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そんな好奇心から衝動的に作りました。

イルミネーション撮影

2008年12月27日 00時19分25秒 | 写真試行錯誤
 前回「昭和記念公園」のイルミネーション撮影では、光の調整に苦労しました。 考えてみればものすごく光が固まっていて眩しいほどに光が強いところと、木々に点々と光が散らばっており、見た目には華やかでもあまり光の強さは強くない、そんなところをまとめて一緒に写したのでなんだか明るすぎるところ、暗すぎるところが極端に目立って、気になったような感じでした。

 光量を調節する為にシャッタースピード優先モードで撮ってみたりしたのですが、やっぱりこれはあまり効果的でなかったみたいで。 

 Kiyoさんに光の調整は露出の決定がポイントだ、と教わりもう一度自分でも試してみたくなりました。

 まず、Kiyoさんの「露出の決定」解説はこちらです。 

 ま、こちらを読めば以降の私の記事を読む必要はまったくありません。w 自分のための覚書きです。

 今回私が撮影してきたのは丸の内のイルミネーション「光都東京・LIGHTOPIA」です。 さまざまな場所を会場にイルミネーションの催しがなされているので、あちこちで撮ってきましたが、まずは実験結果から。



露出補正 : 0



露出補正 : + 1/3



露出補正 : + 2/3

EOS Kiss Digital X + EF-S17-85mm f/4-5.6 IS USM F22


 これら写真は全て絞り優先モード、部分測光(明るい光の部分で合わせた)、ISO感度は100、絞り数値は7.1、で撮影されています。

 この場所は日比谷通りを越え日比谷濠と馬場先濠の間の道から馬場先濠を望んで撮影しています。 お堀の縁にイルミネーションがかけられている、という状態です。 
 お堀の上の森は真っ暗ですし、ビルの光もほとんど入れていないので、露出補正0でもカメラの画面では暗く感じたのですが、PCに載せてみるとそれほど暗くはありませんでした。 水面に映る光の量がぜんぜん違うので、おもしろいです。
 実際にお堀にかけられているイルミネーションのキラキラ感は +2/3 ぐらいが華やかで好きですが、水面に映るイルミを見ると +2/3 はしつこい感じがすると思いました。



露出補正 : - 2/3



露出補正 : - 1/3



露出補正 : 0



露出補正 : + 1/3



 ここは和田倉橋です。
 このように並べても、なかなかこれが一番、と決められません。 ただ、一番下の写真は華やかと言うよりも、昼なんだか夜なんだかわからない、と言う感じで、イルミネーションという雰囲気が無いような気がします。

 今回は都内なので電車で行きましたが、三脚はしっかり担いで行きました。 人出はありましたが、ごった返すほどの人ではありませんから、和田倉噴水公園、丸の内仲通り以外は余裕で三脚を立てられました。 クリスマスイブでしたが、平日だったので、それも良かったのかもしれません。

 忘年会前の短い時間でしたが、とても充実した楽しい時間でした。 今日のように北風が吹いたら、まったく撮れなかっただろうなぁ。 
 写真はまだまだありますので、今度は "LIGHTOPIA" をご紹介できる写真を載せたいと思います。