out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

夏旅行 裏磐梯 五色沼編

2007年08月26日 12時20分52秒 | travel

 約一時間後、五色沼に到着するとこの天気。 うわぁーい(・∀・)
 ここは五色沼自然探勝路、桧原湖側から入ってすぐの「柳沼」 水の色は普通の湖と同じですが、覆いかぶさるような森がいい。

 裏磐梯と呼ばれるこのエリアは、明治21年(1888年)7月15日に磐梯山が大爆発を起こしたことにより、巨大な土石流で磐梯山北側のいくつかの川がせき止められ、桧原湖、小野川湖をはじめとする大小約300もの湖沼群を形成し、現在に至ります。 
 噴火後約100年の年月が森の緑をよみがえらせ、美しく神秘的な姿を見せていますが、たった一回の噴火で森の地形を変えてしまい、また100年足らずでこの美しい自然を取り戻してしまう、自然の偉大さを感じます。

 五色沼と呼ばれる地域はその湖沼群の中、桧原湖と小野川湖に挟まれる約40の湖沼群のあたりをいいます。
 左の地図のように「五色沼自然探勝路」をトレッキングして、約10個くらいの沼を見て周ることができるそうです。(そうです、と言うのは実際わたしたちは4つくらいしか沼を確認できなかったため(^o^; )

 五色沼と呼ぶのは、実際に5色の違う色の沼がある、と言う意味ではなく、それぞれに違う色、一日の中で時間によって色が違って見える、など、沼の水の色が変化に富んでいるから、という意味のようです。

 全工程一時間半の道のりなので、どちらかの入り口に車を置くと行って帰るのに3時間掛かってしまいます。 なのでわたしたちは1日目に桧原湖側から半分、翌日に小野川湖側から半分を歩き、探勝路を制覇しました。 全工程を歩いてバスで元の場所にもどったり、宿によっては予約して迎えを頼めるところもあるようです。

 探勝路は有名な観光地で多くの観光客が気軽に訪れるため、女性はサンダル履き、ミュールなどで歩いている人もいました。 歩こうと思えば歩けてしまうのですが、せめてスニーカーくらいは履いたほうが安全です。 
 と言いつつわたしも先日のサンダルで歩いてしまったのですが、やはりトレッキングはそれなりの準備をしてゆくべきだ、と思いました。



 柳沼の次に見えてくるのが『青沼』 ご覧のとおり水の色がトルコ石のようなターコイズブルー。 
 こんな色の沼を見たかったのよぉ~(・∀・)

   


   

 青沼を過ぎ、上の写真のようなせせらぎを超えてゆくと下の写真左の『弁天沼』が見えてきます。 これは前のエントリー、トップの写真と同じ沼ですが、青沼より透き通った感じのコバルトブルー。 水中の枯れ木や草が透き通って見える姿、森の木々を映し出す姿は絶景です。 
 右の写真は『みどろ沼』です。 その名のとおり緑のにごったような小さな沼でした。 途中、『るり沼』、『竜沼』には気づかなかったわたしたちです。

 この日はここまでのトレッキングで終了し、宿へと向かいました。

 19日の宿は『ペンション カレワラ』
 翌日20日にカヌーをするにはパック料金でとてもお得だったためこちらに決めました。 もちろんお料理もおいしそうだし、なんといっても巨大天体望遠鏡で星を見せてくれるかもしれない。ワクワク(・∀・)
 カレワラさんのHPはトレッキングガイドも充実していて、利用させていただきました。 トップ、アウトドアから見ることが出来ます。 また、オーナーご夫婦もいい方で、絶景ポイントなども教えていただきました。

 宿に到着すると夕飯までまだ時間があったので、グランデコ方面に向かい小野川湖から夕景を眺めてきました。


   

 夕飯はお魚料理、ステーキディナーの後、このエゴマのケーキ。 「この辺ではエゴマを食べると長生きすると言われているんですよ。」と言われありがたくいただきました。
 そして夕食後はお楽しみのライブ天体ショー。 雲が激しく流れているのが気になりましたが、オーナー「やりましょう!」って。w
 雲でまったく空が見えなくなることもありましたが、時折スカッと晴れた空には今までに見たこともないほどの星の数。 こちらのペンションに泊らなければこの星空にも気づかなかっただろうな。 本当にたくさん星が見えるんです。
 オーナーが説明してくれるとぼんやり見える天の川までわかりました。 今まで見たことなかった(認識できなかった?)んですよね。 
 雲が通過するのに何分も待ったりしましたが、珍しいドーナツ型の消え行く星を見たり、リンゴの芯のような形の星を見たり、とても貴重な体験でした。
 残念ながら雲が多かった為にたくさんは見られませんでしたが、ゆっくり時間が取れるときにはデジカメで星の写真をとらせてくれたりもするみたいです。

 さて、明日はお楽しみのカヌーツーリング&ダッジオーブンでのランチです。 お天気が気になるなぁ。。。

夏旅行 裏磐梯 雄国沼編

2007年08月26日 11時13分24秒 | travel

五色沼 弁天沼より

 8月19日。 今年も娘と夏の旅行に出かけてきました。 目的地は裏磐梯。 神秘的な色を持つ湖と森の緑に憧れて、一路東北道を4時間北上。

 19日は日曜日。 その前の週までお天気のカンカン照りが何日間も続いたというのに、ちょうど18日(土)あたりから曇り空。 娘にはわたしが雨女だからだ、とか言われるし。 確かに昨年も水上で大雨、雷だったんだよね。 けど、夜だけで昼間は上々の天気だった。 大雨で水量が増した為に、利根川でのラフティングは長距離下れてラッキーだったし。 今年だって何とかなるさ、曇りだってこの日照り続きの東京を考えればホッとしてリラックスできるでしょ、と気持ちを上げて出発。w

 何にしてもまずは4時間安全運転で、しかもなるべく早く(ぇ?)裏磐梯に到着しなくちゃ、と若干緊張気味で車を走らせます。 だって、東北道を運転するのは初めてだったから。

 けど、人間やればできるものです。 思ったより気持ちよく猪苗代磐梯高原ICに到着。 たしか7時に出発で11時前には着いたかな。 
 ということで、宿泊地の五色沼方面にむかう前に『雄国沼』によって行きました。 リンク先にもあるように、ニッコウキスゲの時期はそれはそれはきれいな沼なのだそうです。 ニッコウキスゲは咲いていなくても何かきれいな花が咲いているかも、と行ってみたのですが。。。

   

 天気も悪く、荒涼とした、寂しい沼を見ることが出来ました。w
 けれど、人が少なく広々とした中、木道を歩くのはとても気持ちが良かったです。 空気も澄んでいてとても涼しい。 
 上の写真左は雄国沼入り口の「金沢峠」から見た町の景色。 おそらく喜多方市とか会津若松市ではないかと思います。 天気は悪いけれど田んぼの緑がとてもきれい。 
 右の写真は同じく金沢峠の展望台から見た雄国沼の景色。 この水辺の緑の平坦な部分に木道が敷かれており、ぐるっと30分くらいのハイキングができるようになっています。 ニッコウキスゲはないけれど、こんな感じ。

   
   

 木道の休憩場で、買ってきたおにぎりとお茶でお昼ご飯を食べ、まったりしてから五色沼へ向かいました。