルド・シュワルツネッガーも「ツインズ」(88)や「キンダーガートン・コップ」(90)で、スライこと、シルベスター・スタローンも「オスカー」(91)や「刑事ジョー/ママにお手あげ」(92)で。見事な体を資本にアクションスターとして人気を得て、りっぱなハリウッドスターなのに!

自分がアクションスターとしての、レッテルを貼られるのを嫌い、アクション以外のジャンルの映画に挑戦するわけです。スライは、「コップランド」(97)で、デブデブの体を晒しての演技で、演技派を目指しました。これは、なかなかでしたね。一方、シュワの方は、97年に心臓の病気で手術をし、それまでの不死身のイメージを覆しました。その後、2003年の10月、カリフォルニア州知事に当選。

2人に共通するのは、コメディはダメ!ということ。冒頭の作品は、どう見ても成功作とはいえません!お好きな方、いる?年を取ることで、路線を変更していくことは止むを得ません。できれば、コメディ以外で!

あぁ~、それなのに。2人の後を継ぐべく現れた、NEWアクションスター!ヴィン・ディーゼル。スピルバーグの「プライベート・ライアン」(98)でデビューし、「ピッチブラック」(00)で大注目!「トリプルX」(02)や「リディック」(04)では、早くも熱狂的ファンが急増。(←私も!)

スキンヘッドで可愛い目!デカイ体に優しい声!一度見たら、忘れられないキャラクターです♪ そのヴィンが… あぁ~、ヴィン…

映画は「キャプテン・ウルフ」と、いいます。なんと、ディズニー映画です。信じられない… 海軍の無敵の兵士キャプテン・ウルフ。彼の新しい任務は、ある家族を守ること。でも、そこには5人のちびっ子とカモ1匹が…。止むを得ず、彼は“ハウスキーパー”になることに!

心配でたまりません。でもヴィンの活躍は見逃せません。見に行こうっと♪ しかしお願いです。コメディはこれだけに。早く「ピッチブラック」「リディック」の続編を、作ってくださ~い。
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カインは去りて、エデンの東ノドの地に住めり

2005-10-21 21:50:19 | もう一度見たい!
本名 James Byron Dean、1931年2月8日インディアナ州マリオン生まれ。早くに母親を亡くし、叔母夫婦に育てられます。49年再婚した父親に引き取られ、サンタモニカに移ります。カリフォルニア大学法学部に進みますが、演劇への情熱から演劇部へ。

エキストラなどで活動後、NYへ渡り舞台に出演し始めます。本格的に演技を学ぶため、有名なアクターズ・スタジオへ。同期の俳優には、ポール・ニューマン、マーロン・ブランドがいます。ちょうどそこ頃、エリア・カザン監督に認められて出演したのが、「エデンの東」でした。

ここまで読んで、「あっ、ジェームス・ディーンのことね」と分かっていただけましたね。実はその「エデンの東」(54)が、美しくなって再上映されます。うれしいですね~。もちろん、リアルタイムでは見ていないのですが、名画座やTV放映で何度も見て、夢中になったものです。

原作はジョン・スタインベッグ、監督エリア・カザン、脚本ポール・オズボーン、音楽はレナード・ローゼンマンでした。そして当時、開発されたシネマスコープ(シネラマ)という大画面の上映でした。おっきなスクリーンで見る映画は、本当に迫力で大好きでした。最近は大型スクリーンの劇場が、少なくなって…。

「エデンの東」は、旧約聖書の“カインとアベル”の物語に題材を得た作品です。父親のアダムは、弟のキャルよりも兄のアーロンを可愛がり、キャルは自分の出生を疑います。死んだと聞かされていた、実は失踪した母親ケートを探し出し、何も知らないアーロンを引き合わせるのです。

アーロンは兵役を志願、それを知った父アダムは脳卒中で倒れてしまいます。父に愛してもらいたかった一心だったキャルは、死の床の父親とようやく心を通わせることができたのでした。認められたくて努力するキャルの姿、本当の母の姿を見て苦悩するキャル、ジェームス・ディーンの自然な演技と感情表現は、見る物の心を捉えて離しません!

彼は、55年の「理由なき反抗」56年の「ジャイアンツ」の3本しか、出演作品(端役は別)がありません。「ジャイアンツ」撮影終了間際の55年9月30日、愛車ポルシェ・スパイダーに乗って正面衝突し、事故死。24歳でした。永遠の青春スター、ジェームス・ディーンの「ザ・コンプリート ジェームス・ディーン コレクション」も発売されます。うぅ…涙が出ます。
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ジョン・アーヴィングの映画

2005-10-20 21:19:17 | 映画
秋が深まってきました!読書をするには、一番いい季節ですね~。最近は「時間がない…時間がない…」の毎日ですが、じっくり本を読みたくなる季節です。ところでアメリカの現代作家に、ジョン・アーヴィングがいます。彼の作品はいずれも高い評価を得て、今や巨匠と呼ばれ、作品の多くは映画化されています。(リンクは、素晴らしいサイトなので、ぜひ見てくださいね)

映画化された作品は、1978年の「ガープの世界」、81年の「ホテル・ニューハンプシャー」、85年の「サイダー・ハウス・ルール」、89年の「オウエンのために祈りを」(映画化名「サイモン・バーチ」)、そして、2000年の「未亡人の一年」があります。

この作品の映画化名が、「ドア・イン・ザ・フロア」です。監督はトッド・ウィリアムズ。出演者も豪華で、オスカー俳優のキム・ベーシンガーとノミネート4回(←!なぜ、取れないのぉ~!怒!)のジェフ・ブリッジス。若手のジョン・フォスター。ダコタを姉に持つ、エル・ファニング(←そっくりなの~) 後、トム・クルーズの最初の奥さんこと、ミミ・ロジャース。

児童文学作家の夫と妻、4歳の娘。裕福な生活を営む家族ですが、夫婦は海辺の自宅と町中の書斎とを行き来する、不思議な生活を送っています。夏の初め、夫は助手として作家志望の高校生を、住み込みで雇います。

彼は微妙なバランスで成り立つ、この家族に関心を持っていきます。やがて夫は、夫婦の秘密を、彼に語り始めるのでした。果たして、どんな話が語られるのか… 原作者のアーヴィングが、映画化はムリ!と言っていた作品。しかし「サイダー・ハウス・ルール」よりも満足と言わしめた作品に仕上がっているそうです。うむ。

タイトルの「ドア・イン・ザ・フロア」は、夫が書いた児童書、『床の上のドア』から来ています。映画を見てから、じっくり本を読むのもいいかも!まずは劇場へ。あっ、アーヴィングは2001年の最新作「第四の手」の映画化に、取り組んでいるそうです。期待せずには、いられません。
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5度目のバートン×デップ

2005-10-19 21:46:35 | 映画
ティム・バートン監督は、独自の世界観を持つ映画作家です。それは彼の作品を見ることで、何も知らない貴方もきっと感じるはず。今、公開中の「チャーリーとチョコレート工場」を、見ればばっちり!この映画は、バートン監督初期の「ビートルジュース」や「シザーハンズ」に通じる、ダークで怖い世界が、明るいカラーとロマンチックな映像で語られています。

一度、その世界を垣間見るとなぜか夢中になってしまい、ティム・バートンと聞くだけで見たくなります。バートン監督のデビュー作は、モデルアニメーションの短編「ビンセント」。そして同じく短編の「フランケンウィニー」(84)へ。

さらに、あの「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」(93)となります。このアニメでは、原案・製作・キャラクターデザインを担当し、監督はヘンリー・セリックに任せました。96年には、バートン/セリックが再び組んで、「ジャイアント・ピーチ」を製作。一部実写を混ぜたこの作品も、ロアルド・ダール原作の不思議な物語が展開していきます。

どうもバートン監督の作品を見てると、彼って「子供の心を持つ永遠の青年」と感じます。だから彼の映画に惹かれるのでしょうねぇ~。そして最新作は、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」から12年、長編モデルアニメーション映画の 「コープス・ブライド」。

バートン監督とは5度目のコラボとなる、ジョニー・デップが主人公ビクターの声を担当。お相手の“死体の花嫁”は、バートン監督のパートナーでもある、ヘレナ・ボナム=カーター。他にクリストファー・リー、エミリー・ワトソン、アルバート・フィニーなど、有名スターがいっぱい!すごい!

結婚式を間直に控えたビクターは、ひょんなことで森の中へ。そこで練習のための唱えた求婚のセリフに応えたのは… なんとコープス・ブライド。婚姻は成立し、ビクターは冥途の世界へ!!果たして、ビクターの運命は?

豪華なキャスティングも魅力いっぱいですが、やっぱりバートン監督の映像世界が早く見たいです。

おまけ:現在、東京ディズニーランドでは、ジャックが改装した“ホーンテッド・マンション”を見ることができます。行くなら、今!(私はもう、行きました♪)
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賞金稼ぎ

2005-10-15 21:21:49 | 映画
1954年に作られた「ロミオとジュリエット」、1960年ジョン・ウェイン主演の「アラモ」、同年エリザベス・テーラー主演の「バター・フィールド8」、1962年フランク・シナトラ主演の「影なき狙撃者」、1972年のTVシリーズ「刑事コロンボ/断たれた音」など、彼の出演作は今でも多くの映画ファンの心に残っています。

彼の名前は“ローレンス・ハーヴェイ” ご存知ですか?覚えています?颯爽とした長身の男優でした。彼の実の娘、ドミノ・ハーヴェイの人生が映画になりました。タイトルは、「ドミノ」。しかも監督が、「トップ・ガン」「クリムゾン・タイド」「スパイ・ゲーム」「マイ・ボディガード」など、アクション映画がお得意なトニー・スコット!!

どんな作品かというと、ドミノの壮絶な人生物語。有名な映画俳優の娘であることにさっさっと見切りをつけ、彼女はなんと、賞金稼ぎという職業を選ぶのです。賞金稼ぎ、つまり“バウンティ・ハンター”ですね。まるで、映画や劇画の世界!

華やかな世界から、いつ死ぬかもわからない危険な世界。その刺激こそがドミノの望みだったのです。女性としての平凡な人生ではなく、獲物を追い求めて生きていきました。しかし、彼女は映画の完成直前、今年6月27日ロスの自宅バスルームで、遺体で発見されたのです。いったい何が?

主演は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーナ・ナイトレイ。共演陣もすごいです。「シン・シティ」のミッキー・ローク(←よかったぁ~)、エドガー・ラミレス、クリストファー・ウォーケン、ミーナ・スヴァーリ、ジャクリーン・ビセット、ルーシー・リュー、デルロイ・リンドー。個性派揃い。

内容が内容だけに暗いイメージではありますが、35年の短い歳月を生き抜いたドミノの人生を、男性アクション映画が得意な監督が、どう描いているのか… 見てみます。はい。
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