out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

朝陽が滝へ女子会へ ~人生そんなに上手く・・・行く日もあるw~ 前編

2014年03月12日 23時54分29秒 | 栃木県奥日光エリア

2014年3月8日(土)

 この日私は朝陽を受けて輝く雪の山々を撮りに湯元に向かっていた。 ピンポイント天気では数日前から朝は晴れマーク、午後は雪。 その予報が前日7日夕方、ほぼ一日晴れマークと小さな雪マークに変わった。 何の疑いも無く晴れることだけしかイメージになかった私は、金曜日夜の授業を終えると3時間ほどの仮眠をとり、午前2時半には家を出て湯元に向かった。 しかし午前5時半に着いた湯元は吹雪。 "Life doesn't always turn out the way you plan."

 そんなことは今までだってよくあった。 だからそんなにがっかりすることじゃないんだけど。 なんかへこんだ。w

 「じゃぁ、どうするよ?」と考えるけど、まったく歩く気持ちなど準備してこなかった自分。 朝陽を撮ったらさっさと家に帰って寝る気でいたのに。。。「とりあえず8時まで仮眠して歩けそうなら歩くかなぁ」と。 せっかくだから寝場所は競争率の高い赤沼茶屋さん。w


 雪は早朝よりおさまり時折陽も射してきたので、腫れぼったい目と重い足を引きずって「小田代くらいは行ってみようか。」と歩きだすけど、大雪の後にさらに降り積もった雪はすでに冬のものとは違い重い。 けど、この極厚ホットケーキみたいな雪と枝に着いた雪を見ていたら「わぁ~。」と楽しくなってきた。w


 「小田代まで歩いたら、きっと庵に行きたくなるだろうなぁ」という気持ちが湧いてきた。 けれど小田代原までの道。 やっぱり雪は重いし、たまにズボッと入って疲れる。 これに午後から雪が降ってトレースを見失ったら遭難だな、と考えるとやっぱり小田代止まり、と思っていた。

    

 トレースを追って「これが今シーズン最後の雪かなぁ」などと思いつつ歩いていると、1002号線に出るシカ柵ゲートがほぼ雪に埋もれていて、柵の上にトレースが。w 
 それまでずっと一人で歩いていたのにここで写真を撮っていたら抜かされた。w 「わたし、やっぱり遅いんだなぁ」と思っていると更にもう一人ソロの男性に抜かれる。

    

 「あれ。 あの青ジャケット。 いやいや、そんなことはない。 けど、倍返しだ!、とか言ってたっけ?」
 雪にスッポリ埋もれた小田代原バス停の東屋。 私はここで上着を一枚脱いで、水分補給。 前を行った御夫婦も休憩中。 しかしソロの男性はそのままスタスタと。 「休まないんだ。 速いなぁ。」とこの辺からどうもこの方がリンゴさんのような気がして。。。

    

 東屋で休んでいた御夫婦も出発し「やっぱりみんな庵に行くんだなぁ」と思うとどうしても自分も行きたくなってきた。 行ってみて疲れてきたら山ブドウのブランコ辺りで帰ってくればいいや、という気持ちで出発。

 そして例の男性。 その後その男性が小休憩や撮影をしていると追いついてしまい、何度かお顔をちらっと拝見すると、どうもリンゴさんの雰囲気とは違う気がしたので、声はかけなかったのでした。 もしその方がリンゴさんなら、そのうち私の後姿がリンゴさんのブログに載るかもねぇ~、とは思っていたけど。w

    

 いつもの男体山スライドふもとを巻いて行く手前あたりから、トレースが自分の思っている所から外れてゆく。 「このまま行ったらお花畑も山ブドウ通らないな。 本流の右岸を行くみたい。 これでいいの?」と思いつつもまったくトレースの無い向こう側へひとりラッセルして行き、さらにラッセルして滝までたどり着く力は絶対にない。
 「4日にツアーがあったはず。」と思うとこのはっきりしたトレースがかえって危ない物にも見えてくる。ww
 けど、トレースをはずれても行けないなら、これをたどってゆこうか、と。 どちらにしろ滝まで行けないかもしれないし、みたいな。ww

    

 奥日光のリトルモンスターなど眺め、小さなアップダウンを繰り返し「そろそろこれを登ったら本流の沢に出るんじゃない?」と振り向くとビンゴ! 

    

 ということは、上流を見ると・・・あった! 見にくいですが、中央奥に碧い氷爆が見えるのですよ。ww
 右写真の右端、この辺が川の左岸なのですが、みごとな雪の急斜面。 2月8日にみんなでツアーに行った日にはスノーシューをはずし、岩の上を渡渉した本流が、まるで見えません。


 右岸側から到着する庵滝。 なんか違う。ww
 2月8日はかなりの大雪でしたが、それでも滝が随分碧く見えました。 けど、今回はなんとなく碧さが薄い気がする。 どういうことなんでしょうねぇ。

    

 再度、この辺が滝つぼ下の渡渉付近と思われます。 雪がたっぷりでしょ。 私より先についていた人々が代わる代わる写真撮影を終え、私もリンゴさん似の男性に写真を撮っていただく。 ここで再び「シェーしたら、反応あるかな?」と思ったりしましたが、その方もシェーしてなかったし。 なのでやはりリンゴさんではない、と思い普通のポーズで。ww

 皆さん滝裏の写真を撮ったりもしていましたが、この頃随分雪が降ってきたせいか気がつくとサァ~とみんな引き挙げてしまいました。 私一人になった庵滝。 じゃ、7D出して少しゆっくり撮りますか。。。と。 続く。ww