風致探勝林に指定されれているのは
国有林の中にあり、湖沼、渓谷と一体になって優れた自然美又は、史跡
名勝等と一体となって潤いのある自然景観を構成している森林等であり
自然探勝等の森林内における休養活動に適した地域なのだそうです。
詳しくは中部森林管理局
先週の日曜日、雨がぱらつく中
以前からこの紅葉の時期に行ってみたかった渓谷を訪ねました。
JR中央線野尻駅の西、木曽川に架かる橋を渡り支流に沿って山奥へと道が続いています。
鬱蒼と木々が茂り阿寺川の流れる「阿寺(あてら)渓谷」です。
水の美しい木曽の中でも、この阿寺川は「どんな激しい雨が降っても濁る事が無い」と言われています。
川床の石が白く森が深いためでしょうか、限りなく透明で澄んだエメラルドグリーンをしているのです。
この美しい水の色は「阿寺ブルー」と呼ばれ、新緑そして紅葉の季節には
多くのカメラマンが訪れることでも有名です。
この日も一日雨との予報が出ていたのにも関わらず
大勢の方たちが訪れていらっしゃいました。
水が清らかなために浅瀬のように見えますが
かなりの深さがあるので注意してくださいとの案内板が立っています。
時折、熊が水浴びをしている姿が見かけられる事から
名がついた【熊ヶ淵】
そして、一番の赤を見せてくれたのがここ
【亀ヶ淵】
エメラルドグリーンの水が楓の赤を一層引き立てていました。
立派なカメラをお持ちのカメラマンたちがずらりと並んで
シャッターを切られていました。
生憎のお天気にも関わらず、この色の美しさにはうっとりしてしまいました。
そして、この渓谷を奥へと進むと更に美しい水に出会えます。
静かなキャンプ場の真ん中、森林の岩間に湧き出る清水・・・
江戸時代、山の管理を任された尾張藩の役人の奥方が
毎日この冷水で洗顔していたところ
色白美人になったと話題になったそうな。
もちろん、試しに洗顔してみようとペットボトルに水を持ち帰ったのですが
効果のほどはいかんせん
帰宅途中に喉が渇いて、飲んでしまったのでした。(笑)
こちらも同じく大桑村にある【岩出観音】
江戸中期に建立された長い歴史ある懸崖造りの観音で。
木曽馬の産地であることから馬頭観音が祭られています。
絵馬、筏流しの立派な歴史ある絵が多く保存されているそうです。
京都清水寺に似た崖屋造りに特徴があり
その昔は木曽の清水寺とも呼ばれたそうです。
木曽街道六十九次「伊奈川橋遠景」(渓斎英泉)の図にも(ものすごく小さくですが)描かれています。
すぐ隣に立つこちらの大楓も見事でした。
車ですぐとはいえ、阿寺渓谷の紅葉も初めてなら
岩出観音は全くの初めて
この紅葉の季節とお休みの日、そして予定の入っていない日が重なってでかけられるとなると
中々チャンスが無いものですね。
何年かの想いがやっと叶った日曜日でした。
今度は青空もそれに加えたいものです。
国有林の中にあり、湖沼、渓谷と一体になって優れた自然美又は、史跡
名勝等と一体となって潤いのある自然景観を構成している森林等であり
自然探勝等の森林内における休養活動に適した地域なのだそうです。
詳しくは中部森林管理局
先週の日曜日、雨がぱらつく中
以前からこの紅葉の時期に行ってみたかった渓谷を訪ねました。
JR中央線野尻駅の西、木曽川に架かる橋を渡り支流に沿って山奥へと道が続いています。
鬱蒼と木々が茂り阿寺川の流れる「阿寺(あてら)渓谷」です。
水の美しい木曽の中でも、この阿寺川は「どんな激しい雨が降っても濁る事が無い」と言われています。
川床の石が白く森が深いためでしょうか、限りなく透明で澄んだエメラルドグリーンをしているのです。
この美しい水の色は「阿寺ブルー」と呼ばれ、新緑そして紅葉の季節には
多くのカメラマンが訪れることでも有名です。
この日も一日雨との予報が出ていたのにも関わらず
大勢の方たちが訪れていらっしゃいました。
水が清らかなために浅瀬のように見えますが
かなりの深さがあるので注意してくださいとの案内板が立っています。
時折、熊が水浴びをしている姿が見かけられる事から
名がついた【熊ヶ淵】
そして、一番の赤を見せてくれたのがここ
【亀ヶ淵】
エメラルドグリーンの水が楓の赤を一層引き立てていました。
立派なカメラをお持ちのカメラマンたちがずらりと並んで
シャッターを切られていました。
生憎のお天気にも関わらず、この色の美しさにはうっとりしてしまいました。
そして、この渓谷を奥へと進むと更に美しい水に出会えます。
静かなキャンプ場の真ん中、森林の岩間に湧き出る清水・・・
江戸時代、山の管理を任された尾張藩の役人の奥方が
毎日この冷水で洗顔していたところ
色白美人になったと話題になったそうな。
もちろん、試しに洗顔してみようとペットボトルに水を持ち帰ったのですが
効果のほどはいかんせん
帰宅途中に喉が渇いて、飲んでしまったのでした。(笑)
こちらも同じく大桑村にある【岩出観音】
江戸中期に建立された長い歴史ある懸崖造りの観音で。
木曽馬の産地であることから馬頭観音が祭られています。
絵馬、筏流しの立派な歴史ある絵が多く保存されているそうです。
京都清水寺に似た崖屋造りに特徴があり
その昔は木曽の清水寺とも呼ばれたそうです。
木曽街道六十九次「伊奈川橋遠景」(渓斎英泉)の図にも(ものすごく小さくですが)描かれています。
すぐ隣に立つこちらの大楓も見事でした。
車ですぐとはいえ、阿寺渓谷の紅葉も初めてなら
岩出観音は全くの初めて
この紅葉の季節とお休みの日、そして予定の入っていない日が重なってでかけられるとなると
中々チャンスが無いものですね。
何年かの想いがやっと叶った日曜日でした。
今度は青空もそれに加えたいものです。
もちろん阿寺渓谷も知りません。
美しい水の色!!
亀ヶ淵の写真素晴らしいですね
美顔水…空のペットボトル数本持参すればよかったですね。
いえいえpikyさんはそんな必要はないですね。
素敵な赤を楽しませて頂きました。
実は、私も知らなかったので帰ってから調べました。
国有林の中にはこうした森林レクリエーションのできる場所があるんですね。
カメラマニアの間では、結構知られた場所らしいです。
この日も、カメラの講習会なのか先生らしきかたが指導されている
団体がバスで来ておられました。
この亀ヶ淵では、ずらりと並んだ三脚にびっくりいたしました。
美顔水の話は以前から知っていたのに・・・
皺、シミ、タルミに敏感なお年頃、次回は4リットル入りのペットボトルを持参することにいたします。
自然休養林から風致探勝林まで!
後者はその中でも選りすぐりだと読み解きました。
牛ヶ淵の急流、なんだか口の中に入れたらシュワーと
はじけていきそうです(笑)
2番目の写真、まだ緑の葉っぱもありますが、雨も雰囲気を出してくれるでしょう。
紅と黄と緑のコントラストが素敵です。
>「どんな激しい雨が降っても濁る事が無い」と言われています。
ということは泥が混じらない、石か砂なんでしょうかね?
そうそう川砂って良質だといいますね。
エメラルドグリーンとは龍神様でも住んでいそうですね。
カメラマンは三脚を立てているんですか!
あれ、牛ヶ淵に熊の淵そして亀ヶ淵ですか、名前に親しみが持てますね。
う~ん亀の淵の写真にうっとりしていました。
その下の木立の間から見える紅葉もいいですね!
へっへっへ、美顔水を飲まれたんですか。
きっと、食道や胃腸が美しく変化していることでしょう
懸崖造り・・・清水の舞台みたいなものなんですね。
pinkyさん賢い!
ああ下に木曽の清水寺って書いてありますね。
木曽街道六十九次「伊奈川橋遠景」は下ですか?
http://goo.gl/HSLsEb
岩出観音は左の一番高いところですか、左の緑山の上ですか?(笑)
>大楓も見事でした
大きなものですね。
最後のとなかいみたいな松ぼっくりはpinkyさんの作品ですか?
いい紅葉狩りができました。
噂には聞いておりましたが、大変美しい紅葉でございました。^^
仰る通り、まさに一服の清涼剤のような風景を見ることが出来ました。
次回は谷間にさす陽の光で輝く紅葉を撮ってみたいです。
川の途中には垂直にそそり立つ岩板を流れ落ちる滝がいくつもありました。
川に沿ってゆく間中滝壺に落ちる水の音がずっと聞こえているように感じるほど
水量の多い川です。
ごうごうという音がずっと聞こえてくるのに、水はとても澄んでいるのです。
夏には木曽川にそそぐ直前の流れがいったん緩やかになる場所で
水遊びをする人たちでいっぱいになります。
長く入ってはいられないほど冷たい水ですが、こんなに綺麗な川で遊べるってとても貴重な体験だと思います。
岩出観音は小父さんのリンクを貼って下さった絵のとおり
伊奈川橋から見るのが一番美しいとされているのですが
なんとこの橋が工事中でした。
また橋の工事が完了したら出かけたいと思います。
この絵の向こうが駒ヶ岳なんですよ。
作品とは大げさですが~(笑)
松ぼっくりの近くに落ちていたモミの木の実を飾ってみました。
素敵な赤を見つけられましたね。
美しい赤
上品な赤
見守る赤
可愛い赤
赤がpinnkyさんの笑顔のように感じます。
京都清水寺、本当に似ていますね^^v
なんだか親しみを感じます!^^!
寒いので、風邪をひかれませんように☆
見守る赤・・・そうでした!
可愛い赤・・・そうでした!
色んな赤があるのですよね。
そして、生まれたときはみんな赤だったのですものね。
なんだか元気が出てきました。
ありがとうございます
深い谷を木曽川が流れそれに沿ってに街道が続き
平らな土地が少ないため
こうした崖屋作りが盛んになったと云われています。
今も掛け屋になった三階建ての木造住宅が多くある地域です。
Ranchoさんも、ご自愛くださいますよう