【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

映画 「王妃の紋章」~黄金の一族

2008-04-18 19:04:35 | 映画の香り
   雨こそ降っていませんが、
  どんよりした空で明けました。

   朝の気温は、思ったほど
  低くはありませんでしたが、
  逆に日中は、日射しがない分、
  肌寒ささえ覚える始末。

   でも、これって別に異常気象
  という訳ではないのでしょうね。

   ちゃんと我が国には、
  「木の芽冷え」 という言葉が、ある位ですから。

   そんな中、映画 「王妃の紋章」 を観て来ました。
  今日は、そのつもりなど全然なく、急に思い立ったのです。
  思ったら早速出掛けた方が、いいようですね。

   さて、その映画は・・。
  10世紀の中国、後唐時代を舞台にした、
  まさに、観る人を酔わせる、絢爛(けんらん)豪華な王朝絵巻です。

   それは、金の円柱600本、絹の絨毯1000m、
  蹴散らす黄色い菊の花、300万本という事からも容易に想像出来ます。

   こんな、まばゆいばかりの王家も一歩中に入れば、
  凄まじいばかりの策謀と欲望、愛憎の渦。

   国王 (チョウ・ユンファ) は、かつて愛した人を忘れられず、
  王妃 (コン・リー) は、そんな王を愛せず、継子(長男)の皇太子と不倫の関係に。
  そして皇太子は、皇太子で・・。(最後にどんでん返し)

   その上、王妃は、薬草と称され、トリカブトの入った毒薬を飲まされるのです。
  それを知っていながら、毒薬を飲み続ける王妃。そこには・・。

   王と王妃、3人の皇太子との絡み。
  表面は綺麗に、冷静に取り繕いながら、心の中には様々な感情の交錯。

   身の毛もよだつシーンと、驚愕のクライマックス。
  どれを取っても、“さすが、中国だな・・” と、思わせる桁外れのスケールです。

   この映画を観て、皆さんは、どんな事を感じられるでしょう。
  黄金の光輝くドレスやアクセサリーもいいけれど、
  平凡な幸せが、いかに貴重かという事を教えてくれたような気がします。

   映画 「マリー・アントワネット」 を観た時と、
  同様の気持ちと言ったらいいでしょうか・・。尤も、こちらは、それ以上でしたが・・。


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