第17回東京国際映画祭審査員賞受賞作、「ココシリ」(04)。この作品を監督したのは、デビュー作(脚本も)の、前作「ミッシング・ガン」(01)のルー・チューアン。
のどかで住む人は誰もが隣人でもある、小さな山村の警察官が、ある日二日酔いで目覚めた時、あるべき銃がない!必死に探す間に上司に知られ、やがてその銃で殺人事件が発生…というミステリー仕立てのサスペンス映画でした。
なかなか面白そうでしょう?未見の方は、DVDでぜひ!ルー・チューアン監督の最新作が「ココシリ」で、冒頭の賞の他、第41回台湾金馬奨最優秀作品賞/最優秀撮影賞、第25回金鶏奨最優秀劇映画賞、第11回華表奨最優秀劇映画章を受賞!すご過ぎ!まだ、2作目ですもの!
中国の青海省、チベット高原。そこは海抜4700Mもの高地。まさに人類未踏の地。ここに住むカモシカは、最高級の毛織物「シャトーシュ」の材料になるため、大量に密猟する一団が出没。わずか20年の間に、100万頭から1万頭に激減。
映画は密猟者を取り締まる、山岳パトロール隊を描いています。パトロール隊の1人が密猟者に殺害された事件の調査のため、北京からやって来たガイ(チャン・レイ)。ジャーナリストのガイは、カモシカの大量虐殺の実体、密猟者の実体や黒幕、毛皮の密売ルートなど、すべてを暴くつもりでやって来たのです。
しかし、そこは気温零下20℃、空気が薄いための高山病、流砂などの厳しい大自然が待ち構えていました。ガイが書いた記事は大反響を呼び、政府をも動かすものだったのです。その結果、自然保護区管理局が設置され、現在ではカモシカの数も5万頭までに回復。
“ココシリ”は、チベット語で「青い山々」モンゴル語で「美しい娘」を意味します。映画で活動する男たちは、資金も自腹。人手も足りず、武器もない状態で自分たちの自然を守ろうとします。日本に住み、大自然に無関心の私たちは、映画の現実にただただ驚き、ショックを受けるばかりです。だからこそ、見るべきなのです。
のどかで住む人は誰もが隣人でもある、小さな山村の警察官が、ある日二日酔いで目覚めた時、あるべき銃がない!必死に探す間に上司に知られ、やがてその銃で殺人事件が発生…というミステリー仕立てのサスペンス映画でした。
なかなか面白そうでしょう?未見の方は、DVDでぜひ!ルー・チューアン監督の最新作が「ココシリ」で、冒頭の賞の他、第41回台湾金馬奨最優秀作品賞/最優秀撮影賞、第25回金鶏奨最優秀劇映画賞、第11回華表奨最優秀劇映画章を受賞!すご過ぎ!まだ、2作目ですもの!
中国の青海省、チベット高原。そこは海抜4700Mもの高地。まさに人類未踏の地。ここに住むカモシカは、最高級の毛織物「シャトーシュ」の材料になるため、大量に密猟する一団が出没。わずか20年の間に、100万頭から1万頭に激減。
映画は密猟者を取り締まる、山岳パトロール隊を描いています。パトロール隊の1人が密猟者に殺害された事件の調査のため、北京からやって来たガイ(チャン・レイ)。ジャーナリストのガイは、カモシカの大量虐殺の実体、密猟者の実体や黒幕、毛皮の密売ルートなど、すべてを暴くつもりでやって来たのです。
しかし、そこは気温零下20℃、空気が薄いための高山病、流砂などの厳しい大自然が待ち構えていました。ガイが書いた記事は大反響を呼び、政府をも動かすものだったのです。その結果、自然保護区管理局が設置され、現在ではカモシカの数も5万頭までに回復。
“ココシリ”は、チベット語で「青い山々」モンゴル語で「美しい娘」を意味します。映画で活動する男たちは、資金も自腹。人手も足りず、武器もない状態で自分たちの自然を守ろうとします。日本に住み、大自然に無関心の私たちは、映画の現実にただただ驚き、ショックを受けるばかりです。だからこそ、見るべきなのです。