だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

読むより、見たいです。

2005-01-31 23:19:38 | 映画
「きみに読む物語」…なんだか内容がわかりにくいタイトルですが、原題は「THE NOTEBOOK」 なるほど、ノートに書き綴った物語なのね~。この作品は原作小説が全米で大ヒットしたベストセラー。ケヴィン・コスナー主演の「メッセージ・イン・ア・ボトル」を書いたニコラス・スパークスの長編デビュー作です。お分かりのようにものすご~く甘~い物語です。

映画も大ヒットしました。アクションやホラーが多い中、こうしたラブ・ロマンス映画は新鮮かも!若き日の恋人も今は初老、痴呆症で記憶も定かではなくなりつつあります。療養施設に通う男性は、彼女に若き日の物語を読み聞かせて行く… というストーリー。原作を読んだ人もいるかも知れませんね。

主演にジーナ・ローランズとジェームス・ガーナー。私が注目しているのは監督です。ニック・カサヴェテス。そう、あのジョン・カサヴェテスの息子です。しかもジーナ・ローランズは実の母親。親子で共演しているんですね。
ジョン・カサヴェテスは映画人の中では、伝説の人物。俳優としても活躍(「ローズマリーの赤ちゃん」TV「刑事コロンボ/黒のエチュード」など)していますし、なにより監督としての名声は今も不滅です。かなりの信者もいます。「グロリア」で主演したジーナ・ローランズと結婚して、ニックが生まれました。

ニック・カサヴェテスも俳優として「ノイズ」「フェイス/オフ」とかに出ています。監督としても父親に似て確かなようで「シーズ・ソー・ラヴリー」「ジョンQ 最後の決断」などのヒット作を出しています。果たして、今回の「きみに読む物語」は?ねっ、興味が出てきたでしょ?では、きみに読む物語で、どうぞ。
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オー、ダーリン♪

2005-01-30 21:17:15 | 映画
昨日、シナトラのDVDのことを書きましたが、今日さっそく買ってきました。映画のDVDコーナーに比べるとシナトラさんのコーナーは目立たない片隅で、26日に発売されたばかりだというのにたった1枚しかなかった…哀しすぎる(涙) 後でじっくり楽しみま~す♪

ジェイミー・フォックスの「レイ」の素晴らしさに感動したのもつかの間、今度はケビン・スペイシーがボビー・ダーリンの人生を映画化しました。すごい!スペイシーとボビー、「えっ」と思いましたがその入魂ぶりを聞いて多いに期待しています。なんでも母親がファンだったそうで(きっと本人も)10年をかけて製作、脚本、監督し、自ら主演しています。

私が「えっ」って思ったのは年のこと。ボビー・ダーリンは37才という若さで亡くなったのですが、1957年生まれのスペイシー、大丈夫?と思ったものですが予告編を見て考えを変えました!そもそもスペイシーは個性的な演技派俳優。ボビーの音楽を4年もかけて研究、練習し、映画の中の歌と踊りはすべて本人!しかもうまい!自らの歌声のサントラも出しています。

シナトラを超えることを夢みてショービジネスの世界に入り、当時のアイドル的人気女優16歳のサンドラ・ディー(なつかし~い)と結婚。数々のヒット曲を飛ばしました。タイトルの「ビヨンド・ザ・シー」「ザッツ・オール」「マック・ザ・ナイフ」などなど。ケビン・スペイシーの初監督作品、大期待です! ビヨンドtheシーで、どうぞ。

そういえば「ユージュアル・サスペクツ」に続編話があるそう。カイザー・ソゼに会える?
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シナトラさま。

2005-01-29 21:35:40 | DVD
最近の音楽は良くわからなくなりましたが、かつての私はそれなりに音楽好き♪でも結構、人と好みが違いましたね~。ビートルズが好きという友人が多い中、私はウォーカー・ブラザースに夢中。タイガースやスパイダースが好きという時代には、モンキーズがかわいいと思っていました。エヘヘ。

でも一貫して好きな歌手はフランク・シナトラです。映画の中のシナトラや彼の一家も好きでした。ディーン・マーチン、サミー・ディビス・Jr、ピーター・ローフォードなどなど。だから「オーシャンと11人の仲間」の方が好き♪(←わかる?) 一家じゃないけど他にはナット・キング・コールやボビー・ダーリン、ポール・アンカ、ビング・クロスビーなど甘い歌声が大~好き!

そんな私に感涙のDVDが出ました!タイトルは「フランク・シナトラ・スペシャル LIVE WITH FRIENDS 1951-1960」わぁ~い!ゲストがすごいんです。ディーン・マーチン、サミー・ディビス・Jr、ビング・クロスビー、ルイ・アームストロング、エラ・フィッツジェラルド、エルビス・プレスリー、ナンシー・シナトラ!これは買わねばなりません。これは義務です。ファンだもん!

CDで歌声を聴く喜びはもちろんですが、今は亡き名シンガーの歌う姿をDVDでじっくりと楽しみたいです。そういえばフランク・シナトラの初来日に武道館に行ったのを思い出しました。大昔…。
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ラジー賞ノミネート、おめでとう!

2005-01-28 21:26:02 | 映画
アカデミー賞のノミネートが発表になりましたね。でも今日の話題はラジー賞。ご存知ですか?オスカーと対抗して毎年、その年のワーストムービーが選ばれます。正式名称は「第25回ゴールデンラズベリー賞」 ご丁寧に授賞式はオスカーの前日、今年は2月27日に発表です。

今年の最多(7部門)ノミネート作品は「チョコレート」で初の黒人女優として、主演女優賞を受賞したハル・ベリー主演の「キャットウーマン」←やっぱり…。この映画、猫好きの私は見るつもりでいたのですが、予告編を見て「おっと」と思い、やめたんです。ハル・ベリーはスタイル抜群の美しさで「Xメン」のストームより魅力的!しかし内容がナイヨウ~なんて(笑)

今思えば、ラジー賞にノミネートされるなら見ておけば良かった。レンタルDVDで見よう。そもそもキャットウーマンは「バットマン」に出て来た敵役。しかし今回の映画では独自のキャラクターに変更しているとか。どんなかな~?
映画の公式サイトはキャットウーマンで。 またラジー賞の候補はラジー賞ノミネートで、どうぞ!
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ルーヴルからの贈り物

2005-01-27 20:22:28 | 展覧会
まだ先ですが、4月から7月にかけて横浜美術館にルーヴル美術館展が、やって来ます!うれしいですね~。ルーヴルの作品も日本によくやって来ます。今回の作品はフランス革命、ナポレオン時代から二月革命までのまさに激動のフランスを代表する名画の数々が展示されます。ブラボー!!

ルーヴル美術館は創立200年以上を誇り日本からの観客も多く、もしかしたら貴方も?
なんでも16世紀のフランソワ1世時代から収集が始まり、フランス革命当時の1793年にはすでに一般公開されていたとか。その後19世紀初頭のナポレオン時代にコレクションが拡大し、現在ではな、なんと35万点以上にものぼるそうです。すごい!

ドラクロワ、アングル、ダヴィッド、ジェリコー、ミレーなどなど、今まで美術書の中で見た本物が見れるのです。じっくりと堪能したいです。素晴らしい~。ブラボー!早く見た~い!  《ワンポイント》当日券は混みますので、今から前売り券を買っておきましょう←お勧め。
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ゴッホはお好き?

2005-01-23 16:59:30 | 展覧会
ゴッホ展がまた来ます。ゴッホは日本でも人気の高い画家ですし、展覧会もよく開催されますね。3月から5月には東京都国立近代美術館に、行きましょうね♪

今回のゴッホ展はオランダの「ゴッホ美術館」と「クレラー=ミュラー美術館」からの作品が揃います。もちろんゴッホ・コレクションでは世界最大。ゴッホの代表作が約30点、他にもセザンヌやモネ、ミレーなどの作品も展示されます。

ゴッホというと「ひまわり」や「「黄色い家」など、明るい色の鮮やかな絵のイメージを持っているかもしれません。しかしゴッホが画家として絵を描き始めた初期の頃は、故郷の貧しい農民の生活を描いていたんです。その絵には色彩はまったくなく、黒や茶色の暗く重たいイメージ…。精密で正確な描写はゴッホの力量を感じさせてくれます。しかし暗い…。

やがてパリに行き、急激に変化していきます。その中には当時一大ブームだった日本の浮世絵を模写したものや、ゴーギャンなどの画家仲間との交流を通して得たテクニック、アルルに移ってからの色彩の大きな変化などなど、すべては作品に反映され、作品がその時のゴッホの心を表現しています。素晴らしい~。

作品を見ることでゴッホの人生も知ることが出来るでしょう。こんなに素晴らしい作品を描いていたのに、生存中には1枚しか売れなかったとか、生涯で心を許した人間が唯一、実の弟だったと言うのもなぜか哀しいですね。貴方はゴッホ作品のどれが好きですか?


ゴッホ展を見に行かれたkuttoriさんに、TBさせていただきました。
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ピーセラ=ジェフリー・ラッシュ

2005-01-22 21:34:13 | 映画
ピンクパンサーってご存知ですか?そう、あのピンク色の豹です。このピンクパンサーが人気者になったのが、映画「ピンクパンサー」シリーズのオープニングのアニメでした。主役はピーター・セラーズ演じるクルーゾー警部。ドジでみんなの笑い者。でもストーリーをかき混ぜながらも、事件を解決していきました。

もうすぐ公開の「ライフ・イズ・コメディ!」はピーター・セラーズの真実に迫る伝記物語です。私たちファンは彼のことをピーセラって呼んでいました。しかし1980年54歳の若さで亡くなっています。この映画のピーセラは、出演映画では見ることの出来なかった、天才喜劇俳優の苦しみをじっくり見せてくれます。演じるのは「シャイン」でオスカーを受賞したジェフリー・ラッシュ。それがまた似すぎ!っていう位、似ているんです。さすがにオスカー俳優。化けるぅ~。

「ピンクパンサー」シリーズで有名になって固定のイメージから抜けられない苦しみ。シリーズの監督ブレーク・エドワーズとの関係とは?数々の美人女優とのロマンス、そして心臓発作。念願の企画「チャンス」 この作品のピーセラは今までと違うキャラクターで、これが彼の夢の作品だったと知らされるのです。

クルーゾー警部のイメージが強いピーセラですが、もう1本、私たちの記憶にあるのがスタンリー・キューブリックの「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を・愛する・ようになったか」です。すごいタイトル!

この映画はまたいつか語りたいと思いますが、もし未見の方は必見です。ピーセラを見直すことでしょう!作品自体も素晴らしいです!と、まぁ人生自体がドラマチックだったピーセラの物語。「ライフ・イズ・コメディ!」を必ず見に行きます。ライフ・イズ・コメディで、見てね~。
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おとなしいアメリカ人って?

2005-01-21 18:20:06 | DVD
実は現在私の一番好きな俳優はブレンダン・フレイザーなんです。(はずかし…)皆さんは「ハムナプトラ」シリーズでご存知ですよね。私はブレンダンがデビューした時からのファンで、かつて若くって美しいブレンダンにべたボレ。もちろん今も大好きで現在、不動のベスト1を誇っています(はずかし…)

「ハムナプトラ」のおかげでメジャーになってしまって、結構悲しんだものです。私だけのものにしておきたかった…。デビューはリバー・フェニックスの「恋のドッグファイト」チョイ役でした。これは私も後から確認したほど。次はマーティン・シーンの息子役の「ジャッジメント 推定有罪」そしてかなり売れた「原始のマン」←こんなに美しい原始人はいないぞ!この映画はショーン・アスティンとポール・ショアの主演作で、ブレンダンは主役じゃないんです。ショアとは他の映画で交流したりしています♪(カメオ出演ね←面白いの)

「青春の輝き」「スカウト」「グローリー・デイズ」「きっと忘れない」などなど若き日の作品はどれも楽しく感動の作品ばかりです。その後「聖なる狂気」でイメージを一新!素晴らしかった~。フィリップ・リドリー作品に出るなんて!

「ジャングル・ジョージ」「タイムトラベラー」「ゴッドANDモンスター」「モンキーボーン」などなど劇場公開時は結構悲惨な扱いで、さすがの私も怒ったものです。おい!おい!
ようやく「ハムナプトラ」でメジャーになったのですが、今日、紹介の「愛の落日」もほとんど宣伝されなくて、知らない人もいるはず!昨年秋に公開されたのですが、主演がマイケル・ケイン、舞台がベトナム、内容は人種と不倫もの。地味~っ!しかし原作はあのグレアム・グリーンの「おとなしいアメリカ人」

ブレンダンはその「おとなしいアメリカ人」役を演じています。内容はかなり暗く重厚な話なのですが、マイケル・ケインも素晴らしいし、ブレンダンも白のスーツが良く似合う、謎を秘めた青年役で素敵♪
ぜひ、未見の方はDVD愛の落日で、見てくださいね。しかしブレンダンの作品選びって好きだなぁ~。全部、好き!とにかく好き!
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暗闇のヒーロー、ベスト5だ!

2005-01-19 22:24:38 | DVD
マイ2004年ベスト5は「リディック」です。すごい映画です。もしまだ見ていないのでしたらもうすぐDVDが出ますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

実はこの作品は「ピッチブラック」(2000)の続編なんです。内容は違いますが主人公が同じ。「ピッチブラック」とは真の闇の意味。刑事や護送中の犯人などの乗客を乗せた宇宙定期船が、ある星に不時着。全員の協力で星からの脱出を図るのですが、その星は夜になると…。とっても怖い!しかし面白い!

主人公のリディック役はヴィン・ディーゼルが演じていますが、とにかくカッコイイ~!ダークヒーローが良く似合う♪物語の面白さとキャストの新鮮さで、SFホラーアクションファンの間では大評判の映画でした。

「リディック」はより豪華な作品になっています。なんたって前作が大ヒットしたからね~。V・ディーデルはプロディーサーも努めています。物語を語るのは野暮だからやめますが、見て欲しいのは美術。惑星のセットや宇宙船、武器などの小道具、衣装など、ダークで重厚な美しさ。見とれてしまいます。すみずみまで堪能して欲しいです。そしてPART3を心待ちしています。ねっ、ディーゼルさ~ん!
では、リディックで、どうぞ。
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待ち遠しい、ベスト4

2005-01-16 21:24:57 | DVD
マイ2004年ベスト4になったのは「ロード・オブ・ザ・リング王の帰還」です。昨年のアカデミー賞でノミネートされた11部門、すべてを受賞したまさに3部作の集大成。最終章にふさわしい素晴らしい作品でした。もちろん見ましたよね?

すでにDVDは発売されていますが、待ちに待った「スペシャル・エクステンデッド・エディション」が2月2日に発売です!待ました。前回は限定版にあのゴラムのフィギアが付いたのでそっちを買いました。今回のフィギアは「ミナス・ティリス」ですね。

毎回「スペシャル・エクステンデッド・エディション」を買っていますが、特典ディスクがすごい!「王の帰還」にはなんと約7時間もの内容が収録。ヒェ~でございます。見るのが大変!出たがりやさんの監督、ピージャクこと、ピーター・ジャクソンもあちこちに出ているはず。

しかしこの「ロード・オブ・ザ・リング」3部作は本当に見事な作品でしたね。かつて「指輪物語」を見た時は、何も言えなかったけどようやく映画になった!という感動でいっぱいでした。映画本編も素晴らしいけど、DVDで見るメイキングにはさらに感激します。作り手全員の情熱とこだわりと努力の賜物で、この作品は出来上がったのです。ブラボー!
オスカー11部門は当然でしょう。まさに「ロード・オブ・ザ・キング」ですね。←アカデミー賞でこう呼ばれてました。何回も呼ばれるので…。

とにかく予約もしたし、早く手にしたい!でも全部見れるのはいつのことか…?サイトはLOTR王の帰還で、どうぞ。
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