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そんな好奇心から衝動的に作りました。

春の山梨 身延山久遠寺の枝垂れ桜

2010年04月06日 00時28分03秒 | travel


 実相寺の神代ザクラを見た後は桜越しに富士山が見られるという大法師公園へ行く予定にしていたのですが、雲が重く垂れこめ時折雨も降る天候。 富士山が見られるわけではないので、遠景はあきらめお寺の中だけでも桜を楽しめそうな身延山久遠寺の枝垂れ桜を見にゆくことにしました。 上の写真は樹齢400年の枝垂れ桜です。

 大法師公園でしたら、中央道を経て中部横断道を増穂インターで降りすぐのところでした。 こちらは米作りをした平林にも近く、ぜひ一度訪ねてみたい所でした。 その増穂インターあたりから桜が満開の大法師公園を横目に見て、「晴れてればなー」とつぶやきながら、一般道に出て富士川沿いをさらに40分くらい。 身延山に到着です。 時間はたっぷりありますから余裕です。

 しかし久遠寺についてはあまり下調べをしていなかったので、到着してややビックリ。 かなりの有名どころでした。 っていうか、実相寺に来ていた団体さんたちが口々に「久遠寺も満開で良かったけど、この木もすごいわねー。」って言ってたし。w

 大型バスでも、乗用車でもどんと来いという体制です。 私の乗用車は河原の駐車場に案内されました。 カメラリュックを担いで、「さてお寺はどこ?」と見回してもどこにもないので、誘導員のお兄さんに訪ねると、「とても遠いので、あそこからシャトルバスを利用してください。往復400円です。」とのこと。 なるほど。 森林保護、渋滞解消にはいいことだよね。 実際、途中に看板がありましたが、シャトルバスを使う前はお寺の駐車場に着くまでに二時間半も待たされることがあったようです。 



 シャトルバスは街中を抜け山を上がり、総門を過ぎたところで到着。 ここまででもあちこちにきれいな枝垂れ桜が見られます。 まさに枝垂れ桜の街なんですね。 バスを降りて山門内商店街を歩いて登ってゆくと、上の写真の三門に到着。 大変立派です。 ここら辺から雨が降り続いてきました。 

 この山門を抜けると、石畳の道の先にすごい階段が現れます。

   


 これがその階段です。 「大したことない」という人、下りの写真も良く見てくださいね。w
 結構急な石段です。 しかも、一段一段が不ぞろいで若干高めな気がします。 しかも雨で濡れています。 ここは慎重に上がるか、と思いましたが、すぐにギブアップして、脇道にそれました。 「女坂」だと思っていましたが、「男坂」だったみたいです。 いずれにしても高低差は同じですから、もうゼーゼー言ってしまいました。 わたくし久遠寺をなめておりました。 けど、一生懸命登ったから御利益あるかな。w



























 御利益はともかく、これだけ見事な枝垂れ桜を見られたので感激です。 枝垂れ桜で有名なことは知っていましたが、境内ほかいたるところに枝垂れ桜が咲いています。 本当にたくさんの数です。 大きな木は樹齢400年ということですが(写真1番目と最後の2本)本当に見ごたえがありました。 
 お天気が良ければお寺周辺の山々も見所がたくさんあるでしょう。 また本堂より先奥ノ院へはロープウェイもあり、身延山山頂からは南アルプス、富士山が一望なのだそうです。 こちらもまたお天気の良い日に是非行ってみたいと思いました。