out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

梅干

2008年07月02日 02時27分11秒 | 梅しごと


 調子に乗って梅干も漬けてみました。

 6月22日

 せっかくですから梅干はきれいな梅で漬けたくて、春に流鏑馬を見に行った小田原の、『昇珠園』さんから取り寄せました。 お友達と分けて、初心者の私は1kgです。

 品種は「十郎梅」。種が小さく、果肉が多く柔らかいのが特長です。 昇珠園さんは梅と一緒に梅の分量に合った粗塩も送ってくれるので、助かります。


 この十郎梅は梅の中でもクエン酸がとても豊富で、つまり超すっぱい梅干が出来上がります。

 流鏑馬の時に試食した時は「この酸っぱい梅干は買っても食べきれないな。」と思ったのですが、最近スーパーで買った梅干が、どうもインパクトなくて。 「もう、自分で漬けろっ!」って感じです。



 この容器で漬けました。 手順はいたってシンプル。 「本当にこれで梅干ができるんだろうか?」って感じです。

 
 ちなみに、梅1kgに粗塩は180g、塩分18%ということです。 いたってオーソドックスな梅干です。








 あとは「梅酢が上がってきますように~。」と祈るばかりです。

 漬けている時にはす~ごく甘くていい香りなんですよ。 パクッと食べたくなるくらい。 けど、酸っぱいんだろうなぁ、w






 6月28日

 梅酢が上がってきました。 最初の3~4日はぜんぜんあがらず、「量が少なくて上手くいかないのかも。」と心配でしたが、まずは一安心。

 ここで、天地反しをします。 上の方の梅を下へ、下の方の梅を上に置き換えるわけです。

 十郎梅は皮が薄いので、破れないように気をつけて作業します。



 あぁ~。 きれいですね。 自画自賛。










 天地反しが終わったら、上部に水重石をします。 皮の柔らかい十郎梅にはこの方法が良いそうです。
 水重石は、ビニール袋を二枚重ねにして、内側の袋に水を入れしっかり縛り、梅の上におくものです。 密着度があってよさげです。

 梅の上部まですっかり梅酢で浸かるように、水重石の重さを調整すると良いのですが、私は適当でした。w

 あとは土用干しまでジッと待ちましょう。



梅酒

2008年07月02日 01時47分50秒 | 梅しごと
 6月22日

 うちの梅も、いったん使おうと思うと無駄なく使いたくなり、必死に虫取り網で高いところの実を採ったり、外に出るたび気にして下に落ちたものを拾ったりしていたら、あっという間に計6kgくらいになっていました。

 2kgを梅シロップに使ったので、残り4キロは梅酒にしてみました。 

< 材料:一瓶あたり >
梅 2kg
氷砂糖 たぶん800gくらい
ホワイトリカー 一升と半分くらい?
ビンは5号を使用。← これ、梅2kgには小さかったんだよね。。。orz

なんで、左の梅は浮いてて、右の梅は沈んでいるの???

 で、だれが飲むんだろ???

 この梅酒も、ずいぶん傷の付いた梅を使ったので、濁った梅酒になるかもね。。。


梅シロップ 2本目

2008年07月02日 01時37分02秒 | 梅しごと
 6月20日

 前回作った梅シロップを違う容器に移しました。 氷砂糖はほとんど溶けましたがもう少しおいておいたほうが良い感じでした。 

 実際本日アップしているのは7月2日ですが、このビンのシロップはすっかり飲んでしまいました。 だって、すごくおいしかったのよぉ。(*´д`*)
 冷水、炭酸水で4~5倍に薄めるとちょうど良い感じです。

 ちなみに、前回は分量ほかまったく書かなかったのですが、是非来年も作りたいので、今さらの備忘録。

<材料>
青梅 1kg
氷砂糖 1kg
酢 150cc

梅のヘタをきれいに取り除いてから、フォークや竹串でブツブツ穴をあける。
氷砂糖と交互になるように容器に入れる。
発酵して泡立つのを防ぐ為に酢をいれた。

☆ この分量で、前回の容器約半分。 今回のこの容器に移し替えたら梅が10粒くらい入らなかった。


 前回のシロップをなぜ違う容器に移し変えたかと言うと。 

 前回使った梅は友達からもらったいい梅だったのですが、簡単においしいシロップができてしまったことに気を良くして、うちの梅でも作ってみようかと。

 うちの梅は植えた当初とても小さい実を少ししかつけず、とても食用には使えない、というイメージが強かったのですが、ここ数年だんだん実が大きくなり、数も増えたので、「今年こそ使ってみるか!」と言う気になりました。 

 頂いた梅に比べると、傷はあるし、かさぶたみたいのもあるし、コンクリートに落ちて割れているものもあるのですが、まぁこの辺はご愛嬌。 ホームメイドですから、どれだけのものができるかお楽しみ。

 前回、1㎏で容器半分だったので、今回は全材料2倍で作りました。 容器にピッタリ。 でも、写真はない。w


 6月28日

 8日目の梅シロップということです。 
 最初の梅シロップに比べて、随分黄色く熟した梅も入っています。 梅シロップの作り方にはたいてい青梅を使うように書いてありますので、出来上がりがちょっと心配。

 やはり随分色が濃いです。 けど、心配していたほど濁っている感じはありません。 香りもよいです。 
 本日7月2日現在でもまだ砂糖が随分残っているので、まだ味見はしていません。 どんなもんかなぁ~。

 それにしても、随分上の方に余裕が出てきました。 この8日間、ポツポツと落ちてくる梅を追加で入れたりしました。


☆ 結局、「梅しごと」カテゴリーを作りました。

半夏生

2008年07月02日 00時39分14秒 | weblog


 7月1日は雑節のひとつ、半夏生(はんげしょう)の日でした。

 かつては夏至から数えて11日目とされていましたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっており、例年7月2日ごろになるそうですが、今年は7月1日らしいです。

 農家にとっては大事な節目の日で、田植えの目安であったり、この日までに各種農作業を終え、半夏生の日から5日間は休みとする地方もあるそうです。 急に暑くなったり、大雨がふったりするこの時期に農作業を行う事に対する戒めともなっているようです。

 地方によってはこの時期にタコやサバを食べたりするそうで、うちの近所のスーパーでも鮮魚売り場に「半夏生にはタコ!」の貼り紙がありましたが、ピンと来る人いるのかなぁ。。。

 で、半夏生の名前ですが、ちょうどこの時期「半夏(ハンゲ)」という薬草がはえるころだから、という説があります。 「半夏」とは別名「烏柄杓(カラスビシャク)」とも呼ばれる植物で、漢方薬に使われたりもするそうです。

 また、その「半夏」ではなく、「半夏生・半化粧(ハンゲショウ)」、別名「カタシロクサ」が花をつける頃だから、という説もあるそうです。 

 前置きが長くなりましたが、写真がその「半夏生・半化粧」です。 
 半化粧の名前は花の近くにある上の方の葉だけが白く化粧をしているようなので、そう呼ばれるそうです。
 近年自生株は減少しており、絶滅の恐れがあるそうです。 写真の半夏生はきっと誰かが園芸用のものを植えたのだと思います。

 一年も半分をすぎ、本格的な夏まであとわずかです。 みなさんお体に気をつけ、残り半年元気に過ごしてゆきましょう!!